One Tree Hill (CWネットワーク / シーズン2・2004年-2005年) クリエーター／マーク・シュワーン http://wwws.warnerbros.co.jp/oth-dvd/mainsite/ http://www.ntv.co.jp/onetreehill/intro.html

Apr. 19, 2005
第17話 失意の旅立ち Something I Can Never Have

脚本／Mike Herro、David Strauss
監督／Paul Johansson
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キースとジュールズの結婚式の日。
ダンの事を調べていたアンディは、ダンがジュールズを雇って
いた事実を突き止め、それをカレンに話すと、カレンはジュー
ルズを追い込む。ジュールズは結婚式をすっぽかしてどこか
へと消えてしまう。ルーカスはダンが約束を破って話したのだ
ろうと問い詰めるがダンはそれを否定。カレンは自分が追い詰
めてしまった事を語る。
ブルックは父親の仕事の手前、L.Aに引っ越ししなければなら
なくなり、ペイトンとジェイクの前にはニッキが現れる。
デヴはネイサンがヘイリーとの件で混乱している事を知って
金を手渡すと、ヘイリーに会いに行くべきだと語る。

チャールズ・ブコウスキー曰く、人生は様々な驚異が潜んでい
る。我々にはそれを選ぶことは出来ない。いつその餌食になって
もおかしくないのだと。

ジェイクらの前にニッキが現れる。
ニッキは親権調停の場にジェイクがこなかったとして、判事
は、私がジェニーの単独親権を認めてくれた事を語る。
あんたは高校を中退の上、子供を連れ去ったことになっている
という。ジェイクは子供を捨てた母親のことは問題にはならない
のかと問うが、そんな話はしていないからと告げると、子供を
渡さないと警察に連絡するという。

ルーカスはブルックを自宅まで送っていく。
ルーカスはブルックにL.Aには行くなと告げ、今のウチに言って
置かないと後悔しそうだからという。ブルックもルーカスとは
ようやく友達に戻れたのに・・・と告げると赤いドアの家が
好きだったのに離れなければならない現実を嘆く。

ルーカスはキースの自宅に行くと、部屋にはカレンがいた。
キースを待っているというカレン。ルーカスはジュールズの
家にも行ってきたがキースの姿はなかったとのこと。カレン
はキースが行きそうな場所に心当たりはないのかと問うと、
どこかのバーに居ること位しか分からないという。
ルーカスはこの事実を知って、キースを傷つけないためにも
ダンの言うとおりに引っ越しするしかなかった事を告げ、
俺もずいぶん悩んだ事を語る。ルーカスはカレンにどうして
ダンがジュールズを雇ったことを知ってて居たのかと問うと、
その会話をしていた際にキースがタイミング悪く帰宅し、
二人が事実を知っていたことにショックを受ける。信頼して
いた人間に裏切られたとして、キースはこれ以上話すことは
無いとして出て行ってしまう。

アンナはガレージで、ペンキの付いたTシャツを見て、
ペイトンのロッカーに"レズビアン"と書いたのがフィリック
スだという事を知る。
アンナは今日はペイトンと食事をするので迎えにこなくて
良いと告げる。フィリックスはペイトンをゲイ扱いするが、
彼女はゲイではないと否定し、兄貴がロッカーにペンキで
書いたのでしょと告げる。フィリックスは転校した理由を
忘れたのかと告げ、もうあんな目に遭わせたくないことを
語る。アンナはよくもそんなひどいことが出来るわねと
告げると、これでお前が噂されることはないという。アイツ
の方が元々ソレっぽい感じがしていると。

ダンのオフィスにキースが訪れる。
俺のことをはめたのか?というキースにダンは兄弟なのに
そんなことをするわけはないと言いかけるが、ダンは突然
笑いだし、もうこれ以上黙っていられないとして、
俺がハメたのだと語る。デヴを寝取られたショックで
死にかけたのだとし、ジュールズはイエローページの
娼婦の欄で調べて見つけたのだという。キースはダンに
殴りかかると、俺にはもう失うものはないとして、覚悟して
おけと告げると、ダンのオフィスにガラス窓にタイヤを
投げつけ派手に壊していく。
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■ダンとキース

