ロイヤル・ペインズ 〜救命医ハンク〜 (Royal Pains)(aka.「救命医ハンク セレブ診療ファイル」) 企画・脚本・製作総指揮：アンドリュー・レンチェスキー 企画・脚本・共同製作総指揮：ジョン・P・ロジャース 監督・ゲスト出演：ジェイス・アレクサンダー http://www.royalpains.jp/

第1話 運命のパーティー(前編) Pilot

脚本／John P. Rogers、Andrew Lenchewski 監督／Jace Alexander
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ハンクはERの医師として優秀な外科医だった。
非番の日に知人達とバスケットボールをしていると男性の一人
が突然心肺停止でコート内で倒れる。保冷剤で頭と脇を冷やし
て、心肺蘇生を試みる。救急車が来るまで20分もかかると言わ
れると、それでは間に合わないとしてSVUに乗る友人の車に乗せ
自分の働く病院へ搬送する。
病院では忙しなく患者が運ばれてくる中で、クレイトン・ガー
ドナーも倒れる。彼はこの病院の理事長故に、病院の責任者は
ハンクにERの責任者としてガードナーを優先して処置するよう
告げる。すぐにガードワイヤーを通してステーテルを挿入。
大腿動脈の閉塞部分を上手く処置して安定させると、すぐに
バスケ中に倒れた青年の方の処置を行う。責任者はあくまで
ガードナーが優先だとするが、ハンクは安定している状態なので
大丈夫だという。

ハンクは婚約者のニッキに逢うと食事を取ろうとする。
しかし二人は我慢出来ず、注文が来る前にレストランを退席して
二人はベッドへと向かう。ニッキは医者と結婚するのが夢だった
とし、私の人生は順調だとハンクに語る。まるで二人は毎日
幸せの階段を上っていくようだと。
しかしそんなハンクの元に電話が鳴る。

急いで病院に行くとガードナーが亡くなった事を聞かされる。
病院のリスク委員はハンクが血管形成術のベテランを別の
患者に回したせいだという。貴方は良いERの医師だったが、
私が貴方の立場ならば一流の弁護士を見つけて25年くらいは
身を隠すだろうと言われる。実質上の解雇だった。

堕落した生活を送るハンク。
ニッキは一ヶ月はハンクの堕落した生活を黙って見守っていたが、
ここらで仕事を探すべきだと告げる。しかしハンクはガードナー
家がニューヨーク中のレベル1のERに圧力を掛けて自分の事を
雇わないようにさせているという。今では学校の保健室の医師
でさえ雇われるのは無理だと語る。ニッキは結婚式は延期に
しようと言うと、ハンクは延期ではなく取りやめにしようと語る。
君は私が青年を助けたことに言及せず、理事長の死の事ばかり
を語っているとし、そんな女性とは結婚出来ないと語る。
ニッキは鍵を置くと、後で引っ越し屋に荷物を取りに来させる
として出て行ってしまう。
後日次々と荷物が搬送され、ソファーとLG製のテレビくらい
しか室内に残されていなかった。

そんな中、弟でハンクの会計士を務めているエヴァンがやって
くる。室内がまるでヘラジカと中国料理を合わせたような臭いだ
と告げ、「グレイズ・アナトミー」のデレク役のPatrick Demps
ey状態だぞと兄に語る。弟は気分転換にハンプトンズに旅行に
行こうと誘う。週末はメモリアルデーで4日間世界一盛大な
パーティーが開かれるとし、コネをゲットしたと語る。
ハンプトンズではスシロールにはミナミマグロと共に、ダイヤが
散りばめられているんだとし、周りはスーパーモデルだらけだ
と語る。
なんでそんな所に行かねばならないんだとするが、金が尽き
かけているし、映画配信サービスも止まっているぞと告げる。

重い腰を上げ、二人は"ベーシック"な車に乗ってハンプトンズ
へ。流石に金持ち達が集まるメモリアルデー故に渋滞だった。
途中の道でエヴァンは、シーラやイザベルなど美人をナンパする
が、自分たちがウエストハンプトンに泊まると聞くと、途端に
立ち去ってしまう。
道に迷う二人はようやくウエストハンプトンに到着する。
ハンプトンズの金持ち達には、貧乏扱いされるホテルだが
ハンクは豪華さに満足。しかしエヴァンが予約したのは、
その近く野ハンプトインモテルという安宿だった。

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■非番中の責任

これってどうなんだろうか。
ハンクは非番中だった訳で、その中でも彼に責任を求めますか?
って感じだった。まぁ解雇した事を後悔させてやるじゃない
けど、別の所で活躍することが、病院関係者にもフィアンセに
も最大の復讐になるって事だろうね。

■チープなハンク

なんか有望な医師という割に、案外質素な暮らしをしていると
いう感じがしたのは気のせいか。
ハンクほどの人物ならばもっと良い車にも乗れそうだしね。

家にあったのはLG製のテレビだった。
日本製テレビはもう売れない時代なのか。

■弟のエヴァン

兄専用の会計士なのかな。
完全に依存している感じがするけど、ずる賢いところで頭は
キレそう。ボリス家に潜入するときの手口とか上手いこと考えた
なって感じだったし。

兄と一緒のベッドに寝ていて追い出される所など、憎めない
感じ。

■パーティーでエイプリルが倒れる。

コンシェルジュドクターなるものが、金持ちの間では流行して
いるとの事。
人が倒れているのに、ドルチェ＆ガッバーナが・・・って
金持ちの割に主治医もそんなの気にするなって感じ。

酷い嘔吐、光線に過敏、意識の混濁、オビライト系薬物の過剰
摂取の症状だとするが、実際には植物園での殺虫剤が原因だっ
たとの事。違いは瞳孔の収縮と、スラッジの中毒症状が見られる
為に化学薬品が疑われた格好だった。

■名前が長い

ボリス・キュースタ・フォン・ユルゲンス＝ラテニッツ。
ドイツ系の移民なのか。

■前後半に分かれたエピソード

アメリカでは1話として扱われた件をテレビ東京版では二話に
分けた様だ。その為にCMの繋ぎが不自然になっていた。
BS-TBSやWOWOW版を見ても良いんだけど、レビューとして書く
のはテレビ東京版にしておきます。