Smash / スマッシュ
Smash

Creator: Theresa Rebeck

http://www.nbc.com/smash/





May 7, 2012
第14話 過ち Previews

脚本/David Marshall Grant 監督/Robert Duncan McNeill
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デーブはカレンにプロポーズするも、気のない返事をされ、
アイビーはデレクがレベッカと楽屋で寝ている事を知ってショ

ックを受け二人は互いにバーに行きウォッカを飲む。そして
二人は一晩を共にする。


朝デーブは目が覚めると隣にアイビーが居る事に気がつく。

一方ジェシカたちはデレクが"映画スター"レベッカと体の関係
に有る事をウワサしていた。カレンもその事実を聞いて初めて
知る。カレンは昨日から何度もデーヴにメールするも全く
返信がなく心配していた。
ジェシカはアイビーに電話し、リハーサルが始まるので来ない
と不味いと告げる。
デーブとアイビーは互いに夕べの事は内緒
にしようと告げる


劇場には
"レベッカ主演 ボムシェル"の看板が掲げられる。
ジュリアはレオフランクと共に
ボストンへとやってくる。
ボビーはジュリアがやってきたのを見かけると、ようこそ
ボストンへと声を掛ける。
そんな中マイケルもやってくると、フランクたちの顔がこわばる
のだった。
アイリーンはジュリアが来てくれた事にホッとする中、
ジュリアはトムとは決して口を利かないと語る。

レベッカは緊張の為にデレクを楽屋に呼ぶ。
デレクは彼女をリラックスさせる為に激しいキスをする。
アイリーンはレベッカの楽屋から出て来たデレクを見て
今夜がプレビューなのに一体何をしているのかと問い詰めるが、
レベッカが万全な体調かどうかを見に来ただけだと語る。
アイビーも遅刻しながらも合流する。カレンはデレクがレベッカ
と浮気したのを知ってアイビーに声を掛けるが、アイビーは
デーヴと寝た手前もあって、今は優しくしないでくれと告げ、
自分を保てなくなりそうだと語る。
ボビーらベテラン組は、旅公演にはトラブルはつきものだとして
あまり心配していない様子だった。

いよいよデレクから最後のリハーサルの前に言葉がかけられる。
あまり調子に乗って欲しくはないが、初日は良い形で迎えられそう
だとして、最終的な段取りを詰めていこうと告げる。特に
ディマジオ役がマイケルに変更になったこともあり、その辺は
入念にチェックしていくという。まずは
「歴史は夜に作られる」
のナンバーから始めるという。

練習が終わると、カレンは楽屋にいたレベッカに声を掛ける。
レベッカが緊張しているのを知ってカレンは大丈夫か?と尋ね、
そしてデレクとは寝ているのかと問う。アイビーとデレクが
付き合っている事を知っていたので驚いているのだという。自分
は誰にも傷ついて欲しくはないとすると、レベッカはカレン
に対してそんな事ではショウビズ界には居られないわよとアドバ
イスする。

いよいよ客が入場。
アイリーンは二階席で見るとのこと。ニックも劇場に駆けつける
が彼は腕を怪我していた。言い合いになって怪我をしたという
ニックに深い詮索はしないアイリーン。隣で一緒に公演を
見ましょうと告げる。
幕が上がる直前までカレンはデーヴにメールを入れるが一切
返信が無かった。自分の出演していない合間にもカレンはデーブ
からメールが来ていないかチェックする。その光景を横目で
見ていたアイビー。
初日故にレベッカとマイケルの息が合わず、照明がレベッカ
から外れてしまうというハプニングも有ったがとりあえず、
通しでボムシェルのミュージカルは終わる。最後は史実通り、
マリリンがベッドの上で亡くなってしまうという演技だった。
拍手喝采が起こるかと思えば、やはり死で幕を閉じたという
事実によって何処か観客の反応は鈍かった

プレビューの初日にはトラブルはつきものだとして、一同慰め
会う。

そんな中、カレンの元にデーブがやってくる。
カレンはデーブに言い過ぎた事を謝罪するが、デーブもカレン
に謝罪する。カレンはデーブをアイビーに紹介するが・・・

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いよいよボストンでのプレビュー公演が開始される。
ディマジオの変更が有った事を除けば順調から思えたものだが
観客からの反応はイマイチ。そしてそれに自信を無くした
レベッカは過呼吸で倒れてしまう。彼女が飲んでいたスムージー
の中に彼女がアレルギーを持つピーナッツが入っていたとの事
だが・・・

今回は公演が始まるという事でミュージカルシーンが多く、
嬉しい作りだった。
カレンの舞台衣装がまた胸の開いたドレスを着ていたので、
胸のボリューム感が凄かった。まるで着やせするのか?みたいな
感じに思えてしまう。

マイケルが未だに懲りずにジュリアにすり寄って来る辺り、
ビックリ。この人、全然懲りてないね。
勘違いも甚だしいものが有るけど、勘違いさせるだけのものが
有ったという所なのだろうか。せめて起用するときには
ジュリアは反対していた事くらいは話しておけば良いのにね。

