One Tree Hill
(CWネットワーク / シーズン2・2004年-2005年)

クリエーター/マーク・シュワーン

http://wwws.warnerbros.co.jp/oth-dvd/mainsite/
http://www.ntv.co.jp/onetreehill/intro.html




 

Nov. 16, 2004
第9話 ひとりぼっちのプロム The Trick Is To Keep Breathing

脚本/Chad Fiveash、James Patrick Stoteraux
監督/John Asher
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ヘイリーはネイサンの為にベッドに朝食を運ぶ。ヘイリーの
おねだりモードであり、
プロムに行きたいのだとしてネイサン
に一緒に行くよう頼む。ネイサンとしては自分の親が世話役
なので行くのを躊躇うが、ヘイリーは私がアナタの両親の
盾になると告げ、守る事を約束するとネイサンも行く事を了承する。

ブルックとペイトンはプロム用のドレスを買いにモールへと
来ていた。ブルックは買う事は出来ないがつい見に来た事を
語る。ブルックは可愛いとするドレスを見つけるが、ペイトン
は貴方には似合わないと告げる。しかしペイトンはブルックの
隙を見てそのドレスをレジへと持って行く。ブルックはケンカ
を売っているのかと告げるが、ペイトンはアンタのためにプレ
ゼントしてあげようとしたのだと語る。私のドレスは既に用意
しているというペイトン。
フィリックスはブルックがモールで買い物をするのを見ていて
声を掛ける。フィリックスは
プロムにブルックを誘いたいが
それはセフレの禁止事項なんだろう?
と問う。ブルックは
誰と行くのかよりも誰と帰るのかが大事なのだという。

ルーカスはアンナの自宅の前で待っていた。
フィリックスが帰宅すると、ルーカスと一触即発になる。
ルーカスはアンナをプロムに誘いたい事を告げ、自分には妹
は居ないがヘイリーは妹のような関係なのでフィリックスが
妹を大事にする気持ちもわかるという。写真の件ではあの時
見せられるまで知らなかったのだと告げ、ゲームの時に写真
を出さなかったのも、自分はアンナとの関係をゲームだけの
関係だとは思っていないからだと告げる。フィリックスは
妹を泣かせたら承知しないぞと忠告する。

ダンは体を鍛える中デブが来ると、動作を止め弱々しさを
演出する。ダンがプロムパーティーに行く事を知って体は
大丈夫なのかと心配するが、ネイサンに遭う機会だという。
カレンも世話役なので行きづらい事を告げると、ダンはカレン
にデブとキースの関係をばらしたことに関して、謝罪し、君
とカレンは友達なのでもう話しているのかと思ったのだと語る。
デブとしては友達を傷つけたくないのだろうが、寧ろその行為
が取り返しの付かないことになるのだと語る。

ルーカスの元にダンの担当医だとするミッチェルから電話が
なり、何故検査を受けなかったのかと聞かれる。ルーカスは
検査結果を知って生き甲斐を失うくらいならば最初から知らない
方が良い
とするが、
適切な処置をすれば治る病気で有り、ダン
だって既に全快しているだろうという。検査を受けるよう言わ
れる。

ペイトンの元にプロデューサーのリックがやってくると、
使えそうなバンド候補のCDを持ってくる。今度はカレンにバレ
ないようにするという彼はプレゼントがあるとして
CDの底に
ドラッグ
を置いていく。

店に出ていたカレンの元にアンディから電話が鳴る。
アンディは現在ニューヨークでセミナー出席の為に出かけてい
た。ペイトンがカレンの店にやってくると、そこにいたヘイリー
に週末に演奏してくれないか?と告げる。前のように一曲だけ
でなくちゃんとしたライブ形式で行って欲しいという。
クリスもそこに居て彼に頼もうとするが、どうせドタキャンす
るとして期待していなかった。しかし彼はヘイリーと一緒ならば
ライブしても良い事を告げ、ヘイリーに対して、今夜からリハ
をしようと告げる。ヘイリーはプロムがあることを告げるが、
ハンパな気持ちのヤツとはやりたくはないとし、音楽業界に
コネが有るので聞かせたいのだと告げると、これでもプロムに
行こうというのか?と問う。

ネイサンとルーカスは遭う。
ネイサンは
ヘイリーがプロムクイーンに選ばれたらしいことを
裏情報で聞いて知っていた。ネイサンはヘイリーがプロムを
楽しみにしていたので
サプライズを用意しているのだと語る。
ルーカスは去年の今頃、俺とヘイリーはミニゴルフをしていた
事を告げると、負け犬だなと笑う。

マウスはフィリックスにつれていかれてプロム用の服を仕立て
にいく。マウスは同伴する相手が居ないとするが、フィリック
スはプロムは女性があぶれるのでチャンスである事を告げる。
しかしハウスはフィリックスの様な事は出来ないとし、
僕は
気持ちを大事にする
のだと語る。

ペイトンは街から出て行ったジェイクにメールするが一向に
返信が無かった。ブルックが家にやってくると、ペイトンが
プロムに着ていくドレスが壁に掛かっているのをみる。
ペイトンは
母親が昔プロムに着ていったドレスだとすると、80
年のビンテージもののドレスで素敵だと語る。きっと母親も
喜んでいる事だろうと告げる。

