特殊能力捜査官ペインキラー・ジェーン
Painkiller Jane (2007)

製作/ジル・グラント

http://www.bs-asahi.co.jp/pj/


第15話 見えない敵
The Healer

脚本/Frank Lupo 監督/Michael Robison
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トライステート銀行でニューロが来るのを張り込む組織の捜査
官たち。なんと相手は透明になることが出来るニューロだった
が微妙な雰囲気を感じ取ってコナーがチップを埋め込む事に
成功した。連行するために車に乗せるも、街道を走る車のエン
ジンに異変を生じる。ブレーキも利かなくなることから、コナ
ーは咄嗟に草原地帯に入り車を止める。その混乱に乗じて確保
したニューロが逃げようとしたためにコナーは射殺する。

車のエンジンが溶け出したのはどういうことなのか?
ニューロに対するチップが利いていなかったのか?
セスがニューロの組織検査を行うも極普通のニューロであり
一人が複数の能力を持つ変異体と考えるのは早急だという。

一方組織では更に神経組織をマヒさせることの出来るニューロ
の一人・ジェニファーの姿を追っていた。携帯電話を使った
事でライリーは居場所を特定する。
相手は神経マヒをさせるニューロな為に遠隔地からチップを
打ち込もうと作戦を立てる。いざ作戦を実行しようとする時、
またしてもニューロらしき力が発生し、コナーの腹部に銛が
刺さり、近づいてきたアンドレにも爆発が発生する。
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今回はニューロの一人であるジェーンに別のニューロの力が
注入される事で起こる顛末だった。

今回は冒頭から二名のニューロを登場させる。
銀行にやってきた透明人間型ニューロ、そして神経マヒをさせ
て金品を盗み出す女性である。

しかし捕まえに行くと同時に、仲間達に起こる不思議な現象。
まるで妨害工作によって逮捕されるのを止めるかのような
現象。

ジェーンがカウンセラーらしき人物・ジョセフと接触している
ことから何をしているのかと思った。何せ恋人ブライアンが
出張から早く帰宅したにもかかわらず、彼と一緒に居ることを
優先させずにカウンセラーの元に会いに行くのだからね。

最初組織は、情報漏れが起こり何者かに尾行されているのでは
無いかと疑う。案の定、FBIの防犯カメラに映るエドワードと
言う名の男性の姿が有ったことから、彼が妨害しているのか
と思わせた。

しかしいざ捕まえてみるとアンドレはそれは仲間だという。
実際に妨害の力を発しているのはジェーンだとの事だが、
何処でそれが分かったのだろうか。セスが言うには、ジョセフ
のエネルギーが精神に影響をして不信を抱くようになり
チームに妨害していると告げたが、イマイチ納得のいく説明
でもなかったな。

相変わらず最後はちょっと切ない系のオチ。
ジョセフから能力を奪うときに、これは神から授かったもの
で奪う権利など無いという。悪いことに使っているわけでは
無いわけだし、良いニューロまで奪ってしまうというのは
ジェーンの存在を否定している感じだね。

それにしてもNICO内部で信用できない研究員が居るとか。
その内その辺の犯人捜しになるのかな。

ジェーン・バスコ ……… Kristanna Loken 元DEA(麻薬取締局)捜査官
アンドレ・マクブライド ……… Rob Stewart 政府の要請で秘密チームを結成
コナー・キング ……… Noah Danby バリア分署の戦術対応班
ライリー・ジェンセン ……… Sean O. Roberts 通信、セキュリティー担当の頭脳派
モーリーン・バウワーズ ……… Alaina Kalanj ジェーンと同じく、かつてDEAに所属
セス・カーペンター ……… Stephen Lobo チームドクター
ジョー・ウォーターマン ……… Nathaniel DeVeaux 元地下鉄職員

ブライアン (John Reardon) ジェーンの彼
ジョセフ・グレース (Allen Altman) ニューロ。治療の術
ジェラルド・モーガン (Garwin Sanford) 組織の上司
ジェニファー・タウン (Sonya Salomaa) ニューロ。神経麻痺
アダム・クレイグ (Scott Sorensen) ジェニファーの彼氏
--- (Clint Carleton) ニューロ。透明の術。

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