One Tree Hill
(CWネットワーク / シーズン2・2004年-2005年)

クリエーター/マーク・シュワーン

http://wwws.warnerbros.co.jp/oth-dvd/mainsite/
http://www.ntv.co.jp/onetreehill/intro.html




 

Nov. 30, 2004
第10話 心のカギ Don't Take Me for Granted

脚本/Mark Schwahn
監督/Lev L. Spiro
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ナサニエル・ホーソーンは、誰でもかなりの年月にわたって
自らにはある顔を見せ、大衆には別の顔を見せていたとしたら

どちらが真実の顔か分からなくなってしまうと告げた


プロムの翌朝、ブルックが学校に行こうとすると、
車のフロン
トガラスが割られている
事に気がつく。

一方ヘイリーはルーカスに電話すると、昨日の夜から
ネイサン
が帰宅していない
事を聞き、ネイサンが飛び出す前に喧嘩して
しまった事を聞かされる。ルーカスはネイサンと
喧嘩した事は
彼から聞いている事を告げ、大丈夫だと告げる。ヘイリーは
もしもネイサンの消息が分かれば家に戻るよう話して欲しいと
頼む。実は
ネイサンはルーカスの家に泊まっていたのである。
ルーカスは電話を切るとネイサンに対して、早く帰ってヘイリー
と仲直りするよう告げ、俺はヘイリーに嘘は付きたくないのだ
と語る。
そんな中、ルーカスの家にブルックがやってくる。
裸で寝ているネイサンを見て、二人はそんな関係だったのか?
とからかう中、ブルックは車のフロントガラスを破られて
車が使えないので一緒に歩いて行かないかと言われる。
ルーカスとブルックはプロムの夜、砂浜でまた友達の関係に
戻る事を約束し合っていたのである。

アンナが朝帰りすると、フィリックスは憤怒する。
夕べはルーカスと居たのかと問うと、アンナは
ペイトンの家
に泊まった
事を告げる。親には内緒にして欲しいというアンナ
に対して、そんな事だから
また前の学校の時のように噂が立っ
て引っ越しするハメになる
のだと言われる。

ダンはオフィスに戻っていた。
キースはそれに気がつき声を掛けると、
ダンはキースの為に
オフィスを用意し、更に副社長という肩書きで改めて雇いたい

事を告げる。

ルーカスはブルックと登校する中で、車のガラスはフィリックス
がセフレを解消した腹いせにやったものだろう事を告げると、
ルーカスはブルックがそんな変な関係を辞めたことに喜ぶ。
ブルックの為にもそんな関係を続ければ傷付くのだという。
それを聞いたブルックはルーカスとまたこういう話をしたかっ
た事を語る。

マウスの元にフィリックスがやってくる。
マウスはフィリックスとは話したくない事を告げるが、フィリ
ックスは逆に約束したのにブルックに話をしただろうと責める。
マウスはブルックにミニチュアハウスを買い戻したのは
フィリックスであり、酔ったバーから連れ帰ったのは自分で
有った事を話したのである。マウスは真実を話すべきである
事を告げると、フィリックスは人生のルールという事を持ち出し
嘘を付いたらしっぺ返しを喰らうということかと告げる。
マウスはブルックに真実を話した後にもフィリックスと彼女
が結ばれたことに憤りを感じていたが、実際にはブルックから
別れを言われていたのだという事を初めて知る。

ネイサンは帰宅するとヘイリーは夕べ酷い事を言ったことに
関して謝罪をうける。ネイサンは問題は信頼関係である事を
告げ、ヘイリーがクリスと一緒に仕事することに対して難色を
示すと共に二度と仕事をしないで欲しいと頼む。ヘイリーは
それを約束するが・・・