デーブとアイビーが一夜の関係になる。
まぁありがちな展開で、カレンが急激に優しくなる事とは対象
的に、その事実が重くのしかかってくるという感じのエピソード
の流れ。
デーブ役のRaza Jaffreyさん、Dlifeで先日まで放送していた
ミストレスでもシボーンとの間で似たようにドロドロっと
していたけど、恋人と上手く行かず、仕事も上手く行かない
とする役柄がピッタリだな。
無くしたとする指輪の存在が故意なのか、それとも本当に無くな
ったものなのかが今後のポイントになりそうだし、主役の座を
巡る争いが再びアイビーとカレンの間で起き始めるという事で、
このアイテムが使われていきそう。

エリスがプロデューサー的意見を発し始めた。
レベッカのスムージー係はエリスだったと思うので、彼が意図的
にピーナッツを入れたという事なのかな。
アレルギー反応が起こることを知って食べてしまうとする猟奇的な
態度を見せたレベッカの姿を見ると、如何にプレッシャーから
開放されたがっていたのかが伝わってくるな。



■使用された曲

Uma Thurmanの"Let Me Be Your Star"
Uma Thurman and the cast of Bombshellの"The 20th Century Fox
Mambo"
Uma Thurman and Will Chaseの"Mr. & Mrs. Smith"
Uma Thurman and the cast of Bombshellの"The National Pastime"
・Marc Kudisch and the cast of Bombshellの"Don't Say Yes Until
I Finish Talking"
・Megan Hilty, 'Katharine McPhee (II)' and the female cast
members of Bombshellの"Smash!"
Uma Thurmanの"Secondhand White Baby Grand (reprise)"
Anjelica Hustonの"September Song"
・ Leslie Odom Jr. and 'Katharine McPhee (II)'の"Stand"



ジュリア・ヒューストン (Debra Messing) 作詞家
デレク・ウィリス (Jack Davenport) 女たらしで有名な演出家
カレン・カートライト (Katharine McPhee) ウェイトレス、女優
トム・レヴィット (Christian Borle) 作曲家、ゲイ、デレク嫌い
アイヴィー・リン (Megan Hilty) 女優を目指す
アイリーン・ランド (Anjelica Huston) プロデューサー
サム・スティックランド (Leslie Odom Jr.)
デーヴ・サンダラム (Raza Jaffrey) ニューヨーク市役所
フランク・ヒューストン (Brian d'Arcy James) ジュリアの夫
エリス・ボイド (Jaime Cepero) トムのアシスタント
レオ・ヒューストン (Emory Cohen) 息子

Mrs.カートライト (Becky Ann Baker) カレンの母
ロジャー・カートライト (Dylan Baker) カレンの父
ジェリー・ランド (Michael Cristofer) アイリーンの夫
ジョシュ (Joshua Bergasse) デレクのスタッフ
デーブ (Tim Wright) ダンサーの振り付け師

サム・ストリックランド (Leslie Odom Jr.) アイビーの旧友
ジョシュ (Joshua Bergasse) スタッフの一人
リンダ (Ann Harada) スタッフの一人
スー (Jenny Laroche) ダンサー、アイビーの友達
デニス (Phillip Spaeth) ダンサー、アイビーの友達
ボビー (Wesley Taylor) ダンサー、アイビーの友達
ジェシカ (Savannah Wise) ダンサー、アイビーの友達
スコット (Scott Burkhardt) メガネのスタッフ、アイリーン秘書
シンシア (Condola Rashad) "シン"、エリスの彼女

ニック (Thorsten Kaye) バーテンダー、7ドルでマティーニ
レベッカ・デュバル (Uma Thurman) 映画女優、新しいマリリン役
ランダール・ジョーンズ (Sean Dugan) レベッカのエージェント
ポール・デンビー (Charlie Semine) デーヴの上司に・・
R.J.キグレー (Tala Ashe) 新聞記者、デーヴの知人
ペティ (Peter Rini) "アーサー役" メガネの俳優
ジャスティン (Henry Stram) "ストラスバーグ"役
ジョジー (Shaun Licata) レベッカのアシスタント
デーブ (Tim Wright) "ジョニー・ハイド"役

テッド (Tony Yazbeck) "ディマジオ役"
ロナルド・スティックランド (Isiah Whitlock Jr.) サムの父
バネッサ・スティックランド (Elain R. Graham) サムの母
メリッサ (Erin Holmes) スタッフ

マイケル・スウィフト (Will Chase) ジュリアと不倫
ダリル・F・ザナック (Marc Kudisch)
パストール (Hinton Battle)
--- (Marc Shaiman) Pianist
--- (Scott Wittman) Bar Patron
--- (Greg Sammis) Theater Goer
--- (Nicholas Teti) Theater Goer

ダンサー
(Ioana Alfonso)(Keith Kuhl)(Angelina Mullins)
(Vivian Nixon)(J. Manuel Santos)(Curtis Holbrook)
(Tyrone Jackson)(Christopher King)(Spencer Liff)
(Angie L. Schworer)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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