特殊能力捜査官ペインキラー・ジェーン
Painkiller Jane (2007)

製作/ジル・グラント


第4話 ねじれた運命
Catch Me If You Can

脚本/Lisa Klink 監督/Farhad Mann
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現在よりも3日後の土曜日、トスローナ社の工場跡地で犯人を
捕まえる為に作戦行動を起こす。
しかしそんな行動を逐一監視しライフルの照準を当てるのは
犯人のイーサン。
そして隙を見せた瞬間、犯人はコナーを撃ち殺し、モーリーン
を撃ち殺し、アンドレを撃ち殺す。それを確認すると彼はその
場を立ち去ろうとする。赤い扉の前でジェーンが彼の前に立ち
はだかり、銃口を向けて発砲する。

水曜日、ジェーンは元同僚のブライアンとデート。
食事に向かう途中に突如雨に降られて、二人は雨宿りのために
店に入る。そこはビンゴを嗜む場所。取りあえずトイレに行く
ジェーンは彼女宛の手紙を発見する。その手紙の中には、動画
ファイルと共に手紙が入っていた。今から三日後に仲間の三人
が亡くなるという。すぐに本部に戻りパソコンで動画を調べる
と男性から三日後に何が起こるのかが説明される。
キミなら未来を変えられるかも知れないというが・・・
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今回のニューロは未来を予知できる人物。
ジェーンはなんとか未来を変えようとして奔走する話だった。

ドラマとしては結局未来は変えることが出来なかったという
結末を用意する。
今回のニューロ・イーサンにしてもジェーンにしても、例え
どんな武装をしても、その場から逃げだそうとしても結局
運命は変えることが出来ない。

ドラマとして上手いのは運命を変えることがなく、意外性を
持つ結末へと導いていくところ。

イーサンが思っている三人の死を見たというのは、結局
ジェーンが撃たれていたこと。ジェーンがなんとか現場から
離れようとするも、想定していた現場ではなく、逃げた先に
有った工場で起こる顛末だったこと。

こういう時、融通の利かないアンドレら仲間達の行動が目に
余るものがあるが、全ては運命に導かれる為の行動の一つ。
ジェーンがライリーのパソコンを壊してしまうのも全ては
運命に組み込まれた行動だった。

イーサンが武器やらサバイバルの道具を集めていたというのは
もっと先の未来を見越してのことか。ということは人類は
破滅的な未来を送ることになるのか。

あれだけの銃器を一般人に販売してしまうアメリカに問題が
あるんじゃねとか思ってしまうエピソードかも。

ジェーン・バスコ ……… Kristanna Loken 元DEA(麻薬取締局)捜査官
アンドレ・マクブライド ……… Rob Stewart 政府の要請で秘密チームを結成
コナー・キング ……… Noah Danby バリア分署の戦術対応班
ライリー・ジェンセン ……… Sean O. Roberts 通信、セキュリティー担当の頭脳派
モーリーン・バウワーズ ……… Alaina Kalanj ジェーンと同じく、かつてDEAに所属
セス・カーペンター ……… Stephen Lobo チームドクター
ジョー・ウォーターマン ……… Nathaniel DeVeaux 元地下鉄職員

イーサン・グラント (G. Michael Gray) 予知能力
ブライアン (John Reardon) ジェーンの彼氏
--- (Anne Chick) ビンゴゲームの女性
サラ・グラント (Jennifer Copping) イーサンの妹
--- (Randi Lynne) 武器店の女性

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