ロイヤル・ペインズ 〜救命医ハンク〜 シーズン2
(Royal Pains)(aka.「救命医ハンク セレブ診療ファイル」)

企画・脚本・製作総指揮:アンドリュー・レンチェスキー
企画・脚本・共同製作総指揮:ジョン・P・ロジャース
監督・ゲスト出演:ジェイス・アレクサンダー

http://www.royalpains.jp/





第11話 波乱の足音 Big Whoop

脚本/Michael Rauch、Constance M. Burge、Irv Danesh
監督/Michael W. Watkins
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ハンクはエディがボリス家で使用しているシャドーポンドの便
せんを使用していた事を目にし、ハンクはエディの企みに関し

て忠告する。ボリスは付け入る隙のない人物だと。またエバン
はエミリーがハンク・メドの乗っとりを考えているであろう事
を指摘するが・・・


エバンは朝からハンクを捜して、急いで
ESM(緊急スタッフ会議)
を行うと騒ぐ。ディヴィヤにも留守電に連絡を入れ、現在
エミリーがしている事実を触れ回り対応策を練ろうと告げる。
エミリーはインターネットサイトに於いて、ハンク・メドと
類似するドメインを買い占めて、全て自分のサイトに誘導する
様な仕掛け
を施していたのである。その窮状を訴え、エミリーは
クソ女だとぶちまけるが、なんと夕べからエミリーはハンクの
部屋に泊まっていて、ハンクと共にオフィスに現れたのである。
私って
魔女のサキュバスみたいなものなのかというエミリーに
憤りを感じるエバン。エミリーが居なくなったと見ると、エバン
はハンクに敵とヤッたのかと問い詰める。

ディヴィヤはエバンからの電話を無視して、新しい医療助手
探しのためにリム・アリスという女性と面談していた。
リムはディヴィアと同様にお堅い感じの女性で、スキャンダル
を気にしていた。ディヴィヤはハンク・メドはそういう所とは
ほど遠い職場なので気に入るはずだと告げるが、そこに
エバンが現れ、エミリーとの全面対決に対する事を口にする。
リムは不審に思いその場から立ち去る。
ディヴィヤはハンクのプライベートには立ち入るなとエバンに
告げると、その口ぶりからエバンは
彼女がハンクとエミリーが
関係を持っていた事を既に知っている
と感じる。今大事なのは
新しい医療助手を捜すことだというディヴィヤ。

ハンク・メドの元に無料訪問診療の依頼が入る。
ジルと共にハンクは、依頼人のスタンリーの元を尋ねると、
彼は一日中インターネットでシューティングゲームをしている
マニアだった。4ヶ月前に風邪を引き、
アシセストロマイシン
一度は良くなったけど、一週間後にはまた風邪を引き始めた
のだという。抗生物質も飲んでいるというが・・・ハンクは
ちゃんと健康管理はしているのかと尋ねると、血液検査をする
事を告げる。そんな中、何故か突然スタンリーからジルに在る
物を手渡してくる。なんと裁判所からの召喚状で、ハンプトンズ
記念病院のブレアと理事会がジルがしている無料診療所の業務
停止を訴えるというものだった。スタンリーは
裁判所の速達人
をしている事を知る。金のために嫌な仕事を引き受けている
のだと告げ、病気の件はこれとはまた別の事で、本当に病気
だと語る。

またハンク・メドはフィリップス邸へとやってくる。一年前に
スポーツドリンクのビジネスで大成功を収めて会社を売却して
大金を手にしたテッドは、妻子と共にそれ以来家族旅行をして
居るのだという。夫人はリン長女・グレイス長男・テディ
次女・マディが居る家庭で、診て欲しいという患者はテッド
父・ハリソンの事だという。元々タバコを吸い咳込む姿が
有ったが最近より咳が酷くなっているのだという。
ハンクはハリソンに面会すると、ハリソンが関節鏡やフィリッ
プス縫合術を確立した医師だと知り、尊敬の念を示す。

一方エバンは父のエディと喫茶店で会う。
エディはお気に入りの
アレクサンダーワンのサングラス
つけてやってくる。エバンはサイトの件で、ライバルのエミリー
に散々利用されている現実を語ると、感情に振り回されるなと
忠告される。ローソン家の家訓は、"愚痴をこぼすな、解決しろ"
がモットーだと告げる。自分はその手のプロを知っているので
葬り去ってやるという。Goggleを辞めたプログラマーの知人が
居て、サイトのハッキングなどをしてくれるのだという。
エバンは父が席を立ち赤い帽子の男と会うのを目にする。
サングラスを忘れていったので手渡そうとするが様子がおかしい
事に気になる。

ハンクはハリソンの病気は
COPD(肺気腫)の事を尋ねる。
既に16年間患っているとの事。血圧は198-03と高血圧だった。
タバコは一日2箱吸っていたが半年前に辞めている事を語る。
アルブテロールを処方されていて、ステロイド吸入薬低容量の
プレドニゾロン
を処方するというハンク。更に
鬱血症心不全
に対するラシックス
血圧を下げるためのリシノプリルを処方
するとの事。
テオフィリンを処方しないのか?と問われると、
ハンクは現在の医師は副作用の問題でその薬を処方する人物は
居ない事を告げる。ハリソンはそんな副作用が無かった事を告
げる。ハンクは念のために
呼吸器科医に念のため見てもらおうと
告げる。色々とハンクは電話をする中で、呼吸器科医は予約で
居ない事を知る。エミリーは呼吸器科医のフェローシップを
終えているので彼女に頼むというハンク。

