One Tree Hill
(CWネットワーク / シーズン2・2004年-2005年)

クリエーター/マーク・シュワーン

http://wwws.warnerbros.co.jp/oth-dvd/mainsite/
http://www.ntv.co.jp/onetreehill/intro.html




Sep. 28, 2004
第2話 ウェディング・パーティー The Truth Doesn't Make A Noise

脚本/Mark B. Perry 監督/Billy Dickson
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ダンが倒れたことを知ってトゥリーヒルを出てチャールストン
に旅立ったルーカスは僅か数日でトゥリーヒルに戻ることに
なる。
ルーカスは野外のバスケコートに寝そべり音楽を聴きながら、
T.Mホワイトの言葉を思い浮かべていた。
「我々は深く考えず真心を送っていること。それもこちらの
ことをあまり考えてくれない相手に・・・」


デブはダンが意識を取り戻したことに関して、医師から説明
を受ける。
一度心停止を経験した患者は性格がガラリと変わる
人が居る
のだと。とりあえずダンには安静が必要だという。

ルーカスの元にネイサンがやってくる。
ネイサンはルーカスが街に戻っていることを知って、聞きたい
質問が3つ有るという。

1) 髪の毛をどうしたのか?
2) 何故戻ったのか?
3) 戻ったのはやっぱり俺たちが兄弟だという事を認めたくない
からなのか。


逆にネイサンに対してもダンの容体の事を尋ねると、何とか
生きているのだと語る。今頃ヘイリーと結婚した事を知って
激怒している頃じゃないかというと、ルーカスはネイサンの
家でも結婚で揉めているのかと呟く。

一方ネイサンがヘイリーと結婚した事を受けて、ブルックとペイ
トンは語り合う。ブルックはヘイリー(カテキョ:家庭教師)が
妊娠したので出来ちゃった結婚だろうという。
そんな中、ブルックはペイトンから今流行の音楽を尋ねたかと
思うと突然インターネットで何か入力しているのを目にする。
ブルックはペイトンのプロフィールを
"ナンパ.com"に掲載して
いるのだとし、相手を捜しているのだという。ペイトンは今は
男のことなど考えたくないとし、今は日常を大事にしたいのだと
いう。ブルックはジェイクにメールしているじゃないのとつげる
が、返信はまだ戻って来ていないのだという。
そんな中、二人は昨夜、海岸にいた際に、ルーカスから話がある
と言われた事に関して、どんな用事なのかを気にする。

ペイトンとブルックはルーカスに呼び出された場所にいくと、
そこは何も使われていない店舗だった。
ルーカスは二人に対してまた友達に戻れないか?と告げ、ネイサン
とヘイリーが結婚したのにまだ誰も祝っていない事を告げ、
なんとか
三人でパーティーを開いて祝福したいのだと語る。
その為にはパーティープランナーのブルック、音楽プランナー
のペイトンの協力が必要と訴える。
更にルーカスはペイトンの家に置いた手紙について説明しよう
とするが、ペイトンはわざとらしい咳をして話を遮り、その話
を避けようとする。とりあえずパーティーを開くために三人は
結束することを告げる。

デブはダンの元にいく。
デブはキースと体の関係をもった事に弁明しようとするが、
ダンは怒っていない事を告げ、ああなった事にも訳があるのだろ
うという。とりあえず万が一のことがある前に離婚の書類に
サインするので書類を持って来て欲しいというダン。

ルーカスは学校に行くと、ヘイリーが近づいてくる。
ヘイリーはルーカスの事をビル(BIL)と呼ぶと、僅か数日トゥリー
ヒルを出ただけで名前を忘れたのか?と突っ込む。
BILとは
brothers-in-law(義理の兄妹)という意味
だとし、ルーカスと
ネイサンが兄弟なのだから、ネイサンと結婚した私は義理の妹
になるのだという。ルーカスは二人が結婚したことに関して
驚いているが祝福している事を語る。

ブルックはわざと教科書を落とすとペイトンに拾ってもらう。
その瞬間を見計らい、彼女のお尻の写真を撮る。出会い系サイト
に掲載する為のものだった。
ネイサンとヘイリーが一緒にブルックらの前に現れると、
トゥリーヒルのブリトニースピアーズだとし、あなたたち出来
ちゃった婚なのでしょと告げる。

ヘイリーはデブの実家にいくと、ダンの見舞いの花を持って
いく。デブは二人の結婚に対して、息子の人生を台無しにする
女を祝うつもりはないときっぱりと語る。

ブルックはネットに接続するとペイトン宛に53人の男性から
逢いたがっている事を告げる。ブルックはペイトンのスコアを
上げる事でより良い条件の男性が集まるとして、スコアのこと
を気にしていた。
ブルックはペイトンに対して、ルーカスからの手紙のことに
ついてぶっちゃけどう思っているかを尋ねるが、まるで気にして
いない素振りを見せる。

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ルーカスはチャールストンから戻る事を決意し、ヘイリーと
ネイサンの結婚を祝うためのパーティーを開こうと考える。
パーティーを開くためにはペイトンとブルックの協力は欠かせ
ないと考えて、二人に接触して、また元通りの友達関係になれ
ないかと告げる。

前回の感想の中でデブのヘイリーに対する態度に驚いたことを
書いたけど、普通の親ならばデブの態度はごく当たり前という
感じなのかなと今更ながら感じるところも有った。
親の視線で見るか子供の視線で見るかによってこの判断は分かれ
そうな気がする。特にデブの場合、学生時代のダンを巡る三角
関係で相当痛い目に有っている事も有って、容易に受け入れられ
ない事も理解出来る。

