Smash / スマッシュ
Smash

Creator: Theresa Rebeck

http://www.nbc.com/smash/





Apr. 16, 2012
第11話 セレブ女優の登場 The Movie Star

脚本/Julie Rottenberg、Elisa Zuritsky 監督/Tricia Brock
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いよいよレベッカがマリリンのミュージカルに参加する事になる。
サムは10歳の頃に、ベビーシッターに連れて行ってもらい、
彼女が出演する
映画「亡霊女」を見たという。しかしマリリン
にしては彼女はお姉さん過ぎないか?と告げる。確か
マリリンが
亡くなったのは36歳くらい
。トムはサムに、レベッカも36歳
くらいだと告げる。ジュリアはサムトムが先週からずっと
仲良くおしゃべりしているのを見て、二人の為にイタリアン
レストランをその場に予約する。

デレクから改めてミュージカルのスタッフたちにレベッカが
加わる事を説明する。とりあえず挨拶がてら、
「あなたのスター
は」のシーン
をレベッカに披露してもらう。しかし演技者と
しての
レベッカは歌はあまり上手くはなかったアイリーン
含めスタッフたちは最高だったとお世辞する。しかし確かに
スター性はあるが彼女で大丈夫かスタッフ同士で語り合う。
ビートもキーも外しては居ないのだが、何処か歌が五月蠅い
という。エージェントは歌えるとする触れ込みであり、テレビ
ショーの
「サタデーナイトライブ」でも立派に歌い上げるシーン
をみたことが有ると言うが、現状では不的確だった。レベッカ
にオペラ歌手になれない事は明らかだが、それでもスター性は
十分だというアイリーン。芝居も出来るし、客も呼べることは
確かだとすると、間接的解決策を見出そうという。ジュリア
は集団自殺でもしますか?と皮肉る。
とりあえず現実案として、
マリリンの分身としてカレンとアイビー
をアンサンブルに参加させよう
とデレクは語る。アイビーは
もう失態の罰は受けたとし、カレンだけでは未熟であるのも
事実だという。分身は囁くだけの役割だったが、アイビーを
呼び戻す事への口実にしているだけじゃないのか?とスタッフは
疑う。
しかしマリリン本人が歌えないと意味が無いとして、頭を抱える。

そんな中、ジュリアの元に息子のレオの学校から電話が鳴る。

スーはレベッカとエレベーターの中で逢ったとし、話しかけら
れたと喜ぶ中、カレンは未だに話しかけられずにいた。
アイビーが戻って来たらカレンはどうなるのか?という問いかけ
にピンチだろう言われるカレン。

レベッカがメインで再び練習が開始される。
トムはレベッカに歌の指導を行う。それを見ていた他の演者
たちは、チケット代を返せと言っている客の姿が思い浮かぶ
という。しかし
カレンは美人で名声も有り、あんな人生を
送りたいと
考えていた。
そんな中、カレンはデレクに呼び出され、カレンのマリリン
の代役はこれで必要無くなると言われる。カレンは分かっていた
事だと告げると、デレクの中にはカレンがマリリンとして歌って
いる幻視が見えるのだった。

カレンは彼氏のデーヴに電話し
報道官の件はどうなったのか?と
問うが現在忙しいのでまた後で話すといわれる。しかしその頃
デーヴはR.Jと一緒に居た。

ジュリアはレオの件でフランクを呼び出す。
現在レオは二つの科目(微分積分とアメリカ史)で落第点を
採っていると先生から連絡が入ったというものだった。
フランクは今まで優秀だったレオが急に問題児になったことは
偶然だと思っているのか?とジュリアに怒りをぶつけると、
全ては私のせいだとジュリアも認める。フランクの怒りは収まら
ず、君は嘘をつき、結婚の誓いを破ったこと。そして5年後に
また同じ事を繰り返したのだとして、それが問題の全てだと
語ると彼女も何も言えなくなってしまう。

カレンはレベッカが居るのを見かけて声をかけるが、タイミング
が悪く相手に気づかれず。レベッカはデレクを呼ぶと演出プラン
が有るとして色々と提言してくる。
レベッカによるとマリリンはアクターズスタジオで学んだの
だから、そのシーンが無いとダメなのではないかと問う。
そこを描かないと全体的な心理描写が描けていないとし、
客はそういう芝居を見たいのではないかという。更に歌が
退屈すぎるというレベッカだが、それを作っているトムたちの
事を気にして、気を悪くしたか?と告げ、悪意は無かった事を
告げる。

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演劇界で上演が予定されるマリリン劇のプロジェクトで投資を
呼び込むために映画界のスターを起用することになる。
客や話題・注目を呼び込む為には必要不可欠であり、映画俳優
のレベッカが該当する。演技だけでなく歌も歌えるという
事だが、歌に関しては期待していたものと違い、やや場違い
な雰囲気が流れる中で、彼女は演技者としての要求を次々と
出してくる。

畑違いの所からやってきたスターが場違いな雰囲気を醸し出す
中で、それらが上手くマッシュアップされていき、良い血を
輸血して演劇にも華やかさと演技を持ち込んだのかなという感じ。

ミュージカルと言えば歌がメインなのかもしれないけど、彼女
が主張するようにストーリー自身にも深く切れ込むためには
演技パートも必要なわけで、その辺のせめぎ合いが面白く描かれて
いる。

