One Tree Hill (CWネットワーク / シーズン2・2004年-2005年) クリエーター／マーク・シュワーン http://wwws.warnerbros.co.jp/oth-dvd/mainsite/ http://www.ntv.co.jp/onetreehill/intro.html

Nov. 2, 2004
第7話 オープニング・ナイト Let the Reigns Go Loose

脚本／R. Lee Fleming Jr.
監督／David Paymer
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オリバー・ウェンデル・ホームズは言う。
多くの人は音楽を奏でる前に人生を終えてしまう。いつでも
奏でられると思っているから。そういうものだと知った頃には
時間切れだと。

ブルックはフィリックスとセフレの関係になる。
セックスし終わった後にもベッドにいる彼に対してブルックは
ルールとしてHが終わったらさっさと出て行ってと告げる。俺は
使い捨てかと言うフェリックス。いやならば別にこんな関係で
居なくても良いのだと語られる。

ペイトンはCD店にいくとクリス・ケラーの元を尋ねる。
クリスはペイトンに対してジェフ・バックリーを知っているか?
と問うと俺は彼に憧れて音楽をするようになったのだとし、
その理由は"魂を売らないからだ"と告げ、ペイトンに対して
嫌みを言う。それならとことん見習って川に溺れて死ねば良い
と言い返すと、頼み事があるならばそれなりの言い方がある
だろうという。クリスはペイトンが来た意図を見抜いていた。
ペイトンは先日オーディションをしたが、レベルがあまりに
低かったのだとし、クリスに年齢制限のないバー"TRiC(トリッ
ク)"の開店でのライブに参加して欲しいと頼む。それならば
条件があるとして、ペイトンに条件の書いた紙を手渡す。

ブルックは朝から学校でチャリティを名目に人から寄付金を
募っていた。ペイトンとヘイリーがやってくると、
GIVE GENROUSLYと書かれたプレートと共に女性の写真を掲げて
いるブルックを見て、その写真生理痛の薬の写真の女性でしょ
と語り何をしているのかと問う。クラブのオープニングに着て
いく服を買う金が無いのだという。ヘイリーはそういう時には
普通は働く物だと告げる。

マウスはフィリックスに遭うと、フィリックスが今日のクラブ
にはテレサを連れて行く事を知る。ブルックを連れて行く人が
居ないと知るマウス。
アンナはルーカスの元にやってくると今話せるかと問う。
貴方と一緒にいるのは楽しいが、現在新しい土地に来て慣れる
ことで精一杯だとし、恋人関係になる前に少し様子を見ようと
いう。ルーカスはフィリックスに何か言われたのだろうと
告げるがアンナはそれを否定する。
ルーカスはヘイリーとネイサンの元に行くと、今夜いよいよ
ヘイリーがデビューすることに言及する。ヘイリーは緊張して
いて血色が悪いが、ルーカスは自信を持つよう声を掛ける。

アンナは一人でランチを食べていると、ペイトンはクラブ
のオープニングイベントのチラシを生徒達に配っていた。
アンナを見かけて声を掛けるペイトン。トゥリーヒルには
慣れたか?と問うが今ひとつ入れないでいる事を語る。
この土地の人たちは仲間内で固まる傾向があるからと告げ、
この街の人たちは複雑な過去を抱えていることが多いわよと
告げる。

ダンはカレンの店に行く。
デブは4時からなのでまだ来ていない事を語ると、ダンは
カレンに謝りたくて来たのだという。今まで傷つけて悪かった
というと、カレンは貴方がそんなことを言うなんて気味が悪い
という。心を入れ替えたフリをしているのだろうけど私は
信用しないというカレン。兄の事も許してあげてくれという
ダンだがカレンは何の事だが分からずにいた。デブとキースが
寝た事だとするが、まだ聞いていなかったのかとしてわざと
らしく語っていく。

キースはジュールスに電話すると今夜クラブのオープニングに
一緒に行かないかと誘う。ジュールスは女性の水曜日のルール
を知らないのか?と問い、女性は水曜日を過ぎたら週末のデート
は受け付けないのだという。そんなルールを守っていたら
デートなんて出来ないだろうとして説得する。

ブルックとペイトンはクリスが要求するものを買いに来ていた。
熟れたメロン、カモミールティー、Sサイズのピザ、マグナム
サイズのコンドーム・・・。買い物をする中でブルックに
フィリックスとの事を尋ねると、アイツ最近面倒臭いのだという。
クリスの交換条件を聞いたブルックは、フィリックスに対して
もセフレとなる変わりに、条件を書いた紙を彼に提示しにいく。