ルーカスが街に戻ってきて、如何に愛されているのかを描いた
感じ。シーズン1が始まる頃には、ストリートチームと
ネイサン率いる正統派バスケチームの間に蟠りが有ったけど、
今回スキルスとかファーギー辺りがネイサンのパーティーに
来たと言うことは、その辺の問題も解決したというところなのか
な。

ダンは本当に性格が変わったのか。
変わったと思わせて人はそう簡単に変わるハズもないことを
描いて行きそうだけど、少なくともキースに対する態度には
多少なりとも変わったものが有るのかも。家族というものを改め
て考えられるようになったのか。
ダンの会社をキースがとりあえず復帰するまで担当することに
なったけど、修理工場をまた経営していくのかと思えば、
車の販売会社自体を引き継いでいくのね。
背広姿のキースはあまり印象に無いけど、これからビジネス
マンとして行動を起こしていくのか。

ヘイリーはデブから酷い事を言われて実家に戻る。
その行動がヘイリーの両親にはあまり娘のためにはならないと
考えた様で、家を売ってトレーラーハウスを購入して出て行く
様子。両親ならばいつでも戻れる居場所を作っておいてほしい
所だけど、ヘイリーの両親って先進的な思考の持ち主なのか、
楽天的のことなのかホントよく分からない。ただ最後に父親が
ヘイリーにはなむけの言葉として、語る言葉はそれなりに心に
響くモノが有った。本物の恋をするのに何歳からならば認め
られるのか。結局二人が決めたことなので、後悔するも幸せ
だとするのも言い訳できないことなので、自分の人生を自覚
していきる為には応援したいところ。
また最後はルーカスからの言葉として、これまでの二人が
いがみ合っていた事を告げ、偏見の目で互いを見ていたことを
語り、そんな色眼鏡で見なかったヘイリーが選んだ相手だと
して二人の事を祝福していた。

ダーラムは結局手術せず。
今後はどうなるか分からないけど、キースの相談役として、
手術することになって初めて色んな事が見えてくるという事で
後悔する前に弟のダンに逢う事をアドバイスしていた。

驚くべきはダンがルーカスに逢いたがっているという事実。
みんながみんなダンと接するならば気をつける様アドバイス
していたけど、ダンはそれだけの事をしてきたからね。
これからは案外ネイサンを諦めてルーカスに期待していったり
するのだろうか?

パーティーは良く出来ていた。
デブ、カレン、ダーラムたちが来ていたけど、流石に若者が
騒ぐ中で居づらそうだった。

ブルックがペイトンに対してやたらと男を作らせようとする
行動も気になる。自分の事は二の次?ペイトンに彼が出来たら
ルーカスを奪う作戦とか?
ブルックはヘイリーに赤ちゃんが出来たハズだと良い触れ回っ
ているし、ペイトンの件でもそうだけどちょっとお騒がせ過ぎる
という感じだな。

因みにエレベーターに綴じ込まれたら誰と一緒にエレベーターで
関係を持ちたいのかという話しに置いて、ペイトンは、ジャック・ブラック
だと語っていた。

■使用されている曲

・Cobalt Party Revolutionの"Hip Hop Don't Stop"
Coby Brownの"The Distance"
・Erica C.の"Mirror"

・Junkの"Life Is Good"
・Keaneの"Everybody's Changing"
・LL Cool Jの"Headsprung"
・Louqueの"Art"
・Modest Mouseの"Float On"
・The Badgeの"Watching Rainbows"
・The Perishersの"My Heart"
・Toby Lightmanの"Real Love"
・Tom Freundの"Copper Moon"

ルーカス・スコット (Chad Michael Murray) カレンの息子
ネイサン・スコット (James Lafferty) バスケの選手・エース
ペイトン・ソーヤー (Hilarie Burton) チアリーダー
ヘイリー・ジェームズ (Bethany Joy Galeotti) ルーカス友達
ブルック・デーヴィス (Sophia Bush) チアリーダー部のキャプテン
ダン・スコット (Paul Johansson) バスケ命、カーディーラー
キース・スコット (Craig Sheffer) ダンの弟、修理工
カレン・ロー (Moira Kelly) カレンズカフェ経営
ホワイティ・ダーラム (Barry Corbin) コーチ
デーヴ・スコット (Barbara Alyn Woods) ネイサンの母

ティム・スミス (Brett Claywell) バスケ
ジミー・エドワーズ (Colin Fickes) 実況・めがね
ジェイク・ジャギルスキー (Bryan Greenberg) バスケ
ジャンク・モレッティ (Cullen Moss) バスケ
マウス・マクファデン (Lee Norris) 実況・ルーカスの友達
スキルス (Antwon Tanner) ルーカスの親友・ルーカスの友達

ラリー・ソーヤー (Thomas Ian Griffith) ペイトンの父
メイ・スコット (Tess Harper) ダンの母
ロイヤル・スコット (Gerald McRaney) ダンの父
ニッキー (Emmanuelle Vaugier) ジェイクの元恋人

リディア・ジェームズ (Bess Armstrong) ヘイリーの母
ジミー・ジェームズ (Huey Lewis) ヘイリーの父
--- (Wayne Adams) Amazingly Cute Guy
--- (Brad Carlson) Really Cute Guy
ベビン (Bevin Prince)
--- (Jeffrey West) Doctor
ファーギー・トンプソン (Vaughn Wilson) スキルスの親友、アフロ

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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