ロイヤル・ペインズ 〜救命医ハンク〜 シーズン2 (Royal Pains)(aka.「救命医ハンク セレブ診療ファイル」) 企画・脚本・製作総指揮：アンドリュー・レンチェスキー 企画・脚本・共同製作総指揮：ジョン・P・ロジャース 監督・ゲスト出演：ジェイス・アレクサンダー http://www.royalpains.jp/

第3話 アクションスターの休日 Keeping the Faith

脚本／Michael Rauch、Jack Bernstein 監督／Dennis Smith
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ハンクはボリスの遺伝的な病気を治すためにも各医療分野の
最先端の医師たちの話を総合してまとめ役を果たそうと考える。
そんな中、ハンクの顧客でもあり家族の様に接しているニュー
バーグと、突如ハンプトンズに現れた無責任男の父・エディが
恋人関係になった事を知る。

映画「ガラクタ・コレクター」で一躍人気俳優になったドナル
ド・グリーンは、この日エージェントのレスリーと共にシリー
ズ映画の続編の出演について話し合っていた。新作の脚本では
恋人も登場してキャラクターに厚みが出るというレスリー。
脚本のことはフェイスと相談するという。ガラクタ・コレクタ
ーはゴミ処理場で分別なくゴミを捨てるものたちに戦うという
半ばホームレスでアウトローが主人公の男の物語だった。
舞台がゴミ処理状からマイアミに変更されるという。
レスリーはドナルドに対して、息子のボーウェンの誕生日会が
土曜日に有るので是非来て欲しいという。その際出来れば、
映画での衣装で来て欲しいと頼む。
ドナルドは駐車場から車を出すと、そこで警察によって止めら
れる。警察官によると、蛇行運転していたということですぐに
飲酒検査をすると言われる。警察官はドナルドが車の中から
出てくると驚く。なんと身長2m以上、体重220kgを超える巨漢
だったのである。ドナルドはまっすぐ歩けないばかりか、
警察の制止にも足を止められず、警察からスタンガンによって
押し倒されてしまう。

エバンとハンクはニューバーグとランチの約束のために車で
走行中、倒れているドナルドと刑事の姿を目撃。
ハンクはすぐにドナルドが呼吸困難を起こしていることを目に
して応急措置を取る。すぐに体制を戻すことで軌道は確保され
容体は安定。
エバンは彼が映画俳優のドナルドだと知り、大感動する。ファ
ンゴリラのインタビュー記事を読んだとし、一緒に写真を取っ
て欲しいと頼むと彼も快く応じてくれる。ドナルドのポケット
の中にハンク・メドの名刺をひっそりと忍び込ませるのだっ
た。

一方ハンクはニューバーグに逢いに行く。
ニューバーグはハンクたちの母親になるつもりはないとしなが
らも、エディと付き合っている事を認める。ハンクはエディが
過去に犯した事、そして金目当てで近づいているかも知れない
事を告げるが、ニューバーグは彼は全ての事を話してくれたと
して、ハンクたちの間で起きていた全ての事情を知っていた。
その上で付き合っている事を語る。

ハンクはボリスから皮膚組織を採取する。
遺伝子突然変異の最新データの照合し、何か出れば治療に役に
立つという。この手の分野でもっとも研究が進んでいるのは
キューバのマリス・カサラス博士だが、未だに連絡が取れない
事をボリスに報告する。ボリスはハンクが立ち去った後、
カサラスからの手紙に目を通す。

エバンとディヴィヤがハンクのオフィスで顧客を待っていた。
ドナルドから電話を受け今からここに来るというのである。
するとフェイス・グリーンというガラクタコレクタープロダク
ションのCEOという女性がやってくる。話を聞くとなんと彼の
妹だという。その事実にエバンは衝撃を受ける。
フェイスとドナルドがやってくると、要件は2、3ヶ月前から
突然膝から下に力が入らず、足がチクチクしていること。
そして時々平衡感覚がおかしくなるということだった。
二週間後に保険会社の審査が有る為に、ようやく兄を説得して
診察を受けてもらいに連れてきたとの事だった。
フェイスがドナルドに変わって全ての話をしてしまうために、
エバンは彼女を外に連れ出す。ハンクがドナルドの容体を診て
いる間に、エバンは彼女から色々と話を聞く。フェイスは
エバンが優しい事を知って町案内をしてくれないか?と頼むと
食事をする事になる。しかしエバンはフェイスの兄がドナルド
だと知り、臆する姿が有った。
一方ハンクはいくつか検査したが、結果が出るまではうまり
派手に動き回らないよう告げる。