ハンクがエミリーを信頼しきっている事に難色を示すエバン。
エミリーの語源は敵というラテン語だとし、アイツと組むなんて
最悪だと告げる。ディヴィヤは賛成だと告げるとエバンは
彼女に信じられないと問い詰めるが、ディヴィヤには有る考え
が有った、エミリーは
ボッタクリ女でごますり女でハンクの敵
である事は明白
であり、ハンクと仕事をしていくウチにその
事がハンクにも伝わるというのである。二人をくっつければ
間違いなく別れるとディヴィヤは語る。

そんな中スペンサーの血液検査の結果から、白血球の数値が
振れている事が分かり、おそらく
アッペ(虫垂炎)だと告げ、
すぐに手術が必要だと語る。

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■エミリーは怪しい人か?

ハンクは相変わらず女性に対して疑うことを知らずにいるけど
エミリーは着々とハンク・メド乗っ取りを計画している。
ハンクよ、何処まで人が良いんだか。

■エディの行動が怪しい

エバンは怪しい事を知って、エディを尾行するとなにやら紙袋
を男に手渡していた。こんな量では足りないみたいな事を言って
いたけど、やっぱりボリス家の便せんを狙っているのか。それだ
け価値があるのかも知れないけど、ボリス家はもう少しセキュ
リティに気を遣うべき。もしかして現金を渡すエバンの姿が
有ったけど、便せんを手渡しているのはエバンなのか?

折角ハンクとエディが仲良くテレビで負け試合を見る姿が有った
んだけどね。

■ハンク・メド、二つの案件

一件目はハリソンの容体を見るというモノ。
咳き込んでいる姿が有ったけど、結局何が原因だったのだろうか。
元々の咳の事実が有って、更に百日咳という感染力の強い
病気にかかったというところなのだろうけど、根本的な治療に
は至ったのだろうか?

エミリーが手柄を奪おうとして、勝手に副作用のある薬、
テオフィリンを処方して、危うく殺しかけてしまった。
エミリーはハンク・メドの責任にしたりするのかなと思ったけど
流石にそこまで外道ではなかったな。

■ハンク・メド、2人目の患者

スタンリーという引きこもり気味のゲームマニアの男の治療。
結局虫垂炎だったようで、すぐに手術することになる。
嫌な仕事である裁判所の速達人をしているのは、人と会えるか
らだという。
スタンリー演じるMichael Rapaportは、プリズン・ブレイク
のシーズン4で捜査官のドン・セリフを演じていた彼だった。

■ジルの無料診察所の流れ

ハンプトンズ記念病院から訴えられるも、スポンサーである
ボリスの名前を出した事でブレアもびびったりのかすぐに
訴えを取り下げてくれたようだ。しかしボリスは寄付した人物
の中に自分の名前が掲載されたことに対して、ジルに激怒する。
ジルが見限られることがなければ良いんだけどね。

■ハイタッチ拒否!

エバンが色んな人にハイタッチしようとする姿が有った。
ディヴィヤは幼稚っぽいとして拒否。ジルも無視。
ジルとエバンは手厚いハグまでしていたけどね。
エバンは憎めないキャラクターなんだけど、何処か危なっかし
いな。

■人は変わる?

今回はエミリーが処方したテオフィリンのせいでハリソンが
死にかけた。胃洗浄をするというくらいだから相当危なかった
みたい。依頼人のテッドに今まで医師に診てもらったがこんな
事にはならなかったとして怒られてしまう姿が有った。
自分の責任を痛感していた彼女の姿を見て、ディヴィヤは彼女
にPAの座を渡すような感じ。

ハンク・ローソン (Mark Feuerstein) 長男、医者
エヴァン・ローソン (Paulo Costanzo) 次男、会計士
ジル・ケイシー (Jill Flint) ハンプトンズ記念病院の美人病院長
ディヴィヤ・カダイ (Reshma Shetty) 医療助手(PA)
ボリス (Campbell Scott) ドイツ系の大富豪
タッカー・ブライアント (Ezra Miller) 息子、血友病
リビー (Meredith Hagner) タッカーの彼女
Ms.ニューバーグ (Christine Ebersole) 豊胸

エディ・R・ローソン (Henry Winkler) ハンクらの父
ラージ (Rupak Ginn) ディヴィアの婚約者
ディーター (Dieter Riesle) ボリスの秘書
エミリー・ペック (Anastasia Griffith) 週末コンシュルジュdr
ペイジ・コリンズ (Brooke D'Orsay) エバンの疑似恋愛

ハリソン・フィリップス (John Amos) 元医師、祖父
スタンリー (Michael Rapaport) 裁判所速達人
リン・フィリップス (Renee Goldsberry) 妻
テッド・フィリップス (Peter Parros) 夫
アリス・リム (Jennifer Lim) 新しい医療助手候補
マディ・フィリップス (Skai Jackson) 次女、百日咳
テディ・フィリップス (Jahmir Duran-Abreau) 長男
グレイス・フィリップス (Takyrah Jones) 長女
--- (Max Danesh) Barista
ダスティ (Randall Newsome) エディと関係が?
--- (Luis Hernandez) Waiter
スティーブンス (Amy Simmons) ハンプトンズ記念病院・看護師

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