溺れる女たち 〜ミストレス〜
Mistresses

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August 26, 2013
第12話 開かれた扉 When One Door Closes...

監督/Constantine Makris 脚本/Rina Mimoun
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ジェフはレストラン経営に関して、ハリーになんとかしないと
いけない事を語る。一方エリザベスに訴えられていたカレン
だが、弁護士が同伴する証言録取に於いて、私は妻子のある
人を好きになったのが私の罪だが、彼を殺害したのは妻の
エリザベスだろうと語る。一方ジョスはアレックスの友達に
遭う約束の日に上司のオリヴィエと寝ていた事を知って激怒
する。エイプリルは学校までルーシーを迎えに行くが、居なく
なっている事を知ってパニくる

エイプリルはポールが滞在しているタンジェリンホテルに行く
と、ルーシーは何処に居るのかと問う。ここには居ないという
ポールに対して、ミランダが連れ去ったのではないかと疑う。
しかしポールは先ほどフロリダミランダから電話が有った
のでここには居ないとし、一体ルーシーがどうしたのかと
問う。何処にもいないのだとしてエイプリルは涙する。

法廷で審理が開かれるが、カバナフ裁判官は原告側弁護士の
ドミニクに対して、これはグレイ氏の訴えを審理するものだが
争点がないとし、証言録取の記録を見る限り、唯一疑いようの
ない事実として、トーマスが重篤だったということだという。
原告の逸失利益は取るに足らないもので、カレンが彼の臨終
に立ち会ったとする主張は状況証拠でしかないと語る。これ
は根拠のない訴えであり訴えは却下だとする判決が出る。
カレンはナタリーにありがとうとお礼を告げる。

ジェフはサヴィに電話する。
サヴィはハリーからは何も聞いていないので分からないこと
を告げるが、ハリーは全く話を聞いてくれないので君の方から
尋ねて欲しいのだという。レストランを閉めるかどうかという事。

ハリーはジョスの元にいくと、青のパーカーをサヴィの家から
取ってきて欲しいと頼む。しかしジョスは出社するのに時間が
ないのだとし、出社前にアレックスの元に行きたいのだと語る。
ジョスはハリーに対してこの一件をいつまで引きずるつもりなの
かと問うと、あの男(ドミニク)は二度と来ないとし、姉さんの
ベッドで寝ているのは私一人だと語る。

エイプリルとポールは車でルーシーを探し回る中、警察にも
電話でルーシーが居なくなったことを通報しルーシーの画像を
メール送信する。

アレックスの元に駆けつけるジョス。
しかしアレックスは全く取り合おうともしなかった。
本気でもう話さないつもりなのかと問うと、たった一度の過ち
だと告げる。私だって傷ついていることを訴えるが、関係を
壊したのはあなただと語られジョスは言葉を失う。

エイプリルは自宅に戻るがやはりルーシーの姿はなかった。
ベッドで涙しているとポールが室内に入ってくる。大泣き
しているエイプリルにそっと近づくと彼女にハグする。
そんな中警察からルーシーが見つかったとの連絡が入る。
バスに乗ってサンタモニカの埠頭にまで足を運んでいたのだと
いう。警察官が送ってくれるとのことだった。エイプリルは
ポールに電話するのでもう戻ってくれと語る。

カレンはオフィスに戻ると、ジェイコブライラと遭う。
ライラは帰宅前にカレンの無罪を祝おうとしてアルコール
を用意していた。一件落着だというライラ。しかしジェイコブ
は浮かない顔をして約束があるので帰宅するという。
カレンも疲れたので今日は帰宅するとする中で、ライラから
引き留められる。査問委員会ジョシュ・バークからの電話
で先生に会って話したい事があるといっているのだという。

ジェフに遭うサヴィ。ハリーは全く取り合ってくれないのだと
いう。現在店に必要な金は2万5千ドルだという。サヴィは
広報を雇って宣伝すべきではないかと告げる。ジェフはそれを
ボクも提案したがハリーは全く耳を貸さないのだという。決断は
ハリーじゃないといけないとし、飲食業は元々リスクが高い
が、サヴィは金儲けが目的ではなく旦那の人生に投資していた
のだろうと語る。するとサヴィは実は現在ハリーとは不仲で
別居した状況である事を語る。ジェフは知らなかったと告げ、
知っていたら来なかったとしながらも、現在のハリーは途方に
暮れており、救えるのは君だけだと言われる。しかしサヴィは
現在の私には救える立場にない事を告げ、資金調達も他から
するか店を閉めてくれと語る。
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■サヴィの場合
仕事:弁護士
問題:夫・ハリーとの関係、職場のドミニクとの不倫

ハリーとは完全に別居状態。
今回一度もハリーとサヴィが同じフレームに入るというシーン
がなく、もうダメなのかというところに行き着く。
辛うじて繋がっているのは、ハリーとジョスとの関係はまだ
繋がっていること。
サヴィの罪は、ハリーは外国から来た人物で異国の地に
来た彼にとって頼るべきもののない状況の彼がサヴィ以上
に不安を感じているであろうことが伺える。それでも自分の
勝手でジェンザイド社から受け取っている手紙を見ようとも
せず、彼の気持ちを宙ぶらりんのままで、自分ばかりが
前に進もうとしている姿を見ると憤りしか感じない。
ドミニクとのデートを見ると、ホントこの人、何しているんだかって
気がする。


