One Tree Hill (CWネットワーク / シーズン2・2004年-2005年) クリエーター／マーク・シュワーン http://wwws.warnerbros.co.jp/oth-dvd/mainsite/ http://www.ntv.co.jp/onetreehill/intro.html

Oct. 12, 2004
第4話 嵐を呼ぶ男 You Can't Always Get What You Want

脚本／Jennifer Cecil、Karyn Usher
監督／Joanna Kerns
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ブルックは目覚めると、庭のプールで物音が聞こえる。
ラテン系の男性がブルックの家のプールで泳いでいるのを目に
してプールの掃除人が泳ぐことは出来ない事を訴えるが、
男・フィリックスはスペイン語を語って何か語りかけてくる。
ブルックはスペイン語は話せないとして、ジェスチャーで
プールから出て行くことを語ると、とりあえず出て行く事に
理解を示してくれる。

朝からヘイリーはネイサンの前で自分の作った歌を歌う。
もしかして下手な歌で俺を殺す気なのか?とジョークを飛ばす
と、ヘイリーは昨日ネットで見つけた車の代金500ドルが
ようやく二人で貯めた為に購入出来るとしてご機嫌だった。
ネイサンはその金で自動録画出来るDVDとサラウンドシステムが
欲しいとするが、車は絶対に必要だとして車を買うのだと語る。

デブはダンの元に行く。
ダンは退院して自宅療養していたが、デブは彼がまるでリハビリ
もせずに自宅で引きこもっている姿を心配する。

ペイトンはカレンの店にいく。
カレンはルーカスは現在不在だと語ると、ペイトンはカレンに
相談が有って来たのだという。父親との件は残念だったが、
良かったらこれからも連絡をしても良いか?と問う。アドバイス
して欲しい事が有り、自分はとんでもない商売のアイディアが
浮かんだとのこと。高校生がこの街でライブにいくには偽造
IDを作るほかないが、年齢制限の無いライブが出来るクラブ
を作ることだという。サットマガジン社にもスポンサーの件で
相談したが、交渉・運営するには成人の人間が居ないとなかなか
難しいのだという。カレンは必ず賛同してくれる人は見つかる
事を告げる。

ネイサンとキースはダンの店で仕事をする。
ネイサンはキースに対して他の従業員と同じように扱って欲しい
と頼む。そしてキースに一つお願いがあるとし、車を買おうと
思っているが、それが使える車なのか俺が見ても分からない
ので車を一緒に見に行って欲しいと。この店で働いているのに
車が分からないなどと二度と言うなと笑う中で、キースは
それを了承する。

デブは店にいくとカレンと話す。
カレンはダンの元に居なくても良いのか?とするが、ダンは
現在無気力で私が家に居ても居なくても同じような状態なのだ
という。どうしたら良いのか分からないと。それを聞いた
ルーカスはなんとかしたいと考える。

ルーカスはダンの元へ。
外に出ないか?というルーカスに対して、今日は外に出たい気分
じゃないというダン。ルーカスは今日出かけないと俺はもう
来ないというとダンも外に出ることになる。ダンはルーカスに
対してもうバスケはしないのか?と問う。前みたいに動けない
事を告げるとダンもルーカスも共に怪我の後遺症に悩んでいる
ことも有って互いに打ち解け合う。ネイサンは元気か?と問うと
ヘイリーと仲良くしている事を告げ、キースを手伝ってダンの
店で働いている事を告げる。それを聞くとダンは不機嫌になり
ルーカスにもう学校に行くよう告げる。