ペイトンと逢うブルックはガラスが割られた事を語ると、
ペイトンは私のロッカーには誰かが
"レズビアン"とペンキ
で書かれた事を語る。

ブルックはフィリックスの元にいくと、ガラス代の請求書を
手渡す。俺がやったと思っているのか?と問うと、あんたしか
やるような人は居ない事を語る。

ペイトンは一人落ち込んでいるとブルックがやってくる。
みんなが私の事を見ているとして、予想以上にロッカーに
書かれた"レズビアン"のことが生徒間で問題になっていた。
体育の際には私の前で着替えるのを辞めた事が居る事を告げる
と、ブルックはあんたの裸に勝てないと思ったからだろうとし
もしかすると、男子のイタズラでリクエストを求めてきた
のではないか?という。ジョークを言ったつもりだったが、
ブルックはペイトンのノリの悪さを感じる。あんたには仲間
が居るでしょと告げる中、アンナが近くに居たが、アンナは
ペイトンの事を無視して通り過ぎてしまう。ペイトンは
ブルックに午後はサボって何処かに行かないか?と誘うも、
ブルックは試験がある事を告げる。

クリスの元にネイサンがやってくると、これ以上ヘイリーに
ちょっかいを出すなと警告する。あれはヘイリーの仕事では
なくお前のリハーサルだろうと告げると、結婚している嫁の
事を信用出来ないのか?と言われ、信じているのであれば
心配する必要などないだろうと言われる。クリスから仲良く
しようと手を差し出されるが、ネイサンはそれを拒絶すると、
彼の首根っこを掴み、俺はこれまでお前のようなヘラヘラした
ヤツを毎日ぶっ壊してきた事を告げ、ヘイリーに何かしたら
音楽出来ない様にすると警告する。

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■ルーカスの嘘

遺伝性の疾患である肥大型心筋症の検査を意固地なまでに
受けようとはしないルーカスの姿。当初はダンが話したのでは
無いかとして疑うが、実際にはネイサンが話したモノ。
カレンが珍しく凄い勢いで怒っている姿が印象的だった。
カレンの圧力でバスケットボールをさせないように妨害。

またヘイリーに対してネイサンを泊めたことを話さずにいた。
まぁこれは可愛い嘘かも。

■ヘイリーの嘘

自分の気持ちに嘘をついている彼女。
あまり波風立てたくないのがヘイリーだけど、興味を持ち始めた
音楽に於いてクリスが道先案内人になってくれそうな中で、
ネイサンは彼が気に入らないようだ。
チャンスならば何にでもしがみつけと言ってあげられれば良い
んだけどね。

クリスはニューヨークに行く事になり、ヘイリーにも一緒に
来て欲しい・・・というのは想像出来たけど、まさかキスして
くるとは思わなかった。そして逃げようとしないヘイリーも
またちょっとビックリかも。

■アンナの過去、そしてペイトンとの関係

アンナが転校してきた事に関して、ここ暫く謎として存在して
いた。アンナはなんと前の学校でレズビアンだと噂されており
放って置いたらどんどん噂は膨らみ居づらくなったというもの。

ペイトンもまた突然学校のロッカールームにレズビアンだと
書かれてしまった。一体誰が書いたモノなのか。
ペイトンはくじけることなくTシャツにレズビオンだとして
プリントしたものを着てくるけど、こういうところは如何にも
アメリカンって感じ。ペイトンは相当差別や虐めなどには
主張すべきものがあるようで、怒りを覚えていたけど、
校長は服装の問題だけを取り上げ校則違反だとしたことから
その場でTシャツを脱ぐ始末。
赤い下着姿のちょっぴりエロイシーンだったけど、内容は深刻。

アンナは気が強そうだけど、意外と長いものには巻かれる
タイプのようでペイトンが虐めに遭っていると知って関わらな
いように距離を保っていた。

■フィリックスとブルック

朝からブルックの車のフロントガラスが破れた件でもっとも
疑うべきはフィリックスだったけど、それを否定しつつ
お金は払うという状況の中、それを行ったのはマウスだと
判明する。自分はいつも弟のような扱いで、みんなは彼女が
出来ているのに対して自分はまるで出来ない事を嘆いていた。
特に一途にブルックを眺める彼のいじらしさは感じるところが
大きいけれど、やっぱりモテなさそう。好きな相手は見てくれ
じゃないとする女性が出てきてくれれば良いんだけどね。

