One Tree Hill
(CWネットワーク / シーズン1・2003年)

クリエーター/マーク・シュワーン

http://wwws.warnerbros.co.jp/oth-dvd/mainsite/
http://www.ntv.co.jp/onetreehill/intro.html





 

Feb. 24, 2004
第15話 全てが変わる瞬間 Suddenly Everything Has Changed

脚本/Mark Schwahn 監督/David Carson
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ルーカスは危機を脱して回復に向かう。
キースのくれた本を探しているとカレンがそれを手渡してくれ
る。ルーカスはキースの事を許さずにいる母に対して、
ダンが
一回まともな事をしたらありがたがり、キースの一回のミスを
許そうとしないなんて不自然
だと指摘する。
そんな中医師のヘイルがやってくると、ルーカスはまた元通り
バスケットが出来るのか?と尋ねる。肩の完治は難しいであろう
事を聞かされる。

デブは息子のネイサンに対して、現在ダンと離婚協議に関して
こじれている事を話、もしかすると醜い争いに発展するかも知
れない事を予め語る。しかし全てはネイサンの為だと強調する。
ネイサンは俺に関係なく、ママは父とは離婚した方が良いと語る。

ルーカスは外出は禁止だとするが、退院して自宅静養となる。
カレンに意識が無い時に見舞いにくれた人の事を聞くと、ペイトンは
一度だけ来てくれた事を知る。そんな中部屋に入ると、ブルック
がルーカスの為にサプライズとして室内を装飾しており、風水
で調べた結果治癒しやすいものだと説明する。ブルックはルー
カスの傍にずっといると告げるが、ルーカスは少し考える時間
が欲しいという。ブルックは当然これだけの事故が起きたのだか
らと考えるが、ルーカスが言った言葉の意味は恋人関係から、
友達の関係に戻りたいとするサインだった。ブルックはそんな
事を一方的に言うのは勝手だとして涙しながら出て行く。

ダンとデヴは弁護士のシンシア立ち会いの下で話合いをする。
ダンはそろそろ自宅に戻りたいと訴えるが、デヴは自分から
出て行ったモノだし、戻る事は許さないと拒否する。しかし
ダンは寝ている時に殺害すると言われ殺意を感じたから出て行
っただけの事だと主張。デヴは言葉の綾だとするが・・・
それでも決して
親権は譲らないとして、ダンが最低の夫だと法廷
で証明する事を告げると、そうなれば
君の過去の全てを洗いざらい
暴露することになると警告
する。

ルーカスはペイトンと公園にいく夢を見る。
ベッドで目覚めると、ヘイリーが傍に居た。ヘイリーはルーカス
に対してペイソンとブルックの件に関してはこれ以上口を挟まない
事を告げる。そんな中ペイトンがやってくる。ペイトンはもう
目覚めないかと思って心配した事を告げると、ルーカスはペイトン
が見舞いに来てくれなかったので、君の気持ちが変わったのかと
思って心配した事を語る。事故の有った日にブルックに全てを
告白しようとしていた矢先に事故の報告を聞いたのだと告げる
ペイトン。
ルーカスは先ほどブルックと別れを告げたこと話すと、今度は
私からルーカスとの関係をブルックに話す番だと語る。しかし
ルーカスは俺の体調が良くなってから話せば良い事を語り、
キスをするのだった。そんな中でペイトンの元にブルックから
電話が鳴るが、ペイトンは出る事が出来なかった。

ルーカスはコートにいると、勝手に家を抜け出した事に激怒する
カレン。カレンはルーカスがペイトンとブルックに対して複雑な
思いをしている事を知る。カレンはブルックはとても軽い女性
だと思っていたが、今回接してとてもルーカスの事を大事に思っ
ている事を知ったという。しかしルーカスは昨日別れた事を語り
それ以上深くは言及しなかった。

ペイトンとヘイリーはショッピングモールにいくと、そこで
ベンチに座って落ち込むブルックと遭遇する。ブルックは何度も
ペイトンに電話した事を告げると、ペイトンは携帯電話の調子が
悪かったせいにする。ブルックはこんな時だからこそルーカスの
力になりたいと思ったのに、別れを告げられ友達関係に戻ろう
と言われた事を告げる。今後どう接したらいいか分からない事を
告げると、ヘイリーは今まで通りに接すれば良い事を告げ、
ただしHの無い関係なだけだと語る。

ヘイリーはネイサンと逢う。
ネイサンはヘイリーの雰囲気が変わった事に気がつく。
ヘイリーはこれから色々と挑戦しようと思うことを告げ、スノ
ーボードをしたり、歌を歌ったりするという。ネイサンはスノボ
は俺が教えるので、今度歌を聴かせてくれと頼む。ネイサンは
ヘイリーが居なければ親との関係に於いてもどうなっていたか
分からない事を告げ、とても助かった事を告げる。しかし現在
両親がケンカしている状況でどうしていいか分からない事を吐露
する。するとヘイリーは自分の権利を主張するだけだとして、
その為の手助けをすると語る。