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■ルーカスとアンナ

以前のエピソードの中でアンナはゆっくりと関係を進めたい
ような事を口にしていたけど、今回はプロムの場に於いて、
ルーカスとの関係を進めようとする。しかし今度はルーカス
の方が関係をゆっくりと進めたいとして体の関係になることを
一時的に拒んだ。拒まれた方のアンナとしては戸惑うところも
大きいのかな。
プロムのドレスを選ぶ際に、髪型はどうしようかと考えた
アンナがペイトンとブルックにルーカスの好みの髪型って
パーマなのかそれともストレートなのか?と問う際にちょっぴり
気まずい雰囲気になっていたところが印象的だった。

■ブルックとフィリックスとマウス

相変わらず煮え切らないのがこの三人。
フィリックスは未だに自分を遊び人風に装いたいのか、それと
も自分の気持ちを出すのが苦手なのか。
ブルックも嘘をつかれることが最悪だとされながらも、正直
そんなに大したウソには見えないところがある。神経質に
なりすぎているところが有るよな。フィリックスへの対応は
どうでも良いけどマウスが付いたウソはそう目くじらを立てる
ものだろうか?

■ネイサンとヘイリー

ウソによってこのカップルもまた前途多難。
今回はヘイリーが悪いように見えた。
自分からプロムに行きたいと触れ回っていたし、歌の件でも
ヘイリーのウソから始まったもので、ネイサンに対して私だけ
が進むのを見るのが怖いのではないかとするのは相当場違いな
ところが有った。ヘイリーの良さは正直なところだと思っていた
けど、どうも変な所でウソが及ぼす影響力が高いね。

■クリス

うーんなんだコイツわって感じのキャラクターにしか見えない。
前回に続いて今回もヘイリーを誘う文句がレコード会社の
コネだなんだと語っていたし、今のままでは人に聞かせられる
レベルではないとしながらも自分はどれだけ売れているんだ
って感じだし。
プロムくらい行かせてあげれば良いんじゃないのかって感じ
でどうもいけ好かないところがある。ネイサンはクリスを嫌って
いるとしたけど、私もあんまり好きじゃないな。

■ダンとデブとルーカス

ダンが付いていたウソがついてルーカスにバレてしまう。
ダンは既に治っているにもかかわらず、リハビリを名目に
デブと一緒に居る機会を増やして復縁を考えていること。
ただ今回のダンはあんまり癖がなかった。
デブもダンも家族を二度と失いたくはないという気持ちにウソ
はないと思うしね。
ルーカスの件では、正直彼が検査に行ったという事をカレン
も承知していたんだっけか?
ルーカスの場合、ネイサンに知らぬウチに連れて行かれたと
する印象が強いのだけど・・・

■ペイトンの孤独、ブルックの孤独

ペイトン、アンナ、ブルックと三人組になってしまったので
どうしても一人があぶり出される。一番あぶり出される可能性
が高いのはアンナだと思うのだけど、今回はブロムの場で
相手の居ないペイトンが一人あぶれてしまった格好だった。
ただペイトンは一番可愛い訳だし、相手なんてすぐに見つかる
と思う。まさか薬物に手を出すかどうかというところまで悩んで
いるとは正直思わなかった。

ブルックも孤独の一人。
アンナによってペイトンを取られてしまうのではないかとする
心配があるみたい。
ただブルックは幸せなことに心配してくれる事が多いよね。
最後にはルーカスからも優しさされたことでまたしても心は
揺れるのだろうか?

■使用されている曲

・Pete Drogeの"Allot Like You"
・Gwen Stefaniの"What You Waiting For?"
・John Goldの"Hope Springs Eternal"
・Mitchellの"You're A Day"
・Morella's Forestの"Shining Stars"
・Patty Griffinの"Rowing Song"
・Rachael Yamagataの"Be Be Your Love"
・The Formatの"The First Single (You Know Me)"
・Trailer Park Pamの"Runaway"
・Tyler Hilton & Bethany Joy Lenzの"When The Stars Go Blue"
・Vegas de Miloの"Higher"
・Vegas de Miloの"All My Life"

ルーカス・スコット (Chad Michael Murray) カレンの息子
ネイサン・スコット (James Lafferty) バスケの選手・エース
ペイトン・ソーヤー (Hilarie Burton) チアリーダー
ヘイリー・ジェームズ (Bethany Joy Galeotti) ルーカス友達
ブルック・デーヴィス (Sophia Bush) チアリーダー部のキャプテン
ダン・スコット (Paul Johansson) バスケ命、カーディーラー
キース・スコット (Craig Sheffer) ダンの弟、修理工
カレン・ロー (Moira Kelly) カレンズカフェ経営
ホワイティ・ダーラム (Barry Corbin) コーチ
デーヴ・スコット (Barbara Alyn Woods) ネイサンの母

ティム・スミス (Brett Claywell) バスケ
ジミー・エドワーズ (Colin Fickes) 実況・めがね
ジェイク・ジャギルスキー (Bryan Greenberg) バスケ
ジャンク・モレッティ (Cullen Moss) バスケ
マウス・マクファデン (Lee Norris) 実況・ルーカスの友達
スキルス (Antwon Tanner) ルーカスの親友・ルーカスの友達

フィリックス・タガロ (Michael Copon) 転校生・父が医師
アンディ・ハーグローヴ (Kieren Hutchison) ビジネススクール講師
ファーギー・トンプソン (Vaughn Wilson) スキルスの親友、アフロ
アンナ・タガロ (Daniella Alonso) フェリックスの妹
ジュールズ (Maria Menounos) キースの客
クリス・ケラー (Tyler Hilton) CD店
リック (William Haze) バーの経営者、麻薬で儲けようとする

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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