カレンはルーカスに言われた事も有って、再び大学のビジネス
講座に通うことにする。突然カレンの隣に座っていた男性は
カレンに話しかけ、このクラスのアンディ・ハーグローブ先生
はとても怖い先生だという事を耳にしたと語る。
なんと話かけてきた男性自身がアンディ先生だと分かる。
彼は21歳で初めて検索エンジンを作り100万ドル儲けたこと。
そして翌年には三倍に利益が跳ね上がり、株式公開で大金を
稼ぎ5千万ドルでシステムを売り、現在は講師をしているの
だという。
生徒達に対して今回のテーマは"どん欲"だと語り、ビジネスには
不可欠ものだとして生徒たちを納得させる。しかし先生は逆に
そうは思わない人は居るか?と問うとカレン一人が手を挙げ、
誠意は客に伝わるものであり、どん欲でなくても適正な価格
で商売すれば成功すると語る。アンディは理想的な答えだとして
ビジネスを善の視点で捉えていきたい事を語り、社会に貢献し
ビジネスを両立させる事が大切だと語る。
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■ルーカスとダン

ダンがネイサンとうまくいかない中で、上手い事ルーカスを
近づけるという流れ。
シーズン1のダンを見てしまうとどうしても全ての言葉に
裏がありそうで、なんとなく気が置けないところがあるのも
事実だ。
しかし今回随分と打ち解け合い、ダンの店で新たに扱う新車
の試乗をルーカスに任せて、ダンとドライブする姿が有った。
今回新しく登場するフィリックスと車でバトル姿も有り、
危険なレースになったけど、その分良い感じの親子関係の一コマ
を演じられたのかな。ただフィリックスから隣に座っている
のは誰なのかと問われ父親だとは言えなかった所は残念。

最後にダンが金・名声・成功の為に家族という大切なものを
失った事を口にしていたところを見ると本当に更生しているの
だろうか?

■ネイサンとキース

これまた不思議な組み合わせという感じ。
今まで殆ど付き合いもなかったけど、二人ともダンの会社で
働くことになったことで関係を持つようになった。
ダンとしてはネイサンが兄のキースに馴染んでいることや
ヘイリーとの結婚生活を貧困によって別れさせよう計画を立てて
いた為に、店で働いていることに苛立ちを覚えていた感じ。

ネイサンにとってキースは良い兄って感じだし、色々と本来は
ダンに教えてもらいたかったことをキースが伝え教える形で
面白く描かれている。

■カレンとペイトン

この二人が組み合わさるというのが意外だった。
ペイトンは前回のエピソードの中で、ライブにいくのにも
わざわざ未成年者は偽造IDを作らねばならないということで、
それならばそんなIDを作らなくても聞けるようなライブ会場
を作ろうと考える。その為に色々とプロモーションして
回る。ペイトンは絵が得意だけど、更にはなんと言っても音楽
好きという事が功を奏して居る感じ。もしかするとこの流れ
の中に将来的にはヘイリーが関わってきそうだね。

ライブというとどうしても酒とドラッグが欠かせないもの
なのか。ペイトンが売り込みに言った先ではドラッグを
強制されてチャンスを掴むために犠牲にしなければならないの
かと思わせたけど、最終的にはカレンのビジネスチャンスの
流れとペイトンの流れを上手く融合した。

■ブルック

今回初めてブルック家が出てきた。
ただ相変わらず家族は未だに一度も目にしていない。
話によるとなんとブルックの父親は会社を経営していたけど
倒産したことでクレジットカードが使えなくなっていた事が
判明。
家の隣にはフィリックスという癖のある人物が引っ越しして
きた。そんな彼に反発していたけど、下着を万引きしている
際に助けられた事も有って少し見直したのかな。

■新キャラたち。

一人目はカレンと絡みのあるビジネススクールの教師のアンデ
ィ・ハーグローブ。相当な金持ちらしいけど、カレンとはどんな
関係になっていくのか。資金の提供・投資なんかも有ったり
するのかな。

二人目はブルックとの絡みで登場したフィリックス。
父親は医者らしくこれまた金持ち。ブルックは金が一番だと
いう事で、彼と付き合い金を使わせていくことになるのだろうか。
フィリックスはマウスを早くも抱き込んだ感じ。


■使用されている曲

・Hathawayの"There's Something Better"
・Head Automaticaの"At The Speed of a Yellow Bullet"
・Let's Go Sailingの"All I Want From You Is Love"
・Lo-Telの"Angel"
・Michael Meanwhileの"13 States"
・The Perishersの"Sway"