ロイヤル・ペインズ 〜救命医ハンク〜 シーズン2 (Royal Pains)(aka.「救命医ハンク セレブ診療ファイル」) 企画・脚本・製作総指揮：アンドリュー・レンチェスキー 企画・脚本・共同製作総指揮：ジョン・P・ロジャース 監督・ゲスト出演：ジェイス・アレクサンダー http://www.royalpains.jp/

第2話 恋の病 Lovesick

脚本／Andrew Lenchewski 監督／Constantine Makris
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ハンクとエヴァンの全財産の銀行口座から金を引き出していた
のは、20年前に会社を倒産させ、妻と二人の子供を捨てて父・
エディだと判明。
そんなエディが小切手持ってハンクたちの家にやってくるのを
知るとハンクは容赦なく父親を殴る。
殴った後、ハンクは冷静になり傷ついた父親の頬の手当を行う
中、エディは子供たちが堅実で良い所に住んでいる事を誇りに
思うと告げる。20年前に別れてからずっと済まないと思って
いたとするが、ハンクは今すぐこの家から失せろと追い出そう
とする。しかし先ほどハンクが殴った後遺症のために脳しんとう
を起こしていたエディはその場でふらつく。エヴァンはそんな
父に運転させるのは危険だとして、一晩泊める事になる。

翌朝父の姿はなく、ブラウニーとコーヒーが用意されていた。
また娘・ブレークが帰還したとのニューバーグからの知らせと
共に、パーティーを開くという招待状が届く。またエヴァンは
ハンク・メドで顧客獲得のために使用するハンクグッズを発注
するがそれが今朝現物が届いていた。ハンクはエヴァンに対して
誰も買わないようなものになんで金が無い時に、金を使うのか
と呆れる。エヴァンは、まだ財政が健全なときに注文したもの
だと反論し、エディが居なくなった事を知ると、ハンクが追い
出したのかと疑う。ハンクはまた20年後にでも連絡が来るの
ではないか?と皮肉を告げるが・・・エヴァンは兄は父親が
戻ってこないと言っていたのに、実際には戻ってきた事を告げ
ハンクの言うことが全て正しい事ではないと語る。

一方ハンクたちはブレークの帰国した祝いのパーティーの為に
ニューバーグ邸を訪れる。そこにはジルも来ていた。
ニューバーグによると、娘のブレークはフランスのリオで
料理学校に進学し卒業して戻ってくるハズが、アメリカ人と
出会って卒業するまでもなく帰国してしまったのだという。
ブレークの恋人のジェイミーはヨガ教室をしていた。
ニューバーグはハンクに二人を引き合わせる。ブレークは
ハンクの前で彼は北サンフランシスコでヨガ教室を6件も
経営していてブログで健康を訴えて、各国を飛び回っている
人物だと紹介する。ブレークは母のチェチェは、自分の恋人
として適任なのは医者、弁護士、銀行家以外認めてくれない
として不満を述べる。

一方ディヴィアもラージを連れてパーティーに来ていた。
ジルは人前でも一緒に居る二人を見て、幾ら両親が決めた結婚
相手とはいえ、結婚のために努力しているのだと感じる。

ハンクはエヴァンがパーティーにハンクグッズを持って来ている
事を知り呆れる。サブリミナル効果のようにハンク・メドを
刷り込みを行うために持って来たのだという。これぞハンク
メド・ヘッド作戦だと告げる。しかしハンクはすぐに回収して
処分するよう告げる。すると会話を聞いていたジルは、今日
ガレージセールをやるので、そこでハンク人形を売ったら
どうか?と告げる。チャーリーの荷物を全て売るために
ガレージセールを開くという。それを聞いたディヴィアたちは
ガレージセールを手伝うと語る。

そんな中、ブレークが呼吸困難で倒れたとの連絡を受け、ハンク
を彼女の診察に行く。ヨガをしていたら痛めたという彼女。
ジェイミーは高度な上級者向けのポーズを教えてしまったので
自分の責任だとするが、話を聞いているウチに盛り上がり
男女の関係になっていた事を知る。ブレークは注目されたり
目立つのが嫌いな性格なので、こういうパーティーも嫌いなの
だという。クスリはやっていないとし、暑さや帰国で疲れた
だけで休んでいれば治ると告げる。ハンクも今日は激しい運動
はしないよう釘を刺す。

