ロイヤル・ペインズ 〜救命医ハンク〜 シーズン2 (Royal Pains)(aka.「救命医ハンク セレブ診療ファイル」) 企画・脚本・製作総指揮：アンドリュー・レンチェスキー 企画・脚本・共同製作総指揮：ジョン・P・ロジャース 監督・ゲスト出演：ジェイス・アレクサンダー http://www.royalpains.jp/

第14話 セレブの街のリアリティ・ショー Pit Stop

脚本／Michael Rauch、Jon Sherman
監督／Michael Rauch
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週末を利用してディヴィヤはロンドンのラージの元にわたる。
ハンクとエバンはインターネット回線を使ってオンラインスタ
ッフ会議を行うが、スピーカーの電源を入れ忘れたり、途中で
画像が乱れたりと、なかなか円滑に話合いが行われない。
しかしディヴィヤからは式は4週間後なので3週間後にはハンク
メドの仕事を降りると告げ、ディヴィヤはエミリーとは話が
出来たか?と問う。エバンたちは来年の夏にハンプトンズに
戻る際に、ハンク・メドに戻って働く気がないのか?と問う
が、回線が切れてしまう。管制塔よりトム少佐として呼びかける
エバンは交信が出来ない事を知る。

一方ジルの自宅の裏の湖で、リアリティ番組の「シェアハウス」
が撮影を行っていることを知る。ジルは番組プロデューサー
のトニー・リーに文句を告げ、貴方の番組の車が置いてあった
せいで自分の車がレッカー移動された事にクレームを出すが、
全く話を聞こうとしないトニー。ハンクがやってくると、ジル
はここ三日間で8時間しか寝ていないのに、裏庭で派手なパーテ
ィーが連日行われているとしてうんざりした表情を見せる。
ハンクはそれならばジルはウチに来て泊まってくれという。

そんな中、ジェットスキーをしていたクレイグとブルック。
突然ブルックは衝突して海上に投げ出される。すぐにハンク
はそれを知り、サーフボードで体を固定し、救命士を呼んで
病院に運んでいってもらう。脊椎の損傷の可能性も有るので
静かに運ぶよう告げる。

トニーはハンクが助けてくれた事を謝礼をするとし、書類を
手渡してくる。リアリティショーでハンクの映像を使いたい
ので使用許可書にサインが欲しいとの事。その提案を拒否する
ハンク。嫌ならば顔にボカシが入って撮影が行われることになる
との事だった。

エバンとペイジはブラックストーンクラブに来ていた。
こんな所でギャッツビーのパーティーを味わえると思わなかった
とし、会員制故にペイジが居なければ入る事も出来なかった
という。ペイジは貴方の友達ならば呼んでも良いとの事だった。

ボリスとマリサの元に行くハンク。
マリサがアメリカ国内で医療行為に関する手続きについて、
一定のテストを受ける必要が有ることを説明する。研究に
関してはテストを受けることなく継続して出来るとの事。
ボリスはマリサが食欲が無く気分が落ち込んでいる事を気にして
いた。マリサは妊娠していたが未だにボリスに話すことが出来
ずにいた。

エバンは「シェアハウス」の大ファンだった。
アスペン、サウスビーチ、マリブ編は全て見ているという程
のファン。ディヴィヤは教養の必要無い低俗な番組を見て
なにが楽しいのかと告げるが、エバンは全くその言葉に気にし
ない。

ハンクたちはトニーの元に行くと、ブルックは肩の痛みと打撲傷
が有るくらいで脊椎の損傷はないと語る。トニーは今回ハンク
たちを呼んだのには別の理由があり、クレイグが最近元気が
なく吐き気がすると訴えている事だという。喉が渇いていて
視界が霞む感じである事を告げる。容体を見た限りでは
ベル麻痺ではなく、瞳孔が開いていることが気になる。薬物の
事を尋ねると、クレイグはそれを否定する。血液検査をする事
を告げる。トニーからはクレイグは番組に出てから全ての
事が分かったのだと聞かされる。昔は小心者で太っており、
目立たない存在だったこと。体を絞ってテレビに出る様になっ
たら人生を変えたと言うこと。
ギランバレー、脳ヘルニア、頭蓋内圧亢進症、ライム病、
重症筋無力症など可能性は有るが、検査を見ない限り分からない
という。とりあえずディヴィヤがここに残って様子を見ると
語る。

