One Tree Hill (CWネットワーク / シーズン1・2003年) クリエーター／マーク・シュワーン http://wwws.warnerbros.co.jp/oth-dvd/mainsite/ http://www.ntv.co.jp/onetreehill/intro.html

6 Apr. 2004
第17話 譲れないチア対決 Spirit in the Night

脚本／Mark Schwahn 監督／Duane Clark
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ルーカスはヘイリーに週末の試合に一緒に行ってくれと頼む。
その日はダーラムコーチの500勝のかかったバスケの試合の日で
有り、未だトゥリー・ヒル高校のバスケ部としては年間を通して
負け無しの状態だった。ネイサンはヘイリーの元にやってくる
と、家を出てモーテルを借りた事を報告。

一方バスケ部の試合と同じくして、バスケ部の試合の前日には
チアリーディング部"トゥリー・ヒルレイブン"の大会でも
有った。チアリーダーのブルックは所属している部員たちに
対して厳しく指導して回る。テレサに対して姿勢が悪いと指摘
し、ディガに対して息が臭いという。毎年クレアが居るベア
クリークウォリアーズに負けている事を指摘し、今年こそは
勝とうと告げる。テレサはチアは楽しいものではないのか?と
して、厳しく指導に当たるブルックに文句をいう。優勝すれば
もっと楽しいものになると反論するブルックに対して、ペイトン
は私たちの関係が上手く行っていないからと言って他で当たるの
は辞めて欲しいと告げる。ブルックはそんな意図は無く、自分が
嫌われ者になってでも実力向上のために努力しているのだと語る。
ブルックはマウスに対して敵のチアをスパイしてきて欲しいと
頼む。

コーチはルーカスに肩の具合を聞く。
まだ試合に出るのは難しい事を告げ、それでも出来る事をして
いくと約束する。するとコーチから特訓して欲しい生徒が居る
として、ネイサンを呼び出し、ルーカスに指導する様告げる。
ルーカスはスペースを作って得点を決めるのが上手い選手であり
一緒に練習してくれと頼む。ネイサンは必要無いと突っぱねるが・・

デヴはカレンの店で働く中、息子が過去の事実を知って親権を
父親側に移してしまった事を語る。カレンは今はショックを
受けて混乱しているだけであり、いつか必ず許してくれるはず
だという。そんな中キースがやってきて、仕事が忙しいので
コーヒーをテイクアウトしていく。そんなキースにカレンは
ディナーに誘うと、彼は快く了承する。

保護者の一人アリスが突然店にやってくると、週末の遠征にお目付役
として同行してくれる事になっていたジョディ・ジョンソンが
いけなくなったのでお目付役を捜しているとやってくる。
デヴは弁護士と逢うので無理だとすると、カレンが行く事に
なる。

一方キースの店には新しい工作機器が導入されていく。
ダンの部下のマットが現場を取り仕切り、ダン・スコットサー
ビスセンターとして新しく出発する。その為作業着には新しい
ツナギを着る決まりになっていた。キースはダンに色々と不満を
述べるが、俺は兄の大切な店を守りたいだけだと体の良い言葉
を投げかける。

ルーカスとネイサンは練習場に一緒に来ていた。
しかし何で一緒に練習しなければいけないのかと文句を言う
ネイサン。ルーカスはフェイダウェイシュートのコツを教え、
今度の試合ではダンクシュートは使わない方が良いと語るが
ネイサンは教わるまでもなくこなしてみせると告げる。

翌日チアリーディング部とバスケ部は一緒のバスで試合会場
へと向かう。チア部の荷物が多くて載せられない事をダーナム
は指摘する中で、ネイサンは自分たちは自分の車で向かうと
告げる。ネイサンはヘイリーに一緒に車で行こうと告げるが、
ヘイリーはルーカスと一緒に行く約束をしたのだとして、断ろう
とするが結局ネイサンと同情する事になる。
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大きな敵を目の前にして、小さな問題事を忘れて協力していくと
いう展開だった。
という事で、チア部の意地を賭けた闘いの中で、一時休戦して
ブルックとペイトンは共通の敵であるクレア率いるチア部と
戦う。

今更ながらブルックってチアリーダーだったのねとか、ペイトン
のチアリーディングの姿って印象・性格から全然合わない所が
有るなという感じがする。そして逆にヘイリーこそチアが似合って
いる所が有るのに、それを行っていないという所もまた不思議。

ペイトンの場合、元はネイサンと付き合っていたので仕方が
無い部分も有るけど、今ではブルックと一緒にいる事が第一と
なっているのだろうか。

興味深いのはキースの行方だ。
カレンとのスレ違いがなんとも言えなかったけど、逆に言えば
運命は二人を引き離したがっている様にも感じる。
キースがダンの決別していく中で、カレンとの関係が気になって
いくところだけど、肝心のカレンはペイトンの父・ラリーと
緊密になりそうな雰囲気があるのだから皮肉である。
そんな二人の事を見守るペイトンとルーカスにこそ、複雑なもの
が有るのだろうね。

今回はバスケ部の面々も多く出て来た。
ティムとジェイクの違いがよくわからなかったけど、ジェイク
が子持ちで、ティムはパーティー好きの男って感じ。
試合前にストリップに行くというアイディア自体が凄いし、
見つかったらただごとでは済まされないのではないかと思う
けど、飲酒している所を見つけても、二日酔いで試合に挑んでも
音沙汰無しって所がある意味凄いぞ。
ジェイクはニッキーが戻ってきた事で頭を抱えていたけど、
ルーカスとニッキーの繋がりに関しては、今回は彼に伝わらなか
った。

またホテルでの部屋割り。
ダーナムのSっ毛が出て、ルーカスとネイサンを同部屋に、
ペイトンとブルックを同部屋にしていた。
アメリカ人はベッドでしか眠れないのかも知れないけど、試合
などには大部屋などを借りてしまえば良いのにね。
ペイトンの部屋が中でジェイクの部屋と繋がっている事を知り
ペイトンがブルックに寝ている間に枕で窒息死させられずに済み
そうだと漏らしてみたり、ブルックが大会で負けた際には
ホースと車で自殺すると語ってみたり、かなり自虐的なセリフが
多いなという感じだった。

しかし最近のルーカスは好きになれない。
ヘイリーのチア服を見て馬鹿な格好をしていると非難する辺り
ルーカスの嫉妬心だと思うと許せなくもないけど、やっぱり
なんかおかしくなっているね。


■使用されている曲

・Viva Voceの"One In Every Crowd"
・James William Hindleの"Shadow Casts A Lie"
・Paul Trudeauの"Looking For A Reason"
・Midnight to Twelveの"Slam"
・Junior Seniorの"Good Girl, Bad Boy"
・Carl Douglasの"Kung Fu Fighting"
・John Ondrasikの"100 Years"
・Fountains of Wayneの"All Kinds of Time"