なんと言っても今回はダンとキースの対決だったな。
ダンの腹黒さが表面化した後に、キースが語る台詞がまた
今後を予感させて怖いものが有る。俺にはもう何もないが
お前にはあるだろうということ。ダンとしてもまさか
キースがそこまで怒るとは思っていなかったのではないか
という感じもするしね。

■ニッキリダーンズ

前回のラストに戻ってきたことが描かれていたけど、まさか
既に勝手に親権の調停を行っていて、判事からは親権が
ニッキに移っているとは思わなかった。

法廷人が手紙を直接届けていないにもかかわらず勝手に
調停を終わらせても良い物なのだろうか?
なんかこの辺は都合良く描かれすぎていたかも知れない。

ただアンディが協力してくれるということならば心強いのか
なとも思える。

■フィリックス退場

元々大嫌いなキャラクターだったので、退出することには
喜びしかない。
ペイトンのロッカーにペンキでレズビアンだと書いたのが
フィリックスだったこと。それを知ったアンナ、そして
何よりもブルックから信頼を失うことで、一気に退出へと
追い込まれた。陸軍士官学校にいくことになったとのこと
だけど、強制的に送られたということなのだろうか?
そしてアンナがフィリックスに自分こそがゲイであることを
告白した。

ブルックはフィリックスが優しすぎて何でもしてしまうが
最近の自分は自分の力でやりたいみたいな事を語っていた。
ただ選挙戦はあんまり彼は協力してくれなかったよな。
クルージングに行っていたとか言うし、ルーカスが手伝った
ようなものだものね。

これがフィリックスとしては出演ラストエピソード。

■ヘイリーとネイサン

ネイサンは直接ヘイリーに会いに行く。
指輪をしていないことに気がつくと共に、ヘイリーからは
意外な言葉を聞く。私たちの結婚の決断は早すぎたこと。
自分はネイサンの望むような女性にはなれないこと。
家庭に収まることの決断は今のヘイリーには難しいようだけど
愛情は存在しているのは確か。
離婚して一度関係をリセットするのかな。

■カレンとルーカスとキース

キースはカレンもルーカスもジュールズの件で知っていながら
も話さなかったことに失望していた。特にルーカスとは
もっと深い所で繋がっていると思っていたのに見込み違い
のような事を言われて、どちらにとっても辛い状況ではある。
ただアメリカ人って日本人よりも互いの気持ちを確かめ合う
姿があってハグしたり固く握手をするシーンが有ったり、
言葉でも信頼関係を確かめ合っているのに、なんでこうも
関係が崩れるのは早いのだろうね。

■ブルックの行く末

L.Aに行かねばならないのか否か。
ペイトンと一緒に住もうとしたが、ブルックの両親は反対。
ペイトンがブルックを悪の道に誘おうとしているのではないか
とする疑惑まで持たれてしまったようで、自分たちはろくに
親らしいことをしていないにもかかわらず責任を転嫁する
のだから凄い。
よくよく見ると、このドラマの生徒たちは、近くに親が居ない
という人が多すぎるよな。
結局カレンの元でブルックはお世話になる様だ。
色々と厳しくしてくれるカレンに寧ろ本当の親みたいな感情
が芽生えているようだ。


■使用されている曲

・Gavin DeGrawのChariot (Unrelease Live Version)
・Gus BlackのLong Beach (It's A Miracle)
・Madison RoseのJust A Little Bit
・SortaのMe and My Girl
・SortaのFace Tomorrow
・Trespassers WilliamのLie In The Sound
・West Indian GirlのWhat Are You Afraid Of