ロイヤル・ペインズ 〜救命医ハンク〜 シーズン2 (Royal Pains)(aka.「救命医ハンク セレブ診療ファイル」) 企画・脚本・製作総指揮：アンドリュー・レンチェスキー 企画・脚本・共同製作総指揮：ジョン・P・ロジャース 監督・ゲスト出演：ジェイス・アレクサンダー http://www.royalpains.jp/

第1話 パニックルームの遺産 Spasticity

脚本／Andrew Lenchewski 監督／Constantine Makris
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ディヴィアの婚約式の後、エヴァンはエディRに遭うという
メッセージを残して居なくなる。ハンクはすぐにエヴァンが
N.Yのウォルドーフホテルに行ったであろう事を悟り、車で
ニューヨークを目指す。
本日はボリスの診察の予定だったが、ハンクは完全にその仕事
を放棄してエヴァンを追いかけてしまう。
オフィスに居たボリスの姿をディヴィアを見かけて、すぐに
ハンクに連絡を取ろうとするが、電話は着信拒否になっていた。

そんな中、ディヴィアの元にスペンサーから診察の要請の電話
が入る。最近手足が痺れる事を告げ、睡眠不足で有る事を語る。
スペンサー・フィッシャーと言えばテレビ通販の司会者でも
有り番組プロデューサーだった。通販番組では"どんクサスペ
ンサー"として有名なキャラクターを確立していた。
ディヴィアはスペンサーの病状を聞くと、恐らく睡眠不足から
来るものだとして、抗不安剤のアチバンを処方すると語る。

ニューヨークまで98kmの所を走行していたハンク。
エヴァンに電話するも全く電話に出ることがない。
ハンクはエヴァンが泊まるホテルにいく。その場所は家族で
旅行したときに泊まったホテルで、ハンクはすぐに父親に
遭っていると聞いてピンと来ていた。エヴァンによると起きた
らオヤジからのメモが残されていてすぐに戻ると書いてあった
という。まるでエヴァンがオレに残したメッセージと同じだ
という。これまでに散々裏切られてまだ父親の事を信用して
いるのかと問うと、あんな男のことを真に受けるなんてバカだ
と告げハンクはエヴァンにハンプトンズに戻る様告げる。
しかしエヴァンは待っていれば必ず来るのだとして聞き分けが
無かった。

ハンクは帰宅すると、ボリスから受け取った大切な資料が無く
なっている事に気がつく。ディヴィアに尋ねるが、何処に
やったかは知らないとの事。それよりもディヴィアはハンク
たちが突然消えたので心配したとして、軽く怒っていた。
ディヴィアはエヴァンが残して行った貸借対照表の解読を
手伝って欲しいと告げ、まるでエヴァン語で書かれていると
いう。何とか資金調達しないとハンク・メドは確実に破産する
という。ハンクはエヴァンに任せた時点でこうなることは
分かっていたのに、任せた僕の責任だと語る。
ディヴィアはハンクにエヴァンの問題よりも、まずはボリス
のフォローをすべきことを語り彼は約束をスッポカされて怒っ
ていると語る。

ディヴィアの元にエヴァンから電話が鳴る。
自由になった気分はどうか?とディヴィアに告げ、ラージ
とはどうなったか?と尋ねる。ディヴィアは婚約のことよりも
財務の件で何とかするようエヴァンに訴える。唯一上手く行っ
ているものをぶちこわすなんて酷いとし、今すぐ戻る様エヴァン
に告げる。

ハンクはボリスの元に行く。
家族のゴタゴタによって診察をスッポカした事を謝罪。
そしてボリスから預かったファイルを紛失したことを語る。
ボリスは医者の役割をサボったからと言って追い出す気は無い
が、かかりつけ医としては別人を雇う事を告げる。君を信じる
事を無理だという。ファイルも人が容易に出入りする所に
無造作に置いてあったことに非難する。