ルーカスの元に見舞いに来るジーク
仲間たちと金を出し合ってゲーム機とバスケのゲームを買ってきた
事を告げ、今のうちにイメージトレーニングをして置けと語る。
ルーカスは医者から復帰は難しい事を言われたことを語ると、
医者なんて関係ない事を聞かされる。ジークはルーカスに対して
カレンの店でバイトを募集していないか?と尋ねると、母
親に
パイト出来る様話しておくと約束する
のだった。

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カレンがイタリアから帰国するも、ルーカスが交通事故によって
生死をさまよう姿が有る事を知る。なんとか退院できるまでに
回復するが、カレンは自分にとって一番大切なものを預けた
キースが酒を飲んで運転していた事実を知って許せずにいた。

ルーカスとブルックとペイトンの三角関係は相変わらずなので
あんまり言及する事もないのだけど、ブルックも人を好きになる
と性格が変わるものだなという感じ。初回の頃は相当軽い感じの
チアリーダー役だったよね。

ルーカスの為なら命捧げますとばかりのブルックが別れを切り出
されて、その理由もわからずモヤモヤしているところで、
ペイトンとルーカスが逢っている事実を知ったからには流石に
辛い。両親との関係も上手く行っていない役柄なので、恋人と
親友の二人とも離れてしまうと、ブルックが落ちていくであろう
姿が目に浮かぶ。
許せないだろうけど、ペイトンなりの言い分なり決断も聞いて
あげて欲しいという感じだったね。

ダンとデブの親権を巡る争いも凄い。
ダンの様な男に弱みを握られるとホント大変だな。
ダンもデブも共に息子の為だという事は分からないでも無いけど、
それを理由にして欲しくはないとするネイサンの気持ちもわかる。
しかしデブは一体何をしたのだろうか。
親権争いに関しては、今まで散々デブは仕事で家を空けていた訳
だし、過去の件が無くても親権を取るのは難しそう。

またカレンとキースの関係も微妙だ。
カレンの気持ちが分からないでも無いけど、これは素直に許して
挙げて欲しい。
ルーカス自身が許しているのだから、もう少し聞く耳を持って
接して欲しいね。これまでの時間、キースという人物をカレンは
接してきてよく知っているのだから一瞬のミスだけで判断しない
で欲しい気がする。

ルーカスとカレンが言い争う姿がとても印象的だった。
真剣に思ってくれている人に対するそれぞれの対応は、どちらも
反省すべきものがあるような気がする。
カレンにとってはイタリアでの6週間は彼女の人生感を変えるに
値するだけのものがあって、ルーカスは事故を言い訳にして
キースや自分の事が重荷に感じているのではないかと感じている
節も有るし、キースが懸念しているように、カレンの心変わりは
実際に存在していそうだね。

ジークがジェニーを連れて店にきたけど、クレジットには無いな。
学生時代に子供を産んだカレンはジークの力になってくれそうで
頼もしい。でも逆にキースが店を売る事になった現実が辛いね。

■使用されている曲

・Arcoの"Alien"
・Belle & Sebastianの"If She Wants Me"
・Ben Jelenの"Come On"
・Butterfly Boucherの"I Can't Make Me"
・The Luxury Linersの"Dreaming"
・Tom Andersonの"Lucky Man"
・Judeの"Need You Here"

ルーカス・スコット (Chad Michael Murray) カレンの息子
ネイサン・スコット (James Lafferty) バスケの選手・エース
ペイトン・ソーヤー (Hilarie Burton) チアリーダー
ヘイリー・ジェームズ (Bethany Joy Galeotti) ルーカス友達
ブルック・デーヴィス (Sophia Bush) チアリーダー部のキャプテン
ダン・スコット (Paul Johansson) バスケ命、カーディーラー
キース・スコット (Craig Sheffer) ダンの弟、修理工
カレン・ロー (Moira Kelly) カレンズカフェ経営
ホワイティ・ダーラム (Barry Corbin) コーチ
デーヴ・スコット (Barbara Alyn Woods) ネイサンの母

ティム・スミス (Brett Claywell) バスケ
ジミー・エドワーズ (Colin Fickes) 実況・めがね
ジェイク・ジャギルスキー (Bryan Greenberg) バスケ
ジャンク・モレッティ (Cullen Moss) バスケ
マウス・マクファデン (Lee Norris) 実況・ルーカスの友達
スキルス (Antwon Tanner) ルーカスの親友・ルーカスの友達

ラリー・ソーヤー (Thomas Ian Griffith) ペイトンの父
メイ・スコット (Tess Harper) ダンの母
ロイヤル・スコット (Gerald McRaney) ダンの父

ヘイル (Dorothy Recasner Brown) 医者
ライアン (Andrew Masset) 医者
アダム (Greg Thompson) 医者
キャリー (Paula Trickey) ダンの近づく女性
エイミー・クイン (Angie Fox) 病院の保険課
--- (Michael Harding) 警察官
モリー (Meredith Sause)
シンシア・プライス (Joan Severance) デブの代理人
ファーギー・トンプソン (Vaughn Wilson)
ロレイン (Jennifer Massey)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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