One Tree Hill (CWネットワーク / シーズン1・2003年) クリエーター／マーク・シュワーン

第11話 迷い道 The Living Years

脚本／Mark Schwahn 監督／Thomas J. Wright
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家族でカウンセリングを受けるダン、デヴ、ネイサン。
医師から家族のことでどう手に負えないのか?と尋ねられ、二
週間前にネイサンが薬物を使って倒れたことを語る。全ては父親
による過度のプレッシャーた゜と告げると、ダンは妻もずっと
家を空けて子育てをしていなかったと非難。ネイサンに対して
バスケットの事で家族はバラバラになっているのか?と尋ねると
よく分からないと告げる。ダンはこんなカウンセリングを受け
ても無駄だとして出て行ってしまう。
帰りにネイサンの事を奪い合い、どちらの車でネイサンが帰る
か決めさせようという。それを聞いたネイサンはどちらの車にも
乗らず帰宅する。

ブルックとルーカスは、ルーカスが二人でいられる場所として
図書館を選ぶ。W.Somerset Maughamの"人間の絆"をルーカスは
お薦めするが、ブルックは興味が持てず何処かに行こうと告げ
る。ブルックは他人の家の庭のジャグジーを勝手に拝借すると
ここが自分の家だとして、ルーカスと一緒に裸でキスをする。

キースはカレンの店で働くデヴの元に朝食を取りに行く。
キースは家のことで尋ねると、ダンを連れてカウンセリングに
行ってきたことを語る。ダンがカウンセリングに行くなんて
サラダを喰うハンニバル・レクターみたいだなと告げ、今度
俺がネイサンと話してみるとキースは告げる。そこにダンが
来ると、ダンはデヴに今夜息子と食事を取るので言いに来たと
告げる。

ルーカスはペイトンの家に行くと、ドアが開いている事に気が
つき、入り口にあった熊手を手に中に入る。まさか強盗が入り
込んでいるのかと緊迫感が有る中、中にいたのはペイトンの父
のラリー・ソーヤーだった。ペイトンがやってくると、ルーカス
は自分の勘違いだったことを謝罪する。

学校でブルックはペイトンが嬉しそうにしているのが気になる。
ブルックはペイトンに対してルーカスと深い仲になりたい事を
相談する。どうしたら良いのか?と尋ねると、彼女はトラヴィス
のCDを手渡し、このCDの8曲目と11曲目を聞いていると貴方を
思い出すと言えばイチコロだと語る。

ネイサンはヘイリーと会うと、カンウセリングに行ってきた
事を語る。そこでバスケが好きなのかと尋ねられ、自分は答える
事が出来なかったと告げる。これまで二週間バスケの練習を
していないが、その分ヘイリーと居られてとても楽しい生活が
送れている事を語る。バスケを辞めればヘイリーとも色んな事が
出来るとし、今は自分を見つめ直す時期なのかも知れないと
語る。今日から練習が始まるが、参加するかどうか分からない
と告げる。
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■初登場のペイトンの父

以前母親が亡くなり、父親は船の仕事をしているような事を
ちらりと聞いたことがあったけど、ようやく登場する。
母親の死の原因で、一度彼女は車を赤信号で暴走させた事が
有ったよね。
ペイトンが何故漫画を描く中で、その絵が独特の感性をもって
いるのは何故なのか。

結構ごっつそうな父親だったけど、とても優しい人だった。
ルーカスの事を"熊手"青年との印象が付いてしまったね。

■ブルックの悩み

ルーカスとの付き合いに於いて、ブルックは彼と趣味が全く
合わないことに悩む。今まで自分の好きなように過ごしてきた
彼女にとって相手の事を考えて行動を起こすことが無かった
事もあり、どうすべきか戸惑う。
ルーカスにそんな悩みを打ち明けると、趣味・趣向が違うから
こそ楽しいのだと言われ、取りあえず一安心。
ルーカスならばそう簡単にペイトンに走るということも無い
だろうしね。

■スコット家はカウンセラーに通う

カウンセラーを演じているのはAnn Cusack。
キューザック家ってみんな俳優しているので、色んなキューザ
ックがいるけど、一番の出世頭は、5歳くらい年下の弟・ジョン
キューザックかな。姉のジョーン・キューザックも映画俳優と
して活躍。
アン・キューザックは最近見たドラマでは「ロスト・ルーム」
に出演していた。NHKで放送していた「フロム・ジ・アース
-人類、月に立つ-」に出ていたよね。昔スカパーで放送して
いるのを見た。

カウンセラーに通うも効果が有ったのかどうかって感じだけど
最終的に落ち着くところにおちついた感じ。

■ネイサンはバスケを休む中、何を感じるか。

ヘイリーと授業をサボって海岸で楽しそうにお酒を飲む。
ダンにヘイリーが嘔吐するってところが凄かった。
でもネイサンにとっては気分の良い展開だったのかも。

■ネイサンは色んな人と話し合う

キースと話し合ったし、コーチとも話し合った。
バスケットボールが好きなのかという問いかけに、最初は
答えられなかったけれど、やっぱり好きだという結論に達する。
しかし結論として出したのは、バスケはやらない方向に進む
みたいだ。ルーカスに対して全てをお前にやると言ったセリフ
が印象的だったね。

■落ち込むコーチ

ダンはもう少しダメージを受けると思ったけど、どんな選択
をしても大事な息子である事を告げた事で、ダンが急激に
大人になった感じがする。
コーチが最後に頭を抱えていた辺りは、戻ってきてくれると
踏んでいたのだろうけどね。