スーツ / SUITS

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5 Dec. 2012
第11話 罪の代償 The Shelf Life

監督/Jennifer Getzinger 脚本/Sean Jablonski
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チャリティパーティーに出席するピアソン・ハードマンの重役
弁護士たち。ハービーはルイスだけがグレーのネクタイをして
いたり、まるでドラマ「そりゃないぜ!? フレイジャー」のフレイジャー
の弟・ナイルズみたいな神経質ぶりをしていることを冷やかす。
ナイルズ・クレインはみんなに誤解されているだけなんだという。
ルイスはチャリティー・パーティーのレベルをあげるべきだとして、その
為の拘りである事を知る。ジェシカは利益は地域に還元するものだと
して、粗相のないように語る。ジェシカは事務所のクライアントであり、
事務所の会計事務を任せているドライベック会計事務所の代表・
トーリが来ている事を知って挨拶にいく。
一方ルイスは将来のリット婦人候補の一人に声を掛けるとして
シャリースに近づく。

ジェシカはトーリをハービーに紹介する。
トーリはここはパーティーの場なので仕事の話は抜きにする
と語るがジェシカは遠慮無く相談して欲しい事を語る。
するとトーリはウチの会計事務所の会計士に隠し事をしている
人物が居るのだと語る。

ジェニーとマイクはソファーで良い感じの関係になっていた。
しかしジェニーはマイクとこれ以上進むことに難色を示す。
私たちはまだトレバーの影を引きずっている事を告げ、少し
落ち着いてから関係を進もうという。そんな中ジェニーは
マイクの家のテーブルにハーバードクラブの招待状が届いて
いる事を知る。バーバード大学出身者たちが集まるパーティー
だが、そんな場所には危なくていけないと語る。マイクは
同伴するとしたらジェニーしかいないと語ると彼女はとても
喜び先ほどの誓いを破ってマイクにキスをする。

そんな中マイクはハービーに電話で呼び出される。
急いで現場にいくと、ドライベック会計事務所の会計士の
スタン・ジェイコブソンを解雇する事を語る。しかしマイクは
将来的利益の相反の放棄ではないのか?と問うと、ハービーは
よく勉強しているじゃないかと誉める。会社の定款とスタンと
の雇用契約をよく調べろと語る。スタンは経歴を詐称したの
だとし、元々公認会計士の資格を持っておらず、ビジネススクール
にも通っていない事を語る。トライベック社は信用の元、ウォール
街の半数の企業の会計を請け負っているために、そんな人物を
雇っていたことがばれたら一気に顧客は手を引いてしまうのだ
とし、素早く内密に処理する必要が有る事を語る。しかしマイク
は寧ろ自分の姿とスタンの状況がダブって見えていた。僕のことも
ジェシカにバレたら首になるのではないかとすると、そこにジェシカが現れる。
一体何の話をしているのかと問われ、マイクが童貞だということを
話していたと誤魔化す。

ジェニーは夕べマイクが家を飛び出して以降帰宅しなかった
のを受けて会社までスーツを届けに来る。しかし入り口のガード
マンによって止められてしまう。ちょうどレイチェルが来た為
に事情を話し、スーツを渡すよう頼む。そしてマイクに鍵は
マットの下に入れて置いたと言って欲しいと頼む。

レイチェルは資料室で仮眠しているマイクの元にいく。
彼女が背広を届けに来た事を告げ、夕べ緊急に呼び出された事
とは何なのかと尋ねる。スタンを首にすることになったので
その為の資料を探していた事を告げる。
マイクは集めた資料をハービーに届けると、ハービーはマイクに
同席するよう告げる。胸が痛むか?と問うと、ハービーはトーリ
が身元調査をしたという資料がないことを指摘し、今すぐに
取り寄せろと語る。

マイクはルイスのオフィスでトーリの会社からのFAXを受け取り
たい事を告げるが、ルイスは夕べ極上の美女と一緒に過ごした
自慢話をされるだけだった。
マイクは会計事務所のサリーに電話すると、信用調査の資料を
送ってくれるよう頼む。
マイクはその資料を持ち受付にいたスタンに逢う。
スタンはハービーに逢わせてもらえることを喜んでいた。
スタンはマイクと同様に数字には天才的で、数字を見れば何でも
分かると自負する程だった。
スタンはハービーのオフィスにいくと、ハービーがMLBのファン
であり沢山の有名選手のサインボールがあることを知って感動
する。
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    ■経歴詐称

担当:ハービーとマイク
敵:スタン

経歴詐称だけははどうあがこうと見逃せない事実として存在して
いる。資格もないそんな人物を雇ったと分かれば、会社として
の信用に関わるので、不本意だとは思うけど、スタンを擁護
するのは、この流れでは難しかった。
スタンが絶対に秘密保持契約付帯の解雇の書類にサインしな
いとごねるけど、裁判になればハービーの言うように破産して
しまう。今まで働いた分の全ての給料の変換だけでなく信用を落とした
分の費用も払わねばならないとなると一体どれだけ払えば
良いのだろうか。
ただ企業側にもダメージは与えられそう(笑)
スタンの存在自体が一つの武器になってしまっているという
部分は否定出来ないしね。
ただ数字に強いという人物ならばそんな無謀なことはしなさそ
うだけど。

