ロイヤル・ペインズ 〜救命医ハンク〜 シーズン2 (Royal Pains)(aka.「救命医ハンク セレブ診療ファイル」) 企画・脚本・製作総指揮：アンドリュー・レンチェスキー 企画・脚本・共同製作総指揮：ジョン・P・ロジャース 監督・ゲスト出演：ジェイス・アレクサンダー http://www.royalpains.jp/

第16話 嵐の夜に Astraphobia

脚本／Andrew Lenchewski、Stuart Feldman
監督／Ed Fraiman
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天気予報士のステファニーは、テレビの前で嵐が近づいている
事を報道する。週末にハンプトンズにも影響が有る事が伝えら
れていた。

一方その頃州立公園では、パークレンジャーのピート隊長が
ジュニア探検隊に対して、ルールを守る事の重要性を教え込む。
探検隊の一人、チップは仲間とはなかなか上手く関係が立ち行
かないのを見るとピートは彼に声を掛ける。ここの州立公園は
命に満ちあふれているので、自然に居ると孤独ではないと感じ
られるのだと。
そんなキャンプ禁止区域に何者かのテントが有るのを発見した
ピートは、子供達をテントに入れて、様子を見に行く。
そして何者かが居ると分かるとそれを追いかけようとするが、
突然ピートは倒れてしまう。

ハンクとディヴィヤは彼女が居なくなった後の医療助手を捜す
為に履歴書を見ていた。
そんな中でエバンが突然荷物を買い込んでくる。ハンクはまた
販促品を仕入れてきたのかと考えるが、エバンによるとサバイ
バルキットだという。これはハンクメド防災グッズであり、
従業員は必ず携帯している事を告げる。色んなグッズが荷物の
中に含まれていたが、GPS信号つきの携帯を持たせる。この夏
最後の嵐が来ようとしているのだから、備えあれば憂いなし
だと告げる。ハンクはディヴィヤに彼は嵐が子供の頃から苦手
だと語る。エバンはテレビの天気ニュースに釘付けだった。

そんな中ディヴィヤの元に診察の電話が鳴る。
ジュニア探検隊の少年・チップがツタウルシにかぶれたという
ものだった。そんな中、チップからこの探検隊の隊長をしている
ピート隊長が夜から戻ってこない事を聞かされる。しかしそんな
会話をしている中で突然ピートが林の中から出てくる。
彼は何処かボーっとした様子で、昨晩からの記憶が無かった。

ハンクはピートの診察を行う。
眼球には異常が見られない事から逆行性健忘かも知れないと
ディヴィヤ。しかし頭部に外傷はなくどうにもハッキリとした
原因は分からなかった。しかしピートは聴覚が敏感になっており
頭痛と筋肉痛があるという。それを聞いてハンクはとりあえず
MRIを行おうと告げ、救急車を呼ぼうとする。この一帯で携帯の
電波が通じるのはサンライズ岬だけだと聞かされる。

エバンは州立公園内でストームチェイサーをしているという
ステイシーと出会う。彼女が製作した測定器のゼウスによると
明日は嵐が来るという。エバンは雷の危険性は無いかと尋ねると
人が雷に撃たれる確率は75万分の1だという。ステイシーが衛星
電話を所持している事を知り、彼女に救急車に電話してもらう。

ジルは病院内で嵐に対する対策を行っていた。
報道はオーバーだが備えておくべき事を職員や患者達に指示
する。そんな中、ピートと共にハンクが病院にやってくる。
ハンクはジルに対してここ一週間連絡を入れて居るが電話が
繋がらなかった事を指摘。ジルは嵐対策で忙しかったという。
ハンクはジルに食事に誘うと、空いているのは明日の夜くらい
しかないという。明日は嵐が来るとの報道が有り、どうすべき
か迷うがチューイの店で食事を取る約束をする。

ピートはMRIをしようと準備をする中で、時計を外した際に
火傷の跡が有るのを見てハンクは原因が分かったという。
なんとピートは昨晩落雷によって感電した為に一時的な記憶障害
と耳鳴りがしているのだろうと告げる。