夜中エミリーがハンクの家にやってくる。
ハンクはジルをベッドに寝かせて自分はソファーで寝ていたが
エミリーはハンクのベッドに一直線し、裸でベッドに潜り込む。
するとそこにジルが寝ていて悲鳴を上げる。
それを聞きつけたハンクとエバンは駆けつけると、ハンクは
不味い顔を見せ、エバンは二人の関係を想像してニヤニヤした
顔をする。

ディヴィヤはトニーの元に行く、クレイグが居なくなった事を
報告。監視カメラによるとミケルと一緒にキッチンで酒を飲んで
イチャついていた。ディヴィヤは一刻も早く酒を止めてベッド
に戻る様指示。ディヴィヤはトニーにクレイグの最近の映像
一週間分のVTRを見せて欲しいと頼む。

エバンとハンクは朝を迎える。
ジルもエミリーも二人とも帰宅し、二人きりの朝食。
チャンプのハンクにはウィーティーズを、エバンにはフルーティ
パフのシリアルを朝食に差し出すのだった。
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■冒頭のインターネット会議から掴みはOK

エバンの大好きな会議。
ハイテクを使ってロンドンにいるディヴィヤとの会話を楽しむ
も、機械のトラブルだけでなく人為的トラブルも重なり、
グダグダさが存在した。
管制塔よりトム少佐と会話していたけど、ハンクblogによると
David BowieのSpace Odditの曲の歌詞の一節のようだ。
アポロ11号の月面着陸に合わせて作成された曲のようだ。

■クレイグの容体

リアリティ番組「シェアハウス」の出演者の一人。
テレビに出たことで今までの内向的な性格からは随分と脱皮
したという彼。しかしその為にはそれ相応の犠牲を強いられた
様子。多汗症だったという彼は、テレビの中で汗をかかないよ
うに汗を止める注射を大量に投与しているらしい。

冒頭ではこの時に使用したインデラトックスによってボツリヌ
ス菌に感染した可能性が高いと判断される。

■マリサの病気

単なる妊婦で体調を悪化させているのかと思ったけど、調べて
行く内に、トキソプラズマ症である事が判明。問題なのは
妊婦であるということ。また妊娠中に症状が体内に入ったのか、
それとも妊娠する以前から症状が有ったのか分からない点だ。
妊娠前に発症していたのならば、男児が生まれる可能性が高い
との事。

■ボリスとマリサ

5年前に二人はつきあい別れていたことが分かる。
それはボリスが遺伝病を持って居る事で、自分の代でこの遺伝病
を終わらせようとして子供を作らないと考えている事だった。
ただこの遺伝病は息子に対して発症するもので、女児に関しては
発症しないのだろうか?

■ハンクとエミリー

ハンクはエミリーをパートナーとしてハンク・メドに受け入れ
たい。しかしエミリーはコンシェルジュ医療のフランチャイズ
計画を考えていて、その計画にハンクたちを入れたいと考えて
いるようす。エバンは利益は三等分だと主張。

それよりもエミリーはハンクとジルの関係を気にしている感じ
だね。ハンクもジルにして欲しいな。

■エバンとペイジ

冒頭ではあれだけ仲が良かったのに、撮影隊をブラックスト
ーンクラブにペイジを利用して中に入れたことで、ペイジは
相当激怒している様子。もうこの二人ダメなのかな。

■ボリスの圧力

ハンクとマリサが検査室で内緒で会話しているのを知って
ボリスはハンクに何を話していたのか問い詰める。
ただハンクはマリサと二人で話し合ってくれとしか言えない
立場。下手すれば追い出される状況だけど、ハンクらしさを
貫いた格好だった。

■リアリティショーを見るディヴィヤの心境

最初は低脳な番組だとして否定していたディヴィヤだけど、
今回VTRを見せられる事で、見ている人は現実逃避を楽しむもの
だとして、訴える。それを聞いたエバンはディヴィヤにも
それに該当する何かが有るのではないかと疑う。
最後に近くに居るのにメールを送って、夏に戻ってきたときに
はハンク・メドに戻ってくるのか?と問い詰めた際には、証拠
として残しておきたかったようだ。

■裸でベッドに入ってきたエミリー

しかしベッドで寝ていたのはジル。
ドラマ「フレンズ」のジョーイならば、レズネタに敏感に反応して、
もの凄い突っ込みがあるんだけどね。まぁエバンもニヤニヤして
後で想像すると話していた。