Smash / スマッシュ Smash Creator: Theresa Rebeck http://www.nbc.com/smash/

Feb. 5, 2013
第2話 迷走の日々 The Fallout

脚本／Julie Rottenberg、Elisa Zuritsky 監督／Craig Zisk
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成功裏に終わった「ボムシェル」で一同、ブロードウェイ公演
に向けてプロジェクトが動き出した矢先に、デレクがマリリン
役の女優みんなと寝ているとスキャンダル記事が掲載。更に
アイリーンのスポンサーである出資者の金の出所が麻薬組織
からの不健全なものではないかとのジェリーからの妨害工作・
密告があり、更にはジュリアは「ボムシェル」のスタッフとして
は力量不足だという酷評、更には私生活でフランクがついに
堪忍袋の緒が切れた為に、離婚を切り出しプロジェクトは頓挫
する。

カレンはそんな状況の中、たまたま立ち寄ったバーで知り合った
バーテンダーのジミーとカイルの二人がミュージカルの曲を
作っていることを知り、更にはとても良い曲だった為に、
デレクにそれを報告すると他に曲はあるのかと問われる。

カレンはジミーに何度も電話するが返信がない為に、ジミーが
来るのをバーの前で待っていた。カレンはあなたの曲について
話がしたい事を告げミュージカル曲を作っているのでしょ?と
問う。あなたの友達からその事を聞いたとしてカレンは問い詰
めると、ジミーはカレンに対して君はいつもピリピリしている
事を指摘され、ムキにならなければ可愛いのにと言われる。
5時に仕事が終わるが飲みに行くか?と問うが、カレンは曲が
聞きたいのだという。しかしジミーは他人に頼らずとも自力で
何とかするとしてカレンを追い払う。
カレンは失望して出て行く中、カイルが立ち去るカレンに声を
かける。彼は気むずかしいヤツだが根は良い奴なんだとし、
現在近づいてくる人物を警戒しているのだという。カレンは
あなたたちの曲をデレクに聴かせたかっただけだと語ると、
カイルは、デレクの事を知っていて感激する。2時に仕事が
終わるので会えないかというカイルは見せたいものがあると
語る。

アイリーンのオフィスにやってくるとトムとデレクは互いに
罵り合う。デレクはアイリーンに対してもかみつくが、アイリ
ーンは今3時間も連邦政府の役人と私の会計士と一緒に請求書
や領収書、ギャラの控えなどをすべて調べてもらったが、問題
は無かった事を告げる。今夜、アメリカンシアターウィング
のパーティーでカレンに「ボムシェル」の曲を歌ってもらう
事を告げ、そのパーティーには多数のブロードウェイの大物が
来るので良いアピールになる事を告げる。トムとデレクに対して
ハッキリとした結果が出るまでは他の仕事は受けないよう頼む。
デレクは働かねばならない事を告げ、「ウィズ」の演出以外
にも俺にはオファーが来ているのだと語る。アイリーンはジュリア
はどうしたのかと問うと、現在レオの進路相談の為に席を外して
いるのだという。
そんな中、秘書のリズからミリアム・エイブラムソンから電話
が来た事を知らされるアイリーン。

サムはアイビーと町中を歩きながらサムの主演が決まった公演
「ブック・オブ・モルモン」のことを語る。アイビーは現在の
自分がこのまま女優を続けていくべきかどうかで悩んでいる
事を吐露する。そんな中、目の前から旧友のリサ・マクマンが
歩いてくる事を知る。アイビーは最悪の状況なので会話したく
ないとして、やり過ごそうとするがリサから声を掛けられて
しまう。彼女とはシェイクスピアフェスティバルで一緒だった
事を告げる。アイビーは彼女は演技ベタで自分よりも芽が出る
筈がないと内心は思っていた。しかしアイビーはリサから近況
を聞かされ唖然とする。女優の道は諦めて経営者として会社を
運営していることを告げられ、別荘の写真を見せられたので
ある。二人は今何をしているのかと問われ、アイビーたちは答える
事が出来なかった。