一方ジルはブレア先生と話している中で、エリザベス医師
から声を掛けられる。エリザベスは消化器外科が専門の医師
だがERで働かされている現状に対して、全ては病院長の責任だ
と非難する。チャーリーを追い出したり、マッデン医師を首に
したりと次々とERの医師を追い出している事を非難。
患者の満足度調査では病院の対応に関しては10%好感度が上が
っている事を語る。しかし患者のために医者が犠牲になっている
現状を告げ、私は理事会のメンバーでも有るので、ジルの
経営者としての手腕を今度の会議で議題に挙げる事を告げる。
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いよいよシーズン2の開始。
WOWOWではシーズン3の放送が終わったよね。
このドラマ、最近のアメリカのドラマではありがちだけど、
24話のフルシーズン構成ではなく、16話程度で一シーズンの
括りになっているので見やすいと言えば見やすいかな。

段落を分けずに感想を書くと後から見直すと見づらいとの事
なので、シーズン2からは段落に分けて感想を書いていこうかと
思います。

■今回の患者はスペンサー

テレビの通販の人気出演者。
エヴァンはそんな彼の次女に詳しかったけど、ハンクは無駄
な知識だと一蹴していた。確かに現在のエヴァンはハンクから
の信頼は完全に失われているからね。

何度もスペンサーが怪我なりギックリ腰になる姿が有ったの
で違和感が有った、当初は、この広い屋敷に一人で住む事で
の寂しさを訴えるためにわざと怪我をしたりして医者を呼びつ
けているのかとさえ思った。

■発明家の家

スペンサーの父親が発明家だったという。
地下室を作るのは良いのだけど、換気をきちんとしないと大変
になるという典型的なものが有ったな。
アメリカにはよく見かける感じのパニックルームも登場。
最終的にはスペンサーがパニックルームに挟まれるという
大失態を演じる。これぞ"どんクサスペンサー"の発揮なのか。

■地下室に化学薬品が大量にある

父親は発明家として、水銀と金を融解して合金を作ろうと
していたようす。ネットと連動したロボットを作ろうとしていた
みたい。しかし水銀は長い事吸い続けると、精神に異常を
来したり、腎不全を起こすことがあるのだという。
その為にスペンサーの父親は引きこもりでおかしくなってしま
った事が指摘される。

またスペンサー自身に訪れている少々も全て水銀によるモノ。
短い期間に水銀を吸い込んでいると、頭痛、疲れ、痺れ、睡眠
障害などが起こるのだという。

■ローソン家の事情

エヴァンは失踪していたローソン家の主、エディ・R・ローソン
と連絡を取り合っていて、投資を彼に任せていたようだ。
返すはずの金をなかなか返さずまたしても逃げ回るのかと
思いきや最後に返しに来た。

エヴァンが30歳の誕生日の日に父から電話が鳴った事を告げ、
電話では常に父はハンクの事を気にしていたという。
エヴァンとしては辛い状況だね。

■ディヴィアの婚約、そして結婚は?

ラージと婚約はしたけど結婚までは60日の猶予がある。
婚約式で流れを止めることは出来ず、結婚したらロンドンで
住む事になっている。ディヴィアとしては、それが間違いだと
しても家族と繋がりは必要だと考えている様だ。

■ジルとチャーリー、そして病院長としての立場

理事長の一人で消化器外科のエリザベスが、ジルの存在を
否定したことで、一気に病院内でのジルの立場が悪くなる。
ディヴィアが暫く居なくなった後に、ハンク・メドに
ジルが加わっていくのかなと思っていたけど、そうなってしまう
とハンプトンズ記念病院との連携が取れなくなるのでちょっと
辛くなるかな。

■ボリスの遺伝性の病気

一度は信用を失墜したハンク。
しかしハンクは専門家同士が連携してこの病気に対処すべき
だとして、自分がクウォーターバックの役割を果たして、
専門医の意見のまとめ役を買って出る。
なんとかハンクにボリスの容体を治させて株を上げて欲しい
けどね。

とりあえずハバナ病院のマリサ・カサナス医師と会うようだ。
ボリスとの間にも何か有る感じ。

■エヴァンは高級車を売る

結果的には売る必要が無かったけど、財政をなんとかするため
に処分してしまった。車にはヘンリエッタという名前を
つけていたのかな。