共通する敵が出来た事で、カレンとアイビーが仲良くなって
いたり、嫌みを軽く流せる間柄になっている辺りが微笑ましい
感じかな。ただ相変わらずデレクはカレンの中にマリリンの姿を
見出している感じなので、その辺は今後とも気になる点だ。

ジェシカとフランクは相変わらず。
修復可能なのだろうかという感じがするのだけど、ジェシカの
忍耐が勝つのか、それともフランクが折れるのが先なのかといっ
た感じなのかな。

トムとサムの関係が親密化されていく中で、失礼ながらちょっぴり
キモいと思う流れの中、アイリーンとニックの関係もまた足踏み
状態。アイリーンがまた男性関係で気苦労な事は起こしたくない
とする気持ちもよく分かるが、それでも気持ちが抑えられなくな
っていくのかな。ニックのブラックな私生活とは、店を出した
際にマフィアが関係しているみたい。この町では手を汚さない
と商売が出来ないと語っている様に、それは演劇界の中でも同様
に言える事なのか。

カレンとデーヴの関係も雲行きが怪しい。
報道官は僕の夢だったんだというデーヴだけど、カレンだって
演劇は夢である。互いに苦しい状況の中で、助け合っていける
のか。

またエリスがうっかり、ランダールに"負け犬"だと伝わり怒らせてしまう
ところが笑えた。エリスはいじられてナンボですね。

■使用された曲

Uma Thurmanの"Let Me Be Your Star"
・Katharine McPheeの"Our Day Will Come"
Uma Thurman and the cast of Bombshellの"Dig Deep"
・"Misled"


■検索用キーワード

・グウィネス・パルトロウ
・イン・トゥ・ザ・ウッズ ザ・フロッグス
・CAA マーク
・レベッカの要求 30cm以内禁止 ケールと亜麻の実のスムージーを作
る為のミキサー
・ピーナッツアレルギー
・全て私が悪いんです
・モンロー主義 20世紀フォックス メソッド演技
・カジュアル・フライデー2 試写会 ブライアントパークホテル
・ページ6 ニューヨークタイムズ誌 ゴシップ 低レベル化
・深く関わるのを恐れて責任を負うのを怖がっている。だから一人身
だと。
・チャータースクール
・悪い事しましょ ありふれた夫婦 歴史 オオカミ

ジュリア・ヒューストン (Debra Messing) 作詞家
デレク・ウィリス (Jack Davenport) 女たらしで有名な演出家
カレン・カートライト (Katharine McPhee) ウェイトレス、女優
トム・レヴィット (Christian Borle) 作曲家、ゲイ、デレク嫌い
アイヴィー・リン (Megan Hilty) 女優を目指す
アイリーン・ランド (Anjelica Huston) プロデューサー
サム・スティックランド (Leslie Odom Jr.)
デーヴ・サンダラム (Raza Jaffrey) ニューヨーク市役所
フランク・ヒューストン (Brian d'Arcy James) ジュリアの夫
エリス・ボイド (Jaime Cepero) トムのアシスタント
レオ・ヒューストン (Emory Cohen) 息子

Mrs.カートライト (Becky Ann Baker) カレンの母
ロジャー・カートライト (Dylan Baker) カレンの父
ジェリー・ランド (Michael Cristofer) アイリーンの夫
ジョシュ (Joshua Bergasse) デレクのスタッフ
デーブ (Tim Wright) ダンサーの振り付け師

ジョン・グッドウィン (Neal Bledsoe) トムの彼氏?
サム・ストリックランド (Leslie Odom Jr.) アイビーの旧友
ジョシュ (Joshua Bergasse) スタッフの一人
リンダ (Ann Harada) スタッフの一人
スー (Jenny Laroche) ダンサー、アイビーの友達
デニス (Phillip Spaeth) ダンサー、アイビーの友達
ボビー (Wesley Taylor) ダンサー、アイビーの友達
ジェシカ (Savannah Wise) ダンサー、アイビーの友達
スコット (Scott Burkhardt) メガネのスタッフ、アイリーン秘書
シンシア (Condola Rashad) "シン"、エリスの彼女

ニック (Thorsten Kaye) バーテンダー、7ドルでマティーニ
レベッカ・デュバル (Uma Thurman) 映画女優、新しいマリリン役
ランダール・ジョーンズ (Sean Dugan) レベッカのエージェント
ポール・デンビー (Charlie Semine) デーヴの上司に・・
R.J.キグレー (Tala Ashe) 新聞記者、デーヴの知人
ペティ (Peter Rini) "アーサー役" メガネの俳優

--- (Betsy Aidem) Guidance Counselor
ジャスティン (Henry Stram) "ストラスバーグ"役
ジョジー (Shaun Licata) レベッカのアシスタント
コリン (Marcus Schenkenberg) レベッカの元彼、ストーカー化?
デーブ (Tim Wright) "ジョニー・ハイド"役
--- (Matthew Gooley) Dive Bar Patron
--- (Kelly Southerland) Man Paying Bill

ダンサー
(Ioana Alfonso)(Manuel Herrera)(Nova Bergeron)
(Keith Kuhl)(Yanira Marin)(Angelina Mullins)
(J. Manuel Santos)(Angie L. Schworer)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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