ロイヤル・ペインズ 〜救命医ハンク〜 シーズン2 (Royal Pains)(aka.「救命医ハンク セレブ診療ファイル」) 企画・脚本・製作総指揮：アンドリュー・レンチェスキー 企画・脚本・共同製作総指揮：ジョン・P・ロジャース 監督・ゲスト出演：ジェイス・アレクサンダー http://www.royalpains.jp/

第4話 キューバへの招待 Medusa

脚本／Andrew Lenchewski、Constance M. Burge
監督／Matthew Penn
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ハンクはボリスに呼び出されて、"冬の別荘地"ニューヨークに
行くと告げ、準備していた。エバンはハンクに新しくハンク・
メドのロゴの入ったバッグを手渡すと、宣伝の為にもそれを
持ち歩くよう言われる。古い考えは捨てろとして、ハンクに
古いバッグを捨てさせる。エバンはハンクが遺伝子検査協会の
書類を持って居るのを知り、自分との血のつながりを否定した
いのか?とするが、ボリスのものだった。エバンは自分も同行
したいと告げ、急いで自分の荷物を詰める。
ブリッジハンプトン空港へと向かうとボリスのプライベート
ジェット機に乗り込もうとする。マンハッタンので150kmで
僅か10数分の距離なのにジェット機なのか?と問うが、ハンク
は金持ちのやることは分からないという態度を示す。しかし
ここまでやるにはボリスの緊急という意味だろうと告げる。
エバンは父からミーガン商会のスコット・ミーガンを紹介して
もらったので、ハンク・メドグッズを作る為にニューヨークに
同行したい事を告げ、無理矢理ハンクに許可をもらう。
どうせジェット機に乗ることが出来なくても車で向かうと
告げ、温暖化でホッキョクグマを救うためにも同行させてくれ
と頼む。

エバンはラムスキンのジェット機のシートに感動する中で、
ジェット機のFA、リアからランチメニューを手渡される。
僅か10数分のフライトなのにランチなのか?とするが、既に
飛行機はその時間を過ぎていた。一体何処に向かっている
のか。
なんと行き先はアメリカとは国交のないキューバだった。
キューバではボリスが待っていた。強制移送した件で、月曜日
には返す事を約束すると、既に週末の代理のコンシェルジュド
クターは雇っているので安心するよう告げる。
ハンクはここに連れてきたのはキューバの遺伝子研究のカサラス
先生に逢わせる為なのかと尋ねる。
ボリスはここで遺伝マーカーの分析をしてもらっているとし
自分の遺伝子は稀なもので遺伝子突然変異が見られるのだとい
う。第9染色体・VCP分子が変異するために、骨や細胞が溶けて
しまうのだという。臨床試験があり有望なものなので、その為
の検査をハンクに付き添い指南して欲しいというものだった。

一方キューバでの同行を拒否されたエバンは一人でキューバ
のホテルに居た。

ディヴィアはいつものようにハンクのオフィスを尋ねると
そこにはエミリー・ペックが居た。ボリスに言われて週末一杯
の契約でハンクの変わりをするというエミリー。

ハンクは一時的にエバンの元に戻る。
エバンは兄と一緒にキューバの町を征服したかったとするが、
トム・クランシーの小説でもあるまいし、国際問題は起こすな
と告げる。
エバンは一人でビーチへと向かうと、そこでスキューバをやら
ないか?と男性インストラクターに誘われる。しかしカードが
使えない事が知り諦めようとすると、ミンディという女性が
代わりに支払うので一緒にバディとして潜ってくれないか?
と言われる。ミンディはケリーとスージーという女性と一緒に
旅に来たが彼女達は明日潜る予定なので自分は今日潜りたい
という。ミンディはカナダ人である事を聞く。

ハンクはボリスに連れられて研究施設へ。
ここは研究室が20有り、研究員は100人程度日夜遺伝子の研究
をしているという。そこでカサラス先生を紹介してもらう。
カサラスはボリスを見るとまさか来てくれるとは思わなかった
というが、ボリスはハンクが居なければ来ていないという。
ハンクはカサラスに対して治療計画をみたいと語る。

