ロイヤル・ペインズ 〜救命医ハンク〜
(Royal Pains)(aka.「救命医ハンク セレブ診療ファイル」)

企画・脚本・製作総指揮:アンドリュー・レンチェスキー
企画・脚本・共同製作総指揮:ジョン・P・ロジャース
監督・ゲスト出演:ジェイス・アレクサンダー

http://www.royalpains.jp/





第13話 ハンク・イン・ワンダーランド Wonderland

脚本/Andrew Lenchewski 監督/Jace Alexander
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日曜日の朝からテレビを見るエヴァン。
ハンクはメールの仕分けはエヴァンの役目だろうとして、仕事
をするよう告げると、エヴァンは一日くらい休ませてくれと
呟く。先日
ポータブル心電図を購入したが、小切手が不渡り
だったとハンクは告げ、ちゃんと財産管理をするよう告げる。

ハンクはボリスから手渡されたボリスの家系の病歴を調べる。
エヴァンはハンクに、
ディヴィアから婚約式の招待状が来ている
事を告げ、これからのハンク・メドをどうするか?と告げるが
ただ別の医療助手を捜すだけだと語る。ディヴィアとラージ
の婚約式は
ヒル荘園で行われる事になっていた。しかしこの
二人、ホントに婚約するのか?とエヴァンは語る。

一方ヒル荘園のエイミーは深夜に妹のゾーイが幻覚によって
室内を歩き回るのを目にして止めようとする。早く部屋に
戻ってベッドに入ろうと呼びかけるも、ゾーイは光りのする
方向へと足を向け、そしてその光を目掛けて飛びかかると、
なんと窓ガラスを割って外に飛び出してしまう。

翌日ディヴィアとラージは荘園にいき、ヒル姉妹から婚約式の
計画を聞かされる。しかし荘園内では何か怪しい作業をしてい
る事が目に留まり事情を尋ねると、屋敷内の除霊をするのだと
いう。
婚約式までには不要なモノは片付けると言うが、ラージは
ここではなく
モントークヨットクラブで婚約式が出来ないか
聞いて見るという。三年前、ディヴィアの姉がこの場所で婚約式
をしたときには何も無かったのにとつぶやき、もしかすると
これは婚約を取りやめろとするサインなのではないかと考える。

そんな中、ディヴィアはゾーイの足から血が流れているのを
目にする。太ももに包帯をしているのを目にして、ディヴィア
は治療すると語る。足を診察する中で、
ゾーイが咳き込んで
いる
のを目にする。
すると姉のエイミーはゾーイの容体について、この家がやった
事なのだと奇妙な事を言い始める。
最近妹は毎晩色んなもの
が目に見えるようになった
のだという。それが見えるように
なったのが、伝統あるこの屋敷をゾーイが突然朝食付きのホテル
に改装しようと提案した頃からだと告げる。この屋敷は
先祖がスコットランドから移住して以降、5世代に渡って守って
きたもので、先祖に失礼な行動を取ろうとした事が原因だと
いう。

ハンクもやってくると、様々な検査をする。
視神経乳頭に浮腫はなく、軟口蓋に異常もなかった。
首や甲状腺にしこりも見られず、肺、心臓、腹部にも特に
異常は見られない。咳だけでなく、幻覚まで見られるというのは
一体どういう奇妙な組み合わせの病気なのかと頭を抱える。

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エヴァンは自分たちの資金を全てハイリスク・ハイリターンの
投資に回して全財産を失う。その影になんとハンクが12歳の
時に株で全財産を失い母子を見捨てて逃げた父親が関わって
いる事を知る。
投資の件でエヴァンが電話している際には、父親が関わって
いるのだろうなと思って見ていた。ただ話を聞いている限り
では、エヴァンの口座から勝手に父親が金を引き出している
感じなので、厳密に言えば詐欺行為なのではないか。

一方ハンクはヒル姉妹の妹・ゾーイの容体を見る事になる。
ゾーイは昼間は咳することになり、更に深夜には幻覚を見る
様な症状が現れる。
ドラマを見ていると完全に魔術師っぽい事をしている姉が、
妹に何らかの麻薬でも飲ませているのかと思って見ていた。
妹が馬鹿な計画をしている為に、それを阻止するための行動
かに思えたけど、流石にそこまで腐った姉ではなかった様だ。

カクテルの中に、テキストロメトルファンの入った咳止め
シロップを混入していたとの事で、妹には幼い頃に抗生物質
で副作用が出ていこう薬を飲むことを拒否していた事情も
有って内緒で飲ませていたらしい。
咳は止まるがそのせいで幻覚を見始める事になる。
結局イトラコナゾールと呼ばれる抗真菌薬がヒストプラズマ
症に利くとのことで、処方されることになる。

今回はシーズン1の最終話と言うことで私生活でも色々と
動く話だった。
特にディヴィアとラージの結婚。
ディヴィアは婚約を破棄しようと考えるも、妄想だけに
終わり結局言い出せないままに指輪を取り交わしてしまった。

またジルとチャーリーの関係。
チャーリーが相変わらず嫌な感じにつきまとってきたけど、
ジルが将来を計りかねている際に、ハンクにもゾーイという
人物と良い感じの関係になり始める。ただとりあえず自分たち
は患者の医者の関係だとして、踏みとどまり、そしてハンク
も失恋したばかりである事情を話して関係を進めない事を
話していた。

ディヴィアもエヴァンも居なくなる中で、ハンク・メドは
果たして機能しているのだろうか?

ハンク・ローソン (Mark Feuerstein) 長男、医者
エヴァン・ローソン (パウロ・コスタンゾ) 次男、会計士
ジル・ケイシー (Jill Flint) ハンプトンズ記念病院の美人病院長
ディヴィヤ・カダイ (Reshma Shetty) 医療助手(PA)
ボリス (Campbell Scott) ドイツ系の大富豪
タッカー・ブライアント (Ezra Miller) 息子、血友病
リビー (Meredith Hagner) タッカーの彼女
Ms.ニューバーグ (Christine Ebersole) 豊胸

エイミー・ヒル (Samantha Mathis) 姉、スコットランド系
ゾーイ・ヒル (Alexandra Holden) 妹
--- (Patrick Gilbert) Explorer
ラージ・バンディオパダイ (Rupak Ginn) ディヴィアの婚約者
デビュッシュ・カダイ (Ajay Mehta) ディヴィアの父
ルビーナ・カダイ (Anna George) ディヴィアの母
--- (Nandini Raani Iyer) Reception Guest
--- (Paul Weaver) Reception Guest
--- (James P. Anderson) Attending Physician
--- (Nivedita Kulkarni) Wedding Guest
--- (Kent R. Williams) Handyman

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