特殊能力捜査官ペインキラー・ジェーン
Painkiller Jane (2007)

製作/ジル・グラント


第8話 頼るべき仲間
Friendly Fire

脚本/Gillian Horvath 監督/David Tennant
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ジェーンはその夜、ライリーを連れてモーリーンの知人である
タトゥーアーティストの店で飲み明かす。
ライリーは泥酔し足取りも覚束無い状況の中、ジェーンと一緒
のタクシーで帰宅する。
しかし翌朝ジェーンが目が覚めたのは病院のベッドの上だった。
しかも拘束具で手足を縛られていた。看護師のシェリー、そし
て医師のジェイコブが彼女の元を訪れる。
何故この様な状況になっているのか尋ねるジェーン。治療中で
有るのでその副作用が出て記憶がないのも想定内だと言われる。
自分たちは味方だというジェイコブ。必ず説明責任は果たすと
言われ、取りあえず現在は鎮静剤の作用が収まるまで大人しく
していろと言われる。
ジェーンはなんとか部屋を抜けだし、病院の外にいたセスの
姿を見かける。近寄って話しかけると、昨晩ジェーンはライリ
ーの事を殺害したのだと聞かされる。再び病室に戻されたジェ
ーン。アンドレやコナーがやってくるもジェーンがニューロだ
という事を聞かされる。
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今回のニューロは自分の姿を他人の姿に変えることが出来ると
いうもの。
ニューロであるジェイコブは、ジェーンを騙してニューロの
研究施設であるNICOの場所を突きとめようとする。

ちょっと録画を忘れて最初の2、3分見られなかった。
冒頭でタトゥーの事を言い合っていたようなので、その辺の
前振りが上手く作用していたね。

突然ジェーンが病院に閉じこめられていた時には何が起こって
いるものかと視聴者自体困惑。これって前回の最後でジェーン
の事について何らかの話し合いが行われていたこともあって
良い前振りになっているな。

まるで組織のメンバー全員がジェーンの力、ニューロとしての
彼女に不信感を抱いているようであり、まさか本当にライリー
を殺してしまったのかと思ってヒヤヒヤした。

敵対するニューロもジェーンの行動や心理を先読みして色々と
小細工してくる辺りが小憎らしい。特にいつでも病院からは
逃げ出せるのに逃げ出せない様に上手く縛り付けていたと思う。
でもジェイコブの経歴が簡単に部屋の中で閲覧できるように
なっている所とかちょっと不自然だなぁと思っていたところ、
やっぱりニューロによる仕掛けだった。

組織が行方不明のジェーンを探しているシーンや、パソコンを
弄くり回しているライリーの姿があったときは妙に嬉しかった。

しかしあの看護師・シェリーは一体何だったのだろう。
全員が全員ニューロが作り上げた人だと思っていたが、
あの人だけまっとうな人物だったのか?

最後は上手くクレジットカードを使って本部のメンバーに
メッセージを送る。こんな面倒なことをしなくても連絡が取れ
そうな気がしたけど、それでも捕まえられたという事で良かった
か。


ジェーン・バスコ ……… Kristanna Loken 元DEA(麻薬取締局)捜査官
アンドレ・マクブライド ……… Rob Stewart 政府の要請で秘密チームを結成
コナー・キング ……… Noah Danby バリア分署の戦術対応班
ライリー・ジェンセン ……… Sean O. Roberts 通信、セキュリティー担当の頭脳派
モーリーン・バウワーズ ……… Alaina Kalanj ジェーンと同じく、かつてDEAに所属
セス・カーペンター ……… Stephen Lobo チームドクター
ジョー・ウォーターマン ……… Nathaniel DeVeaux 元地下鉄職員

ジェイコブ・バウムガートナー (Ralf Bauer) ニューロ
バンジョ (Tyler Hazelwood)
シェリー (Debra McCabe) 看護師

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