One Tree Hill (CWネットワーク / シーズン1・2003年) クリエーター／マーク・シュワーン

第5話 消えない想い All That You Can't Leave Behind 
(aka Where I End and You Begin)

脚本／Ann Lewis Hamilton、Mark Schwahn 監督／Duane Clark
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ペイトンの車でひき逃げ事故を起こしたネイサンに、ペイトン
は本性が見えたとして別れを告げる。
ペイトンは夜道、車で信号機の前で止まると、青信号にもかか
わらず進もうとしなかった。

ルーカスは喫茶店でペイトンの描いたイラスト画の書かれた
雑誌を見ているとそこにヘイリーが来る。ルーカスは彼女に
何故ネイサンなんかと一緒に居るんだと激怒し、味方だと思っ
ていたのに酷いと言う。しかしヘイリーはネイサンと取引した
のであり、勉強を教える変わりにルーカスの虐めを辞めてくれ
と言ったのだという。
そんな中、ルーカスは赤信号を急速に進んでいくペイトンの姿
を目撃する。

ペイトンと別れた事をティムに語るネイサンだが、どうせ
いつもの喧嘩であり二、三日すればまた元通りの関係になる
というネイサン。

ルーカスはヘイリーを見かけると自分のために取引してくれた
のに怒ったことを謝罪する。でもチームの事は自分で何とかす
るというルーカス。ネイサンと逢うのは辞められないのか?と
尋ねるが、勉強を教えるのは辞めない事を告げ、約束したの
だと語る。

そんな中、チャリティ親子バスケットボール大会を前にして
地元の新聞記事にスコット家の事が取り上げられる。
ダンによって才能有る二人の息子・ルーカスとネイサンが活躍
している事。それを見て妻のデーブは、ダンが後押しすれば
二人の息子は仲良くするのではないか?と訴えかけるが、ダン
はそれを拒否する。

翌日、ペイトンはチアリーディングの練習をしながら、
ブルックに食って掛かる。
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■相変わらずビッチなダン

この人が未だに学生時代の栄光から抜け出せず、子供達を
不幸にしていることは明らか。
ついにルーカスに対して、お前はスコットを名乗る資格は
無いとまで言いはなった。そろそろダンから巨額の賠償金を
せしめて関係を絶ったらどうか?という感じだね。

■ダンvsキース

兄のキースもダンの傍若無人さに呆れた様子。
スコット家の長男として、ルーカスの事を認めると言った
時はなかなか格好良かった。更にダンに対して、お前はルー
カスや俺のことを恥ずかしいと思っているのだろうが、俺たち
からするとお前を恥じていると言った辺りは気分が良かった。

■ルーカスはスコットを名乗るのを辞めるのか。

なんだかこのドラマ、目の前の事から逃げるなと事ある毎に
訴えかけるけど、向き合うこと以前の事のように思えるな。
ダンは今のところ仕事で成功を収めているけど、少しでも
傾いていけば、彼に付いていく人なんて居るのだろうか?

■ペイトンの悩み

ペイトンの母は7年前に亡くなっていた。
しかも一度の信号無視が原因で、ペイトンの事を迎えに来よう
としていた時に事故ったみたい。父は作業船に乗って何処か
遠くで仕事をしているとかで、一人で生活しているペイトン。
一応ビッチなネイサンでも別れたくはないハズなのに、流石
にこんな人物では嫌だよね。

■コーチの妻・カミラ

今回ペイトンと気持ちを共有していくのがコーチの役割だっ
た。コーチもバスケ部の監督ばかりで、妻の件ではちょっぴり
後悔しているようす。

■ヘイリーの気持ちは?

ヘイリーはネイサンと約束したからと言ってはいるけど、
やっぱり彼のことが好きなんだろうね。約束を理由にしてルー
カスに弁明している感じがするのがちょっと嫌な感じ。
ヘイリーはネイサン、ペイトンはルーカスと、互いに求める
相手がクロスオーバーしてしまっている辺りがなんとも皮肉
だ。

■父は息子を、息子は父を越えられるのか?

ネイサンは余裕なフリして、父さんはボクには勝てないと言
っていたけど、その辺の裏付け的展開が用意されていないと
ころがちょっと説得力に欠けたかも。