ディヴィアはエミリーと共に患者の訪問診察へといく。
ポッドキャストを使って患者のカルテの代わりに音声で吹き込
んでいた。

ハンクは血液検査の結果を調べにカサラスの元を尋ねる。
ボリスならばこの手の研究所にも惜しみない援助をするだろう
と告げるが、カサラスはアメリカ人は金で希望が買えると
思っていると呟く。遺伝学については専門外なのでしょ?と
言われるが、自分はボリスが危険に治療を受けないかどうかを
見守るために来たのだと語る。

エバンはミンディと共にスキューバで楽しむが、船上から
スタッフが大声で何かを叫んでいるのを聞く。海の周りに
電気くらげが大量に発生しているとの注意の知らせだった。
急いでクルーズ船に戻るとエバンは、ミンディの酸素ボンベ
に頭をぶつけて甲板から海に投げ落とされてしまう。
エバンはハンクに治療をしてもらう。とりあえず頭から血が
出ただけで問題は無く、止血の為に髪の毛を三つ編みにして、
バッグで止血するのだった。
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■ボリスに呼び出された場所

なんといきなりキューバの地に呼び出されたハンク。
行き先も知らされずにいくという所が如何にもセレブのやり
そうな事なのか。
しかしアメリカからキューバにプライベートジェット機で簡単
に渡れるモノなのかな?

ハンクはカサラス先生に、何度も電話したが、アメリカからの
電話は容易かも知れないが変身は難しい事を言われていたよね。

■カサラスとボリス

この二人、とても良い雰囲気なのだけど、なんでボリスは
連絡を取らないようにしていたのだろうか。ボリスはキューバ
と自分の立場は似ているとして、キューバの地が自分には居心地
が良い事を語っているよね。

そして先日ボリス宛に届いた広域抗生物質は、キューバで
市民達に無料で配るために送っているものだと判明する。

■週末コンシュルジュドクター

エミリーはハンクの変わりでは有ったけど、週末だけの関係の
様子。ただとても優秀な人で、プリンストン大卒業、
ジョンズホプキンス大を3位で卒業、アムネスティインターナ
ショナルの学生理事を担当している人物だと判明。

それを調べたのはジルだったけど、ディヴィアとジルの珍しい
ツーショットシーンだった。まぁ以前ガレージセールの時に
友情を確認した間柄ではあるけどね。

■ディヴィアはエミリーを気に入らない

新しい治療方針やら、エステを薦めるなど、ハンク・メドとは
方向性が違うとのこと。
ただ優秀なことは明らか。
ポッドキャストを使ってカルテ代わりにデータを録音して
後でカルテに書かせるなど、やり方も前衛的かな。

■エバンはカナダ人女性・ミンディと出会い

一夜の関係を結ぶ。
翌朝に彼女がハンク・メドのTシャツを着ているのは笑えた
けど、違法葉巻の件でどうやら連れ去られてしまったようだ。

ミンディの酸素ボンベが頭にヒットする辺りは如何にもエバン
らしい役割。

■キューバでの遺伝子研究

社会主義国家故に、どの程度医療の分野が進んでいるのか
分からない所も有るね。ただ時々アメリカのドラマではキュー
バが舞台になるけど、まだまだアメリカ人にとっても足を
踏み入れづらい場所なのかな。

ただ待ちの病院ではハンク先生と出会うホセ先生は、アメリカ
の医師との意思疎通でも問題が無かったし、遅れているという
事はなさそうだね。

■ミンディの友達・スージーの容体が急変

アゴの形成、首の脂肪吸引、乳房の形成の為にキューバに
来ていたようだ。当然違法の整形手術故に危険も伴うけど
どうやら整形による合併症や肺塞栓症、心筋梗塞ではなく
スキューバをしたことによる、潜水病だった。酸素療法に
よって治療する。

■ボリスはマリサの治療方針にチャレンジ

ハンクは臨床実験なので慎重にすべきだとするが、結果的には
マリサで提唱した攻撃的治療に関与していく様子。
以前目の視力を奪われたというのに、ボリスもチャレンジャー
だね。