ガレージセールへ。
そこでエヴァンはシェリーという女性が革製品を売っている
のを見かけて声を掛ける。エヴァンは気に入られようとして
本革のベルトを2つ購入し、お茶に誘おうとするが、彼女には
ジョンという名の警察官の夫が居ることが判明する。
ジルはガレージセールにディヴィアが手伝いに来てくれた事に
感謝する。これまでガレージセールを手伝ってくれる人と言え
ば、長く付き合っていた人物か貸し借りのある人物だけだった
と告げる。
ジルはディヴィアと会話する中で、ディヴィアがまだラージ
とは性的な関係になっていない事を知り驚く。体の相性を
知っておくことは大切だとするが、結婚前に性交渉するのは
文化に反するものだという。

エヴァンとハンクはガレージセールが一段落して車で家に
戻ろうとすると警察官によって車を止められる。
その警察官が先ほどのシェリーの夫・ジョンだと知り、エヴァン
は自分を責めに来たのだとしてビビるも、ジョンはハンクに
用があるという。ジョンは腹部に変な発疹が出来たとして、
それを診て欲しいと頼むのだった。かつて浮気した事が有る
ので妻にはこの件で浮気を疑われたくないとして、内緒で診察
して欲しいと頼む。
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■いよいよハンクとエヴァンの父・エディ登場

前回のラストに登場したエディ。
いきなりハンクは出会い頭にパンチを繰り出す。
ハンクにしては珍しい感情的な姿だったけど、それだけ20年間
の苦労というモノが身に染みて分かるというモノだった。

■ハンクとエヴァンの父親に対する温度差

長男と次男故に受け止め方も違うのだろうな。
ハンクは母と弟を守るために必死になってやってきたのだろうし
エヴァンは20年も前の事だとして、父のことを許そうとハンク
を説得する側に回る姿が有った。

■ニューバーグに娘が・・・

娘と言っても血の繋がらない親子の様だ。
何と言っても娘・ブレーク役は、「24」のクロエ役の
Mary Lynn Rajskubが演じている。
目立つことが嫌いで、期待される事を嫌う彼女は、何処か
自分に自信が無く、睡眠薬や抗不安薬を服用しているという
女性だった。

■ブレークの彼・ジェイミーは、年下でスリム

ジェイミーはどういうつもりでブレークと付き合っていたん
だろうね。いきなり電話で別れを告げるなんてちょっと信じられ
ない感じだけど、遊びで付き合っていたという事なのか。
まぁジェイミーがその場に留まりたくない性格である事は
明らかだし、好奇心は高そうだけどね。

■ラージとディヴィア

ディヴィアはジルに感化されて、ラージと相性の問題を話し合
おうとする。しかしラージとしては婚前契約書のことだと考え
て弁護士に書類を用意させようとする。実際には体の相性の
事だけど、果たしてラージとディヴィアは結婚前に体の関係を
持つ事になるのか。

■ブレークの病気

心筋梗塞で倒れたのか思いきや、実際には心電図を見ても
不整脈の兆候もなく、異常はない。
ハンクが倒れたブレークの元に駆けつけたときには、鬱血性
心不全で、st上昇型の心筋梗塞なのでカテーテルでの処置が
必要かと思えば、実際には心臓の先端に膨らんだ様な跡が
見られ、強いストレスが引き金となって出来るたこつぼ型
心筋症(きずついた心症候群)だという病気だと知る。

精神安定剤とカウンセラーで解決していく病気との事。
結局またブレークはフランスの料理学校に戻るようだ。

■ジルとハンク再び・・・

まぁ関係が戻らない理由が無いけどね。
互いに相手が居ないし互いの間で気持ちが途切れている兆候も
無い。ガレージのソファーに座ってビールを飲みながらキス
して、ガレージのドアを閉める辺りが如何にもって感じだった
けど、電話に邪魔されてしまった。

■シェリーとジョン

一度の夫の浮気で疑心暗鬼になる夫婦。
普段は仲が良いんだけど、どうしても緊急事態にはこういう
過去が傷として蘇ったりするんだよね。一度の裏切りという
のは予想以上に相手を不安にさせるもの。

浮気による梅毒を疑うも夫婦揃って発疹が出来ている事が分か
る。まさかシェリー側に浮気があるのかと思わせたけど、
実際にはアルマジロを介した病気だった。

■エディはニューバーグと良い関係に・・・

また都合良くニューバーグと関係を近づけたけど、ハンクたち
にとっては恩人のような人物なので、エディが下手に彼女の
資産に手を出さなければ良いけどね。
ただこれで父親がハンプトンズに残るという状況が暫く
出来たのか。