フェイスと食事に行くエバン。
ドナルドは昨年、どんな仕事でも引き受けた為に、ずっと旅回
りをしていたとし、体の大きさから飛行機での移動が無理なの
で、ずっと車で移動し続けたという。フェイスはいつも兄の
世話役だったので、何かをしてもらうことになれていないとし
エバンの優しさに感謝すると共に、旅回りの関係上、男性との
つきあいにも慣れていない事を告げる。彼女は食事に来た物の
食事を取らずにビタミン剤を飲んでいる事を知る。
フェイスが一度電話で席を外すと、エバンはハンクに電話
して5分後に電話を鳴らして、オレを救出して欲しいと頼む。
フェイスがエバンの元に戻ってくると、彼女は先ほど話をした
内容を忘れていて、また繰り返し同じ話をしている事を知る。
それを知ったエバンは益々彼女との関係に臆する姿が見られる。

ドナルドの検査の結果、貧血以外の症状は見られなかった。
ナトリウムとカリウム値は正常なので、貧血がドナルドの体
に症状を引き起こしているとは考えづらいという。しかし
そんな中でもドナルドは手の感覚を失っている事を知る。

ハンクはジルの元に行くと、2m以上、220kgの人でも検査出来る
MRIが有る場所を知らないか?と尋ねると、彼女は知っているの
で案内するという。すると連れて行かれたのは何と馬の厩舎
だった。
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■患者は映画アクション俳優

ドナルドを演じているのはプロレスラーのPaul Wight。
2m以上、220kgの巨漢の男性、しかし妹のフェイスは小柄。
一体どんなカラクリが・・・って感じだけど、実際には彼女も
元は横幅の大きい人だったみたい。ビタミン剤だとして飲んで
いたのは、胃を一部切除した為に抗生物質でも飲んでいる感じ
だね。

■ドナルドの症状

手足の末端の感覚がなくなっていき、平衡感覚を失っていく
もの。冒頭ではいきなり警察官とのやりとりの中で、警察官
がビビって電撃ショックを与えていたのが不謹慎ながら笑える。

■マニアに受けている映画?

映画「ガラクタ・コレクター」。
シリーズの1作目は、制作費10万ドルで8千万ドルを稼いだと
いう映画。でもギャラは700ドルだったとか。
ジルがこの映画を好きだというのが意外だったけど、アメリカ
のセレブって表面的には地球環境を気にしている人が多く、
キャリアの一環として啓蒙活動している人も多いから、知って
いる人が多いのかな。

ディヴィア、ハンク、エバンの三人でソファーに座りながら
映画を見ているところが何とも言えない良さがあったな。

■原因は入れ歯の安定剤の亜鉛

一日一本は使用するとのこと。
歯はアーノルド・シュワルツェネッガーのボディガードを
している際に、全て折られてしまった様だ。
安定剤の中の亜鉛によって中毒になり、銅が不足した為に
起きたモノ。

■妹・フェイスも記憶障害気味

原因は過度のダイエット・食事の制限が問題なのかな。
ビタミンB1不足の為に起きているとのこと。凄い量の薬の塊
を飲んでいた。胃酸が逆流して食道が狭くなったとのこと。

■ニューバーグとエディとハンクとエバン

エディはハンクとの和解に努力するも、ダメだと知り出て行く
のかと思いきや、もう一人の子供まで失いたくはないとして
居座る様子。ハンクに指図はするなと告げる。

しかしボリス家に居座り我が物顔をしていることで、ボリスに
は完全に嫌われてしまったようだ。

ハンクとエバンの関係は良好。
ハンクがエバンを抱えようとした際には、持ち上げられず、
太ったせいにしている。

■ボリスの件

なんと新たなコンシュルジュドクターがボリスの元にやってきた。
演じているAnastasia Griffith は、ドラマ「ダメージ」で
ケイティ・コナーを演じたり「トラウマ」でナンシー役を
演じている。果たしてハンクは首になるのか?
まぁシーズン3には出演していないので、何処かで首になったり
するんだろうな。

大量に輸入したセフィキシム、ドキシサイクリン、アジスロ
マイシンとは一体何の薬なんだろうか。