One Tree Hill (CWネットワーク / シーズン1・2003年) クリエーター／マーク・シュワーン http://wwws.warnerbros.co.jp/oth-dvd/mainsite/ http://www.ntv.co.jp/onetreehill/intro.html

4 May 2004
第21話 それぞれの決意 The Leaving Song

脚本／ Mark Schwahn 監督／David Carson
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ブルックはヘイリーが主催した身内だけのパーティーにニッキ
を連れて来た事で、ペイトンと取っ組み合いのケンカになる。
そこでニッキはルーカスと一夜限りの関係になった事を暴露し
ルーカスの信用は地に落ちる。
パーティーを主催していたとされたネイサンは警察に捕まるが
ダンが引き取りに行く。そこでダンはネイサンを強引に家に
連れ戻そうとするが、ルーカスはそれを止める。そんな中、
ダンはカレンとの間に当時何が有ったのかを聞いて見ろと言わ
れ疑問が芽生えていく。

朝6時、ルーカスの元にネイサンがやってくる。
来週からプレイオフが有るので確実に勝利するためにもルーカス
には復帰して欲しいとして、ランニングに誘う。ネイサンはルー
カスがダンにビシっと言ってくれたことで二人の距離は縮まって
いた。ルーカスはあの時ダンが言った言葉が気になっている事を
告げると、単に惑わそうとしているだけだろうと言われる。

ペイトンは思わずウェブカメラをONにしたまま着替えをしている
事に気がつく中、父・ラリーが部屋にやってくる。ラリーは
ペイトンに対して、ルーカスの母・カレンと付き合っても良いか
と許可を求める。週末から6日間、フロリダのキーズに行く
事になっていると告げる。ペイトンは父に対して嫌だと言ったら
辞めるのか?と意地悪を告げ、ご自由にしてくれと語る。

ルーカスはカレンの元に行くとダンから言われた事を話す。
カレンは突然私は生まれてから貴方のことだけを考えてきた
と告げ、ダンは生まれた後暫くして子育てに加わりたいと言って
来たのだと語る。共同で親権を持ちたいと言われたこと。
しかし信用出来なかったので断ったという。当時デヴの事も
妊娠させていたし、親権裁判を起こそうとしている中で弁護士
から裁判では勝てないと言われた事で、その様に話を持ちかけて
来たのだと語る。しかしルーカスは今まで言われて来た事と
違うとしてカレンを不審に感じる。

ルーカスはペイトンに相談に行くが、ニッキが居るでしょと
言われ嫌みを言われる。ルーカスが最低な男だとは知らなかった
として、ペイトンとブルックは突然仲が元通りになる。
今日久しぶりにショッピングモールに行こうと二人は約束する。

バスケの練習。ダーラムからは来週からプレーオフだが、その
前に自分は目の手術なのでプレーオフの一試合目は見られない
という。しかしあくまで自分が見たいのは州大会での優勝だと
告げ、一回戦は問題ないだろうとみんなに告げる。仮のコーチ
としてマッカラムが来る事になるだろうという。ルーカスは
ネイサンに誰なのか?と尋ねると二軍レベルのコーチだという。

キースの元にルーカスがやってくる。
ルーカスはダンの事について聞きたいと語る。
ルーカスはダンが当時親権を持ちたいと言っていたのか?と尋ね
るがキースはそれを否定する。しかしルーカスはカレンもダンが
そのような提案をした事を告げる。キースはそんな事とは知らな
かったとして少なからずショックを受ける。母親が親権を断ら
なければ今の状況とは変わっていたのか?と問うと確かにダン
は嫌なヤツだが、馬鹿な選択をしてドツボにハマっただけだろう
という。あいつは馬鹿な選択ばかりしかしなかったのだという。

ヘイリーはネイサンの家で勉強をしていた。
高速回線の為にもケーブルモデムが必要だというヘイリー。
ネイサンはバイトのシフトを増やす事を告げる。オヤジを
へこますためには記録を塗り替える事だと告げる。

ダンはダーラムコーチの元へ。
コーチが初戦だけ手術でコーチが出来ないと知ると、ダンは
代理のコーチを俺にしてくれと頼む。チームの事はダーラム
と同じくらい知っているつもりだという。しかしダーラムは
ダンによってチームをかき回されたくないとして、コーチを
したいのであれば俺が死んでからだとして、決して認めようとは
しなかった。
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ルーカスは突然敵だと思っていたダンから意味深な言葉を
聞かされ、その意味を母親のカレンから聞き出す。すると、ダン
はルーカスを妊娠した際には堕ろすよう話していたモノの、
出産した後暫くして、自分もルーカスの親権を共同で持ちたい
と言っていた事が判明する。
自分の存在を全否定されていたと思っていたルーカスにとって
は、母親の嘘が予想以上にダンに対する憎しみの炎をたぎらせて
いた事を知り、ダンがどんな人物だったのかを知りたくなって
いく。

自分の子供をあやしているとはいえ、ニッキがあまりに怖かった。
ジェイクも逃げる必要は無いと思うのだけど、親権争いになった
ら、捨てて逃げた母親でも勝利してしまうものなのだろうか?

ペイトンのミスには見えなかったけど、ペイトンもブルックと
以前のような関係に戻りガールズトークに花を咲かせた結果、
ジェニーを奪われてしまった感じだけど、取られた事に気がつ
かなかったという所は、落ち度になってしまうのかな。

一方カレンのついていた嘘は想像以上に大きいモノだった。
人の人生を狂わせたとまでは行かないかもしれないけど、
その嘘が長年何人かの人間の心を縛り付けていたというのは
言うまでもない。
ダンも自分からは親権を求めたことを言わなかったのは、元々
そういう性格なのか、それとも堕ろせと言った手前言えなかった
のか。

ヘイリーとネイサンのエピソードは可愛い悩みだなと思っていた
けど、流石にネイサンがペイトンの画像を持って居たという辺り
はちょっぴりこの先厳しいモノが有るか。

商売女、インターネットのポルノ画像だけならばまだしも、
元彼女の事をずっと見ていた証拠にもなるし、他意はないと
するのもちょっと苦しい感じがする。

キースはカレンに対して気持ちが届かないのは切ないけれどどう
しようもない。ただカレンの嘘によってずっと弟との確執が
続いていたとするならば、ちょっぴり厳しい感じがするね。
カレンにはルーカスが居るが、俺には誰も居ないとするも、
ルーカスは何故かキースと付いていくと言い出すし、ジェイク
もトリーヒルから逃げ出したし、一体どういうシーズン最終話を
迎えるのか。


■使用されている曲

・Chronic Futureの"Time And Time Again"
・Evan and Jaronの"Through The Blue"
・Gigolo Auntsの"Once In Awhile"
・Matthew Ryanの"I Can't Steal You"
・Satchelの"Suffering"
・Sea Rayの"Revelry"
・The Blackoutsの"No Tomorrow"
・The Blackoutsの"I Have Found Mine"
・VASTの"Don't Take Your Love Away"
・VASTの"Thrown Away"