ロイヤル・ペインズ 〜救命医ハンク〜 シーズン2 (Royal Pains)(aka.「救命医ハンク セレブ診療ファイル」) 企画・脚本・製作総指揮：アンドリュー・レンチェスキー 企画・脚本・共同製作総指揮：ジョン・P・ロジャース 監督・ゲスト出演：ジェイス・アレクサンダー http://www.royalpains.jp/

第5話 カリブ海の対決 Mano a Mano

脚本／Carol Flint、Jon Sherman
監督／Matthew Penn
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エバンはキューバで車に乗った男達に突然さらわれてしまう。

ハンクはボリスとマリサの居る場所へいく。
ボリスは早速臨床試験の予測を立てていたとし、ベッドの中に
いた。マリサはハンクに対してこの臨床試験で治る可能性は
高い事を指摘するが、科学は希望的観測とは違うとして、警鐘
を鳴らす。ボリスはハンクに対して心配は分かるが私は冷静
だとして理解を求める。しかしハンクは不利な勝負だとして、
ボリスに危険性を訴える。

一方エバンが連れて行かれたのは人里離れた農場だった。
かぶせられていた覆面を外すと、そこにはオスカル、カルメン
ゴルドの姿が有った。カルメンはオスカルに看護師を連れてく
る様に言ったのに何故強引に別の人を連れて来たのかと激怒。
エバンに対して無礼をわびつつも、助けて欲しいという。マルコス
叔父さんがトラックのエンジルボルトを外そうとして滑車の中に指を挟ん
でしまったのだという。しかしエバンは自分は医者ではなく
医者は兄・ハンクである事を告げ、ハンクを呼んでもらう。
ハンクは急いで現場にやってくると、現状を知る。
ハンクは急いで救急車を呼ぶべきだとするが、マルコス叔父さ
んは反政府的な記事を書いており、ボート事故の際に死んだ
事になっているのだという。

一方ディヴィアの元にジルがやってくると、今夜知り合いたち
が集まるパーティー会場にバンドのジェーンズリカバリーも来
るので一緒に来てくれないか?と誘う。ジェーンズアディクシ
ョンのコピーバンドだとし、ラッツカラーという店で集まりが
有るのだとするが、そこに集まる客が苦手なのだという。
しかしディヴィアは自分もそういう店が苦手だし、患者が待って
いるとして断るのだった。

ハンクは挟まれている指をなんとか最小ダメージで引き抜くため
に尽力をつくすと約束する。そんな中、エバンはオスカルに
よってキューバ産の葉巻を売られた事を話すと、カルメンは
それはコイーバのニセモノだという。カルメンは弟のオスカル
に対して、まだそんな事をしているのかと激怒し、エバンから
売った金は返すべきだと告げる。
一方ハンクはマルコス叔父さんの指に糸を通すと、指輪をして
いた事から上手く傷つけずに滑車の中から指を引き出すことに
成功する。

カサビアン氏の検診に行くディヴィア。しかしエミリーが先に
患者の診察をしていた事を知る。ディヴィアは昨夜エミリー
に対して酷い言葉を発言したことを謝罪するが、エミリーは
医学校でも女性が女性を嫌う女性をコレまで見てきたとし、
大抵は自分が負けることを拒否する為にライバルを遠ざけるもの
だという。そういう女性には女性の友達がいないとすると、
ディヴィアには友達はいるのか?と問われる。ディヴィアはジル
などが居る事を語る。

ハンクはとりあえずマルコスの治療のために破傷風のワクチン
と撃つとし、傷ついた指を診察する。するとハンクには彼には
別の病気を抱えている可能性が高いという。ハンクはマルコスに
対して最近熱が出たことはないか?と尋ねると、爪に線状出血
が出ており、心臓から雑音が聞こえ、更には網膜にロート班
が見られるという。恐らく心臓の感染症の可能性が高く、
感染性心内膜症だと語る。心臓の弁が壊れる前に治療すれば
大丈夫だが、それには施設でエコー検査は必要だという。しかし
マルコスの場合には、顔を見られたら困るとして、一般の病気
には通えないことを告げると、ハンクには一カ所心当たりがある
という。検査をしないと叔父さんの命が危ないとするが、
キューバは密告社会で匿っている事が発覚すれば、裏切り者
として処罰されるのだという。

エバンはオスカルと一緒に携帯電話を取り返しに行く。
エスカルは用心棒のフリオに携帯電話を無料に渡してしまった
という。フリオに別のモノと交換してくれないか?と交渉するが
全く話を聞いてくれず、エバンは仕方なく賭博であるドミノ
で勝負を決めようと語る。
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■キューバでの2エピソード目

前回で本来ならばアメリカに帰国出来る予定だったけど、
一日延びてしまった様だ。
それもエバンがキューバ産葉巻を買いに行ったのが全ての運が
ツキという感じ。
誘拐されてマルコス叔父さんの治療に当たれといわれる。
マルコスは指を挟まれて重傷だったが、実際にはそれ以上に
心内膜症に冒されている事を知る。

■エバンは携帯電話を取り返す為に・・・

ドミノの賭けを全く知らないので、何が行われているのか
全く分からなかった。なんだか中国映画に出て来そうなゲーム
だね。
結局流れはエバンとオスカルが協力して取り返したという流れ
だったのか?

■ボリスも容体急変

新しい臨床事件をしているので当然想定外の出来事は必死。
ハンクはボリスが熱っぽそうにしている事を知り、心配している
と案の定痙攣して頻脈、に陥る。
ハンクが居なくてもこの状況、助ける事が出来るのだろうか。
ハンクは現地語を話すことが出来たので、円滑に処理出来た
感じだけどね。

結局ボリスの容体を安定させたのは、幹細胞を採取した際に
残っていたT細胞を使って、体全体をリセットさせたというもの
だった。

■ハンクとカルメン

前回はエバンとカナダ人の関係が描かれたけど、今回はハンクと
カルメンの関係が描かれた。
ただハンクの場合、ジルが居るのであんまり女性関係で派手な
行動は取れないよね。例え現在ジルが友達で有ったとしても、
ハンクが関係を持ったら二人の関係が遠ざかりそう。

■女同士の激しいつばぜり合い

ジルとディヴィアが友情関係を結ぶ。
共通の敵、デニスというナンパ野郎のおかげさまなのか。
ジルとディヴィアがそれぞれマクギリカディーとパンディオ
パダイと呼び合う姿が笑える。
そして腎臓蹴り飛ばしていた。

■ボリスは愛のために暫くキューバに残る

ハンクも有る意味ではキューバに残りたかったのではないか。
カルメンの事をお勧めするマルコス叔父さんがまた良い味出て
いるな。ハンクとマリサも最終的にはとても良い感じで信頼関係
を築いていったし、良かったと思う。

■奇跡、そして運

科学の力で駄目なときには運が有効。
ハンクもボリスの治療に際して運を強調していたし、エバン
も携帯電話を取り返す際には、賭けのドミノで運を強調する。
今回は運が回ってきたけど、いつまでも運が付いてくるとは
考えられないからね。

■新たなコンシェルジュドクター

まさかエミリーが居座るとは思わなかった。
ハンク・メドが三人体制で行っているのに対して、エミリー
ならば一人で出来るという事なのか?

最後にまたしてもディヴィア、ハンク、エバンで葉巻を吸う
シーンがあったけど、ディヴィアは海外に行かなくても良いの?