プリティ・リトル・ライアーズ Pretty Little Liars (シーズン3) http://www.dlife.jp/lineup/drama/prettylittleliars/ http://wwws.warnerbros.co.jp/prettylittleliars/mainsite/index

Jun. 26, 2012
第4話 疑惑の羽飾り Birds of a Feather

脚本／Joseph Dougherty
監督／Michael J. Cinquemani
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Aの正体は舞踏会の際にいたブラックスワンだろうと四人は疑う。
潔白であるならば何故逃げたのかと告げる。
またエミリーがアリソンの遺体を掘り起こしたように見せる為
の罠だった事を告げ、それをジェンナが仕掛けたものなのか
どうかを話合う。彼女はドライブをしていただけだと語って
いたが、本当にジェンナの話を信じられるのか。しかも5ヶ月
も前から見えていたのに見えないフリをしていたこと。しかし
あの怯え方からすると信じても間違いではないと思うとして
ジェンナのA説を消していく。ブラックスワンと一緒に話をして
いたルーカスが墓を掘り出したのではないか?と告げると、
ハンナは彼にはそんな行動を起こす根性はないという。やはり
ブラックスワンが鍵であり、モナと組んでいたことは間違い
ないという。ブラックスワンのデザイン画が隠れ家にあるモナ
が利用していた事からも二人に繋がりがあると。
一方スペンサーの姉・メリッサが6月流産説もウソだという事
が判明したことをスペンサーはみんなに語る。医療記録について
問い合わせたが入院はしていなかったということ。
ハンナはメリッサが急にスリムになった事を告げ、ブラックス
ワンとしてはピッタリの体型ではないかと告げる。もしかする
と長い間ずっと妊婦のフリをしていたのではないかと問う。
みんなはハンナにモナからその辺のことを聞き出すべきことを
語る。

そんな会話を放課後のカフェで会話していた。
カフェにはスペンサーの母・ヴェロニカも居たが、そこにアリソン
の兄であるジェイソンが現れる。ヴェロニカの元に詰め寄ると
ギャレットの弁護をするのか?と問い、僕の妹を殺した男を何故
弁護するのかと問う。ヴェロニカは誰もが正当に弁護を受ける
権利があると告げるが、引き受けた背景にヘースティング家を
守る為の意図があるであろうことを指摘される。

スペンサーは立ち去るジェイソンに声を掛けると、彼は自分で
何とかすると告げ、アリソンの遺骨の情報を求むという貼り紙
を町中に貼っていく。決定的な情報を持ってきた人には5万ドル
の懸賞金を出すというものだった。その時、4人の元には
「5万ドル有ったら何が出来るかしら A」というメールが一斉に
届く。

ヴェロニカはギャレットの弁護をする為に資料を調べていた。
そこにスペンサーがやってくるとジェイソンが町中にポスター
を貼っていることを告げる。提供者は沢山出るだろうが、本当の
情報を精査するのは難しいだろうとのこと。遺体を盗掘する
ことは重罪であり最低懲役10年になることを聞かされる。

アリアはハンナに対して、父・バイロンが髪の毛を切り、
アフターシェイブローションを変えたことを告げ、メレディス
と付き合いを再開した為だと語る。アリアは母・エラが知った
らショックを受けるかも知れないとして、ハンナに相談する
と寧ろアリアの方から話してあげるべきではないかと言われる。
アリアは教室で論文のチェックをしている母・エラの元に行く
とディナーを共にしようと告げそこで話をしようとするが、
彼女は授業の採点で忙しいことを聞かされる。週末はずっと家
に居るのでそこで食事をしようと言うエラ。アリアはエラが
最近週末はずっと家で過ごしていることを知って、もっと人と
逢ったりしなければ駄目だという。友達と遊びに行くとかしたら
どうかと問うと、私の友達はみんな旦那が居るのだとして、
今は娘と水入らずでいる方が気楽だと語る。

ハンナはモナの居る病院へといくが、受付の看護師からは
面会謝絶になっている事を告げる。私はここ二、三週間何度も
彼女に逢っている事を告げるが、面会の権利が無効になっている
とし、モナは男性と会った後に情緒不安定になったのだと聞かさ
れる。

一方エミリーは新しくコーヒー店でアルバイトをすることになる。
店長のケビンから色々と指示され、今日からアルバイトを開始
することになるが、エミリーの元にネイトというボリスカレッジ
の一年生の男が逢いにくる。自分はマヤの従兄弟であり話がある
との事だった。
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■アリアの場合。