デレクはエージェントのエイドリアナと逢う。
「ウィズ」の件で、ヴェロニカの出演が決してしたことを
聞かされるが、デレクは演出家の座を降ろされたことを聞かさ
れる。女優の2、3人と寝ただけで閉め出されたのかと問うと、
地元の新聞社がスクープを掴んでいるらしいと告げる。
デレクにセクハラを受けたとして5人のダンサーがセクハラ訴訟
を用意しているのだという。

アイリーンのオフィスにジェリーがやってくる。
貴方のせいでアメリカンシアターウィングの招待も取り消された
事を告げ、「ボムシェル」の上演も風前の灯火であることを語る。
しかしなんとか作品を守っていく事を告げると、ジェリーは
ジュリアは心が折れて、デレクは「ウィズ」からも下ろされた
状況で出来るのかと指摘される。
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・ジェリーの企みで次々と機会を失う

アイリーンがジェリーを嫌う理由はよく分かるものがあるね。
こんなクソオヤジがブロードウェイを仕切っているというの
だからホント嫌な世界だ。
実力主義、アメリカンドリームだなんて言っても、こういう
おっさんが居る事でそう容易ではないことが伺える。

・ジュリアの傷心

可愛そうだけど浮気のペナルティとしてはある程度仕方が
無い気がする。それだけ悪い事をしたのだし、家族を裏切った
ことには違いない。シーズン2に入ってまだドラマの中で
子供たちが一度も出てこないのが気になるけど、父親の元
で暮らしているのかな。

ジュリアはパートナーであるトムの好意によって彼の家に
留まる。

・カレンはジミーとカイルと接触

カイルは元々ちょっぴりミーハーなミュージカルファンなの
でカレンと繋がりを持ち、そしてデレクなどの演出家を
経て成功を収めたいと考えている様だ。しかし肝心の
ジミーはまるでカレンに心を開かず嫌な事ばかり話している
姿が有る。
カイルが仲裁に入り、ジミーの歌の楽譜を一曲もらい、
彼が家だとしているブルックリンのグリーンポイントの
バーでパフォーマンスを披露した。しかし逆にジミーを
怒らせてしまったようだ。

・デレクざまぁぁ

散々女優にしてやるみたいなオーラで女性と寝ていた彼。
こういう人物は如何にもこの手の業界に居るんだろうなと
思わせるものがあるけど、それだけのツケはきっちりと
支払ってもらわねばなるまい。次々と女性に訴えられる
辺り同情する気もないけど、意外とデレクも撃たれ弱い
性格で、これだけのことで酔ってアイビーの元に行くと
いうのも意外だった。

カップルの女性に声を掛けてしまい男に突き飛ばされた際
に女性陣から責められる妄想に取り憑かれて、そこで
カレンらのパフォーマンスが見られた。

・アイビーは女優として崖っぷち

全てに於いてチャンスを掴むにはタイミングというものが
有るのだろう。アメリカンシアターウィングでのゲリラ
ライブ的シーンに於いて元々はカレンを想定していたのに、
それが叶わずアイビーに歌ってもらうことになった。
良いアピールにはなったけど、みんなジェリーを恐れている
みたいだし、今後どうしていくんだろうね。

・同居のアナ

この人も女優を目指している人なのだろうか?
今回ピアノの演奏を全面的に行っていたのは彼女だったね。
ボビーやジェシカとも精通しているし、この人ボムシェル
にも参加していたんだっけか?

■使用された曲

・Katharine McPhee, Megan Hilty and the female ensemble of
BombshellのWould I Lie To You?
・Katharine McPheeのCaught In The Storm
・Megan HiltyのThey Just Keep Moving The Line
・Jeremy JordanのBroadway, Here I Come