ネイサンは入院しているコーチの元に行く。
コーチは死ぬ前に見ておくべき500のことという本を読んで
いた。まだ12個しか見ていないというコーチは、トリニダード
トバゴでマンタと泳ぎたい事を語る。ネイサンはハイフライヤー
のキャンプの件を断った事を報告し、キャンプに参加したら
ヘイリーの事を見守れなくなるという。今まで支えてもらった
ので今度はヘイリーの夢を後押ししたいと。コーチはバスケ
では前に進めなかったが男性としては二歩進んだとして、
ネイサンの行動を支持する。
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■ルーカスとアンナ

アンナとしては新しい地に慣れる為にルーカスとの距離を
置こうとする。しかし実際にはフィリックスに言われた為な
のか。フィリックスとアンナのやりとりを聞いていると、
アンナに対する過保護というよりも、アンナの行きすぎた
行動を止める役割を果たしている感じだ。

ルーカスとフィリックスがクラブでケンカ。
ルーカスは母の店のオープニングでのケンカは止めようと
したけどフィリックスが殴ってきたことで取っ組み合いになる。
フィリックスがどうも鼻につきすぎる。

■ネイサンとヘイリー

ヘイリーの夢の為にネイサンは自分の夢を諦める。
前にも書いたけどまだプロとして始めた訳でも無いのに、
ネイサンが留まっているというのも違和感が有るな。
ヘイリーがいよいよ歌う事になるが一度目は緊張の余り
ペイトンに頼んで欠場させてもらうも、クリスによる画策で
ステージで歌う事になった。
ただ最後にクリスが言っていたように、ヘイリーには今後
いろんな人が注目していく存在になっていく可能性がある。
昨日の「トゥルー・ハリウッド・ストーリー」でメグ・ライア
ンが取り上げられていたけど、メグが大出世することで
デニス・クエイドとの俳優としての格差が結果として破綻に
導かれたように、ネイサンとしてもヘイリーが人々に指示される
ことで逆に心は離れていくのだろうなという感じ。

■フィリックスとブルックとマウス

フィリックスはブルックとのセフレ関係を求めていたけど
実際には恋心を抱いているようで、如何にも軽い人間を演じて
いるも、実際にはブルックを愛しているようだ。
先日のマウスが運んできたドールハウスも実際にはフィリックス
が買い戻したもの。素直になれないのは良いとしても、別の
女性といるのを見せつけなくてもって感じはする。

ブルックはマウスを弟の様だとしていたけど、マウスにしては
切ない。ただベッドまで運んで寝顔を見られるという特典は
感じるね。

ブルックは相変わらず金しか信用しない的キャラクターで
物欲からは逃れられないようだ。
オープニングイベントに着ていく為の服代を捻出するために
チャリティ詐欺をしているところが凄い。

■キース&ジュールズ、カレン&アンディ、ダン&デヴ

キースとジュールズはトントン拍子に関係が進んでいく。
あまりに都合の良すぎる関係に如何にもジュールズに裏が有り
そう。まぁダンが仕込んだ刺客っぽいけどね。

カレンとアンディは比較的順調な関係だった。
アンディが今回ルーカスと初対面したところが印象的な
シーン。紹介する前に二人はキングス・オブ・コンビニエンスの
CDの話題で盛り上がっていた。

ダンは虎視眈々と性格の悪さを明らかにさせていた。
カレンはダンを信用しないとしているけど、ダンの上手いところ
は真実を織り交ぜて説得を試みようとしているところか。
デブとキースが関係を持って居たということをカレンに話した
けど、別にその件に関してカレンがとやかくいう事でもないし、
問題は無い気がするけど。

■ペイトンとヘイリー

ペイトンは音楽プロデューサー兼クラブプロデューサー役
に徹する。イベントプランナーっぽい役所だけどね。
よく分からないのが薬物に手を出して居るリックと手を組もう
としている事実。既にこの辺のミュージシャンはリックと
契約しているので手を組まないと出演させられないという
ことなのか??血の契約ならぬコカインの契約をしてしまった
みたいだけど、この店舗自体がリックの所有物なのかな。
いずれこの店にもコカイン流通させて金儲けしようとしている
のかな。


■使用されている曲

・Bethany Joy Lenzの"Let Me Fall"
・High City Milesの"You're at the Top (Hitlist)"
・I Am Klootの"Proof"
・Lazy Starsの"Just A Lonely Boy"
・Luther Russellの"Anything For You"
・Radio 4の"The Death of American Radio"
・Riddlin' Kidsの"Stop The World"
・Starの"Dance Floor"
・Steriogramの"Walkie Talkie Man"
・The Mooney Suzukiの"Alive & Amplified"