今回のアリアはハンナとツーショットシーンが多かった。
父が浮気相手とまたヨリを戻したので母・エラにもなんとか
相手を見つけて欲しいと考えて、出会いの機会を求める為
にインターネットの出会い系サイトに登録するというもの。

扱いとしては限りなくアリアの役割は小さかったけど、前回
ジェンナと絡んで一仕事したのでその辺は仕方が無いのか
な。
失恋したハンナを慰めるのもアリアの役目だった。
オシャレに関してはこの二人が一番センス的には良いと思う
のだけど、今回のアリアもハンナも装飾品をジャラジャラと
付けすぎていた感じがする。

因みにエラが最後にデートしたのはジョージ・クルーニーが
「ER緊急救命室」に出ていた時とのこと。彼が出演していた
のはシーズン1から5までの間、つまり1994年から2000年まで
の間ということになる。

■スペンサーの場合。

今回はまさに探偵スペンサーが本領発揮ということで、
ブラックスワンの件に決着を付けていくというもの。
なんと言ってもスペンサーの家庭は何処よりも多くの問題
を抱えている感じで、両親は妖しいし、姉のメリッサは
もっと危ない感じがする。
親に探偵を付けられているという位だから余程、親も精神的
な不安定さに心配していたのだろうけどね。

さてブラックスワンの流れは、メリッサの自宅のクローゼット
の中に有るスワンの羽根の流れから判明した。
みんなで事情を聞くのかなと思っていたけど、スペンサーは
姉と二人っきりの時にブラックスワンの件と妊娠・流産の件
を問い詰めるところはちょっと怖いところだった。
ただ途中からヴェロニカも話の流れに参入した為に、一気に
ヴェロニカがギャレットの弁護を引き受けたとする理由も
同時に語られたことになる。

そして何よりもアリソンの兄・ジェイソンがまたしても
流れに参入したことで、ちょっと不気味なことになっている
のかも。

妊娠・流産の件では、ハンナが語るように流産後も嘘を
ついてフリをしていた様だ。イアンが亡くなった次の日に
流産してスペンサーにも話そうとしたけど彼の携帯電話が
スペンサーのバッグにあるのを見てしまったが為に話せなかっ
たとしている。喪失感からどうしても流産した事実と向き合え
なかったみたいだけど、昔からホラー映画で子供を失った
母親が遺体をいつまでも自分の手元に置いているというと
いうシーンが有るよね。ちょっと精神的には怖い感じがする。

ただ流産を偽装していることをAに知られてメリッサも脅され
ていたようだ。


■エミリーの場合。

今回のエミリーはコーヒー店でアルバイトを始めることに。
そこにマヤの従兄弟であるネイトという新キャラが登場し始め
た。どんな意図が有って近づいてきているのか不安なものが
有ったけど、今の所は誠実そのもの。マヤという共通点から
良い友達に発展していきそう。エミリーがレズでなければ
結ばれる選択も有るのだろうけどね。
マヤの親がどうなっているのかよく分からない所が有るけど
マヤと一緒に初めてのデートで見た映画「私はゾンビと歩いた」
Tシャツを遺品として受け取っていた。

■ハンナの場合。

今回ハンナもまた辛い立場だった。
何よりも事実を話せずにケイレブからはこの状態を続けてい
くのは無理だとして別れの選択を告げられる。
正直話してしまえば良いのに・・・って感じだけど、Aから
は別に話すなとは言われていないのではないのか?
ケイレブに話そうとした直前に「どこにでも居るわよ A」
というメールを受け取りモンテシートの事故車両の画像
ファイルで送られてきた。それがケイレブの母のものだと
知って言えなくなってしまった様だ。それでも言った方が
良いと思う。ケイレブはAの存在を知っている訳だしね。


■■■気になる要素

・ワイルデン刑事の動き
モナの元に会いに来たワイルデン刑事。その意図は何だった
のか。レンに寄れば令状が出ているくらいだから結構大事
だとしていたけどね。そして最後にスペンサーに対して
アリバイに使っていた湖のことをさりげなくつぶやいていく
姿が有った。

・ジェイソンにメールしてきたもの
懸賞金5万ドルの小切手を切る姿が有った。
ただAはモンテシート空港に居たことが明かだし、15分後に
遭おうとして告げる頃にはローズウッドには居られるハズも
ないので別人ってことなのか。

・皮手袋の人
最後にお約束として登場する皮手袋。
アナウンスを聞くとモンテシート航空にいてフィラデルフィア
行きの最終便の飛行機乗ろうとしていたようだ。


■使用された曲

・The PiercesのSecret