ステイシーは手首を骨折していた。
ディヴィヤに診察してもらう。この骨折は6週間前にカンザス州
のミネオラの竜巻通りで積乱雲の上昇気流に巻き込まれた際に
転倒して骨折してしまったものだという。今の気象予報で
嵐の予測が難しくなっている原因は、情報過多になっていて
錯綜しているからだと告げ、彼女が開発した新型ゼウス探知
システムを使えば全ての情報が統合されて正確にはじき出せる
との事だった。ディヴィヤはステイシーのコーレス骨折がまるで
完治していない事を知る。それを指摘するが、ステイシーは
話を誤魔化して、今行かないと観測出来ないとして、辞められ
ない事を告げる。ディヴィヤはギブスを外す事は許可できない
と語る。

ピートはMRI、心電図、聴力、血液検査を行う。
認知機能の傷害が起きたり、慢性疼痛症候群などが数週間後
に起きたりする可能性も有るのだとして、深部組織の検査の
必要性を訴える。しかしピートは48時間後に往診に応じる事を
告げるが、狭い病院に居る事は出来ないとして州立公園に
戻ってしまう。

CPK値は正常、尿のミオグロビンも無い。筋肉・心臓は無事。
検査の結果ピートはとりあえず現状では問題は見つからなかっ
た。しかし聴覚の過敏な所は相変わらず原因が分からずにいた。
これからも往診はするとハンクはピートに告げる。
ハンクはピートが屋外のハンモックで毎日寝ているのを知る。
ピートによると自然のソバになるべく居たいのだと告げる。

エバンはハンク・メドのオフィスで、嵐対策のために窓を
板で補強する。ハンクはエバンの過敏な反応に対して完全な
雷恐怖症だと指摘。エバンはハンマーで板を打ち付けていたが
手をハンマーで叩いてしまうと、嵐に打たれるよりもマシだ
ろうとハンクは皮肉を告げる。エバンは最後に笑うのはどっち
だとして、ハンクに対抗する。
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■エミリーと別れたハンク

エミリーと別れたからと言ってすぐにジルの元に走るという
ハンクもなんか好きになれない所が有るな。
女性には事欠かないという感じがして、入れ食い状態じゃない
かという感じ。まぁ本命はジルなので少し遠回りした感じなん
だろうけどね。

■パークレンジャーのピート

突然の記憶障害。
原因は分からず聴力だけは研ぎ澄まされたものがあるらしい。
調べていく内にピートには落雷があったとのこと。
あの晩ピートはテントで逃げるステイシーを見たのであれば
ピートが雷に当たれたのも見えていたなのではないのか?

■自然大好きなステイシー

如何にもピートにピッタリの人物って感じで、この二人
くっつくんじゃないか?みたいな雰囲気が冒頭から有ったけど
結局恋愛関係には至らなかったのか。
自然が大好きなもの同士、結ばれれば良いんだろうけどね。

ステイシーは骨折が多い事に関して、単純に危険な仕事だから
という事で割り切れるモノなのか。

■ピートの容体が悪化

ステイシーがピートの体の上に乗っかった際に変な音が聞こえた
事から脳卒中の疑いが有ると診断していく。
彼は一過性の脳虚血発作を起こした。頸動脈が裂けて血栓が
出来るもので、頸動脈乖離が原因。元々は小さな裂け目で気が
つかなかったが、数日して少しずつ大きくなったのだろうと。

■ステイシーの状況

骨折が多いのは骨軟化症が原因なのではないかと推察。
ディヴィヤはハンクに意見を求めて電話し続けるも、なかなか
通じない。で、結局彼女自身が病気について調べて、解決
してしまった。足の腫瘍が原因だったみたい。

■エバンはディヴィヤに傍に居てくれと。

嵐が嫌いなエバンはなんとか誰かと一緒に居ようとする。
最初はハンクだったけど、ハンクがこの嵐の中でジルと出かける
事を知ってディヴィヤと一緒に過ごすよう説得する。
エバンが用意した発電機はオークションで手に入れたものなの
で使えず、エバンの用意したボードゲームはディヴィヤには
趣味が合わない中、一応二人が話し合える機会が生まれただけ
でも良かった。当初エバンはディヴィヤと結ばれるんじゃない
かと思ったんだけどね。

■ジルとハンク、帰宅できず

州立公園を走っていると嵐のために木が倒れてきて危うく
潰されそうになった。車のタイヤがぬかるみには待って動けない
中でエバンの防災グッズが役に立つ。
翌日迎えに来たエバンたちはジルとハンクが一つのブランケット
で暖め有っているのを見て、ジャンクの復活を喜ぶ。

因みにディヴィヤとエバンは、ディヴカスだそうで、カスとは
エバンの事だけど、やはりカスとは最悪なネーミングなので
はないのか?