特殊能力捜査官ペインキラー・ジェーン
Painkiller Jane (2007)

製作/ジル・グラント


第10話 永遠に美しく
Portraits of Lauren Gray

脚本/Rob Gilmer 監督/Peter DeLuise
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ファッションハウスでのショー。
突然舞台上でシャノンが崩れ落ちる。すぐに救急の者がやって
くるがシャノンの姿を見て愕然とする。なんと19歳のモデルが
突然老化しているのである。

一方ジェーンは腕にアザが残る姿を目にする。打たれても死な
ない体なのに何故アザが残るのか。セスの元に検査に行くと、
精神的なものが要因ではないかという。暫く休養を取るべきだ
と告げられる。
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今回は若さを奪い取るニューロだった。

モデルばかりを狙った犯行でもあったので、美を嫌うものの
存在とか若さを恨む者の存在であることは容易に想像できた
かな。
ただ自分の若さだけを求めるのであれば何もモデルに限らなく
ても良かったのではないかという気がする。それだけ足が付く
可能性が有るわけだしね。

ドラマでは次々とモデルが殺害されるが、一体一人の人間の
若さを吸い取る事に対して、どのくらいニューロは若さを保て
ていたのだろうか。1955年生まれの50歳代の女性であるとの
事だが、これまでは老いていくことに受け入れていたのか。
それともこれまでは単に発覚していなかった事件なのだろうか。

ジェーンが今回はモデルとして潜入する。
世間一般のモデルの基準が分からず、自分はモデルとして耐え
うるかどうか、彼氏に尋ねる辺りのジェーンがちょっと可愛ら
しかった。

まさか隣人のアマンダが今回早くもリタイアしてしまうとは
思わなかった。今後もジェーンの友人として登場すると思って
いただけに意外性も有る。

ワンダは若さは保っていたが中身は50歳代のままなのか。
付き合っている男性・ジム・ブレンハイムは相当年上だったと
いう設定はなかなか興味深いね。

吸い取っていた人物の個人的な好みまで奪ってしまうという。
最後にジェーンの若さを吸い取ったときには能力まで吸い取ら
れたのかと思ったけれど、ジェーンは回復するかどうかを自分
で調節できるらしい。でもこんなの精神的なもので左右されて
しまうとなると、無意識のうちに傷つけられて殺され掛かった
場合きちんと回復するのかどうか謎である。

ジェーン・バスコ ……… Kristanna Loken 元DEA(麻薬取締局)捜査官
アンドレ・マクブライド ……… Rob Stewart 政府の要請で秘密チームを結成
コナー・キング ……… Noah Danby バリア分署の戦術対応班
ライリー・ジェンセン ……… Sean O. Roberts 通信、セキュリティー担当の頭脳派
モーリーン・バウワーズ ……… Alaina Kalanj ジェーンと同じく、かつてDEAに所属
セス・カーペンター ……… Stephen Lobo チームドクター
ジョー・ウォーターマン ……… Nathaniel DeVeaux 元地下鉄職員

ワンダ (Meghan Ory) ニューロ。若さを吸い取る
ブライアン (John Reardon) ジェーンの彼
アーリーン・ワトソン (Carrie Genzel) コーディネーター
ジェフリー (Martin Christopher)
キンバリー (Rose Pate)
シャノン (Samira Dudzinski) 冒頭舞台上で倒れるモデル
アマンダ・ワース (Melanie Papalia) ジェーンの隣人

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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