■カレンの場合
仕事:精神科医
問題:亡くなった患者トーマスとの関係、安楽死の問題

同情する気にもなれない彼女のキャラクター。
この人が反論をする度にあなたはどうなのか?と思わず
問いたくなってくる。
エリザベスの件では確かに不条理なことをされて憤り感は
あるのだろうけど、患者と不倫していた上に同僚の医師に
偽証をさせようとしたり、サムと突然寝たりするところなど、
利益の為に寝る女・頭が変としか思えないところが
有った。やましい気持ちが有るからこそ、医師免許の
剥奪の件でもエリザベスの仕業だろうと疑ってかかったの
だろうし、同僚にさえ信用されない精神科医。
本当のところでも患者の尊厳死に関して多少慣用的立場と
して認められはしたけど、殺人罪となってもおかしくはない。
ひとまず半年の免許の停止で済んだようだ。
その間に彼女は何をしていくのか。そして停止期間が
終わった後でも戻るべき場所がないというところも墓穴を
掘っただけって感じ。

■エイプリルの場合
仕事:家具店オーナー
問題:亡くなった夫がミランダと不倫し、子を作っていた。

この女性もなんだか信用出来ないものがあるな。
ポールよ、一体いつまで居るんだよって感じだけど、
子供が居る限りは確かに見捨てられない気持ちは分かる。
ただ一度でも妻子を捨てた人物だし、許せること、許せない
ことがこの世にあるけど、許せないことをしてきた人物な
だけに娘の為という名目でヨリを戻すのはちょっと違和感
は有る。
リチャードとの件は結局ご破算に終わりそう。
なんども可能性を模索したけど、あれだけ心を通わせたと
しても無駄ってことなのね。
この流れは「クライアント・リスト」の主人公周りのエピソ
ードと類似していると書いたけど、クライアント・リスト
の男よりもポールの方が格好良いのである意味では許して
上げたくはなるのかも。ただ二つの家族を持っている限り
では、どちらにせよ傷つくものがいるってことだよね。

■ジョスの場合
仕事:不動産コンサルタント
問題:上司との関係

ジョスと寝ていたオリヴィエは散々ジョスを振り回した挙げ句
フランスに帰ると言い出す。元々軽い気持ちで付き合おうとして
いたのはジョスも同じだろうとしていたけど、オリヴィアは
自分はフランスに戻ることを言ったみたいな嘘をついてまで
弁明していたり、恋人がいるにも関わらず無責任な言葉で
相手をくどく姿が有るなど、流石フランス人って感じだった。
君は感情的になりやすく子供だとしていたけど、あれだけの
事をされれば感情的になるだろうし、寧ろ嘘を付いてまで寝ている
彼は子供処か犯罪的卑劣な男だよと小一時間。
願わくばオリヴィエが不幸になるのをただ願うばかりだね。
アレックスとの関係に於いては、ジョスを追い込んだアレックス
にも問題は有る。友達の関係で居たいジョスの気持ちも
考えずに、自分は恋人でないと居られないみたいな迫り
方をしていたよね。
しかしジョスは仕事を辞めて何をするつもりなのかな。
事務所のことは私は女性もいけるたちみたいなことを語って
いるところが笑えた。

■使用されている曲

・I'm Not Okay by Trent Dabbs
・You Will Never Know Me by Rachel Starshine Robinson
・Connected by Caught A Ghost
・Good to Me by Inara George
・Forge Your Own Chains by Maker


サバンナ・デービス (Alyssa Milano) "サヴィ"、弁護士
カレン・キム (Yunjin Kim) 精神科医
エイプリル・マロイ (Rochelle Aytes) 家具店オーナー
ジョスリン・カーバー (Jes Macallan) "ジョス"、不動産コンサルタント
ハリー・デイビス (Brett Tucker) コック、サヴィの夫
ドミニク・テイラー (Jason George) 弁護士、サヴィが好き
サム・グレイ (Erik Stocklin) トーマスの息子
ルーシー・マロイ (Corinne Massiah) エイプリルの娘
エリザベス・グレイ (Penelope Ann Miller) トーマスの妻
トーマス・グレイ (John Schneider) 資産家、不倫して亡くなる

リチャード・グリエンコ (Cameron Bender) スポーツ記者、エイプリルに好意
ミランダ・ニックルビー (Kate Beahan) 35歳、ポールと恋人だったと
ジェイコブ・ポロック (Matthew Del Negro) カレンの同僚
オリヴィエ・デュボス (Mike Dopud) ジョスの上司

ポール・マロイ (Dondre Whitfield) エイプリルの夫
アンソニー・ニューサム (Gary Dourdan) 保険調査員
アレックス (Shannyn Sossamon) レズビアン
ナタリー・ウェイド (Tehmina Sunny) 弁護士、サムが派遣してくれた
マディ (Madison Moellers) リチャードの娘
ジェフ (J.R. Cacia) ハリーのレストランの経理
イラ (Ashley Newbrough) カレンのアシスタント
カバノー (John Pleshette) 判事
ジョン・バーク (Kevin Mambo) 医師
モーガン (John Haegele) / Cheap Suit
モナ (Kelly Smith) ジョスの同僚
--- (Kathleen Mary Carthy) Officer



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