マイクは立場的にスタンと似たようなところが有り、なんとも
複雑。ただマイクの場合、弁護士資格は持っているので、
その辺は大きな違いがある。
ハービーはマイクにクライアントに肩入れし過ぎだと指摘され
逆にマイクはハービーの事を自分の事しか考えていない
人物だという。なんとも平行線だけど、どちらからも歩み寄って
いる感じが良いんだよね。

■不正な申告

担当:ハービーとマイクとジェシカ
敵:トーリ (ドライベック会計事務所・所長)

トーリがジェシカの友人だとしていたけど、所詮は会社同士
の付き合いって感じの程度かな。大学時代からの友達だと
したら、もっとジェシカとしてはハービーに担当はさせなか
ったと思うし、切っても知れない縁として、トレバーと
マイクのような粘り強い関係として繋がりを保っていくもの
だろうとは思う。金の切れ目は縁の切れ目ってところかな。

調査する過程は相当ダークな感じで、ホントに大丈夫かよって
突っ込みが多かった。
他の弁護士事務所に侵入するなんて、ホント弁護士資格剥奪
ものだし、逮捕されても文句を言えないだろうと小一時間。
逆に警備員が法に詳しくて、弁護士たちの内情を知っている
警備員で良かったと思う。

また裁判の非公開記録を判事に頼んで閲覧させてもらうという
ところも有ったり、偽物の文章を本物らしく作成するという
流れもマイクという優秀なスキルを見せるところは良かった
けど一歩間違えば完全に逮捕されそうだ。

5年前に調査してスタンの現状を知りつつも解雇していなかった
こと。ポーラ・オニールという女性が不当解雇で訴訟を起こしている
が気が付くと立ち消えになっている事実がある。

感情に走るマイクに対してハービーは「弁護士としてやっていきたい
のであれば根拠ある事実と証拠と情報だけを追え」と指示、それ
こそ本物の弁護士だと語っていた。


ツボ

ハービーの名前の力が凄すぎるね。
ハーバード大のパーティーに行く際にもハービーの名を出した
だけで恐れている受付のものがいたり、スタンを脅す際にも
ハービーという名前が如何に力の象徴であるかを説いていた。

マイクの本命は?

恋愛も一つのポイントとして存在している。
冒頭の頃はハービーこそ女性関係には軽いイメージが合った
んだけどね。ジェニーは可愛いし、弁護士じゃないけど
ずるがしこい所でキレが有ったりするところがまた皮肉。
超過勤務の仕事同士でないとなかなかつきあえないとする
レイチェルが語っていたけど、寧ろ私生活まで弁護士のこと
を考えるよりもジェニーのように仕事とは一歩離れたところに
いる人物の方が気軽そうだけどね。まぁすれ違いの生活で長続き
はしなさそうだけど。

ルイスはやっぱりオチに・・・

股間を蹴られていたルイス。
シャリースに一体何を言ったのか気になる。

ペーパーカンパーではない、シェフクカンパニー

どちらも架空のペーパーカンパニーであることに間違いない。
ただその違いが描かれていたね。
ドラマ「ホワイトカラー」に於いても、モジーは不正のIDを作る方法論
として、シェフクカンパニーと同じ理念の方法でIDを作る方法が
あるという事をホワイトカラー」s3-7話でそんなことをやろうとして
いたことが有ったな。

トーリ役のAndrea Parker

プリティ・リトル・ライアーズでは、ジェシカ・ディローレンティス役。
デスパレートな妻たちでは、ジェーン・カールソン役。
「ザ・プリテンダー〜仮面の逃亡者〜」ではミス・ パーカー役として
出演している。

・Ima RobotのGreenback Boogie
・Christopher TyngのEnd Credits Theme

・Gloria LynneのSpeaking Of Happiness
・WaldeckのWhy Did We Fire the Gun?
・DJ Center (Featuring Zaki Ibrahim)のYes!
・Nicola ConteのBossa Per Due
・DJ CenterのCenter's Groove
・FreddaのBarry White
・Henrey FordのTake Me For What I Am



マイク・ロス (Patrick J. Adams) 記憶力が天才的
ハーヴィー・スペクター (Gabriel Macht) 弁護士、シニアパートナー
ジェシカ・ピアソン (Gina Torres) 弁護士事務所"ピアソンハードマン"経営
ルイス・リット (Rick Hoffman) 弁護士、ハーヴィーのライバル
レイチェル・ゼイン (Meghan Markle) パラリーガル
ドナ・ポールセン (Sarah Rafferty) 弁護士

トレバー (Tom Lipinski) マイクの親友
ジェニー・グリフィス (Vanessa Ray) マイクの親友
エディス・ロス (Rebecca Schull) マイクの祖母
デボン (Julian DeZotti) 弁護士、マイクにライバル意識
ハロルド・ジャコウスキー (Max Topplin) 弁護士

トーリ (Andrea Parker) ドライベック会計事務所CEO
スタン・ジェコブソン (John Billingsley) ドライベック会計事務所会計士
ジョー・スピナ (Patrick Gallagher) アンガー&メイシー社警備員
セス・ケラー (Ben Lewis) 弁護士
アンソニー・モリソン (Xuan Fraser) 夜間法廷・判事
シャリース (Chantal Quesnelle) ルイスが声を掛ける女性
ベン (Matt MacDonald) ハーバード大殺行政
ルビー (Jamie Spilchuk)
--- (Gregory Meyers) Waiter
--- (Nigel Hamer) Host
--- (Egidio Tari) Guard
リズ・シルバー (Carol Avery)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)


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