■全方位的優しさのルーカス

ちょっとルーカスがいい男を演じすぎる。
先週ブルックに優しい言葉を掛けたことで、今回初回からブルック
はルーカスにすり寄って来る姿があった。アンナがブルックとルーカス
が近づくのを見てどう思うのか。
今回は殆どの女性に良い格好しい感じだったけど、ルーカスの
本命はブルックだったというのだから驚き。てっきりペイトン
とばかり思っていたんだけどね。

■孤独なペイトン

元々孤独少女で、インターネットのライブカメラを備え付けて
自分の行動を見せ続けていたのが彼女だったけど、これって
父親に向けたアピールだったのかな。
ブルックがフィリックスと別れたことで話が出来るかと思いきや
フィリックスと結ばれてしまい、またしてもペイトンは孤独な
ところへ。意地でもドラマはペイトンにドラッグを吸わせたい
らしいな。最後に救世主・ジェイクが登場。

■大人達

ここのところカレンの大学ネタが無いね。

デブはカレンに嘘をついていた事を告白。実はキースと寝て
いましたと。
ダンは良いやつそうに見えたけど、デブと寝たキースに
復讐する機会をうかがっていたようで、キースはダンが
依頼したジュールスを好きになる様に仕向けて、チャールストン
での教師の依頼を取り下げされた後に、実は嘘でした!と
バラして復讐するようだ。ダンってやっぱり刺されて殺され
そう。



■使用されている曲

・22-20sの"Shoot Your Gun"
・Citizen Copeの"Sideways"
・Jimmy Eat Worldの"23"
・NOFXの"Re-gaining Unconsciousness"
・Snow Patrolの"How To Be Dead"
・Stutterflyの"Life's Disease"
・The Perishersの"Pills"
・Tyler Hiltonの"When It Comes"

ルーカス・スコット (Chad Michael Murray) カレンの息子
ネイサン・スコット (James Lafferty) バスケの選手・エース
ペイトン・ソーヤー (Hilarie Burton) チアリーダー
ヘイリー・ジェームズ (Bethany Joy Galeotti) ルーカス友達
ブルック・デーヴィス (Sophia Bush) チアリーダー部のキャプテン
ダン・スコット (Paul Johansson) バスケ命、カーディーラー
キース・スコット (Craig Sheffer) ダンの弟、修理工
カレン・ロー (Moira Kelly) カレンズカフェ経営
ホワイティ・ダーラム (Barry Corbin) コーチ
デーヴ・スコット (Barbara Alyn Woods) ネイサンの母

ティム・スミス (Brett Claywell) バスケ
ジミー・エドワーズ (Colin Fickes) 実況・めがね
ジェイク・ジャギルスキー (Bryan Greenberg) バスケ
ジャンク・モレッティ (Cullen Moss) バスケ
マウス・マクファデン (Lee Norris) 実況・ルーカスの友達
スキルス (Antwon Tanner) ルーカスの親友・ルーカスの友達

フィリックス・タガロ (Michael Copon) 転校生・父が医師
アンディ・ハーグローヴ (Kieren Hutchison) ビジネススクール講師
ファーギー・トンプソン (Vaughn Wilson) スキルスの親友、アフロ
アンナ・タガロ (Daniella Alonso) フェリックスの妹
ジュールズ (Maria Menounos) キースの客
クリス・ケラー (Tyler Hilton) CD店
リック (William Haze) バーの経営者、麻薬で儲けようとする
ターナー (Shawn Shepard) 校長
--- (Calvin Brown) Engineer

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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