スイッチ〜運命のいたずら〜
Switched at Birth

http://abcfamily.go.com/shows/switched-at-birth





第1話 ベイとダフネ This Is Not a Pipe

脚本/ Lizzy Weiss 監督/Steve Miner
--------------------------------------------------------
名門バックーナホール高校
教師のゴールドの生物の授業で、遺伝子の授業を受けるベイ
リアム。子供の特徴は全て両親から受け継ぐものだとし、血液
型の簡易検査の実験を行う。
ベイは家に帰宅すると、自分は珍しい感じの
AB型だった事を告
げる。父親のジョンは、ベイにそんなハズは無いと告げ、パパ
もママのキャスリンもA型なので、
子供はA型かO型しか産まれな
い事を告げる。それならば私はエイリアンなのか?というベイ
に対して、兄のトビーはお前はバンパイヤではないかという。
キャスリンはベイを授かったときにはトビーは2歳だった事を
告げ、忙しくて浮気する暇など無かったと笑う。しかしベイは
髪の毛の色も自分だけが家族の中で黒い色をしていて、癖っ毛
である事
にも気になっていた。
両親は学業での成績を求めるが
ベイはどちらかというと芸術肌の人物
だったのである。
キャスリンはベイはイタリア系の曾お婆ちゃんの髪の毛を
受け継いだのだと告げる。

ベイは母・キャスリンの車で学校に送ってもらう中、母とは
いつも趣味が合わずケンカしている事を指摘する。
髪の毛、手の形、体型、趣味も私たちは似ている事を告げ、
もしかして私は養子なのか?と問うが、母はそれを否定する。
試しに検査して見てくれないか?と頼む。

6週間後、カンザスシティのDNA検査機関で、マーガレット博士
から
98%の確率でベイはジョンとキャスリンの子供では無い
が明らかだと言われる。そして
病院に問い合わせたところ、
看護師が取り違いをした事を認めている
という。本当の両親は
何処に居るのか?と問うが、この場合、
遺伝子上の両親と言う
べきだとして、デリケートな問題である事を告げられる。

ベイの生みの親、レジーナの元に二週間後に電話が鳴り、
ケニッシュ家とバスケス家は逢う事になる。
ジョンとキャスリンの子の名前はダフネだった。髪の毛の色
もブロンドでまさに疑う余地が無いほどにしっくり来る親子
だった。しかしダフネが言葉を発すると、違和感の有る言葉
が発せられる。なんと彼女は
幼少期(3歳)に髄膜炎を患い耳が
聞こえなくなっていた


ジョンはかつてMLBのロイヤルズの三塁手で、現在洗車場を7軒
も経営する実業家だった。
ケニッシュカーウォッシュのオーナー
だと知り、ダフネたちは驚く。ダフネの友人・エメットはジョン
のファンであり逢いたいと言っていた事を語る。

ケニッシュ家でランチを取る事になる。
とても豪邸である事に驚くダフネたち。
ダフネは
ベジタリアンであり、かつて鳥の処理場の話を聞いて
以来食べられなくなったとの事。
キウィにアレルギーが有ると
聞いてキャスリンは自分と同じだという。ベイは何のアレルギー
も無いが偏食が激しいという。バスケス家の母・レジーナは
シングルマザーで、しかも治安の悪い
イーストリバーサイド
住んでいる事を知る。色んな人が住んでいるので面白いという
が・・・

キャサリンは看護師のうっかりミスのせいで自分たちの子を
受け取れなかったとジョンに愚痴る。ダフネに拘るとベイには
負担がかかるし、今後どう関わっていくべきなのかと頭を
抱える。
トビーは食事が終わった後に出かける事を告げると、母は
トビーにダフネの事を家中案内してあげてと頼む。
色々と屋敷を紹介していく中で、バスケットコートが有る事
に気がつく。ダフネはトビーに1 on 1をしようとバスケ
の勝負を挑む。彼女はカールトンろう学校でバスケ部で活動
していた。トビーはダフネのバスケのうまさに驚く。

両親はレジーナにダフネの事を色々と尋ねる。
彼女は唇の動きで相手の言葉が分かること。菌にやられて
聴覚を失ったが、耳が不自由なだけで生活に問題はないこと。
キャサリンはベイの事についても色々と説明し、レジーナに
対して毎週逢って互いに理解を深めないか?と提案する。
レジーナは帰宅しようとするが、ダフネでトビーと仲良く
バスケしているのを見る。キャサリンは後で私たちがダフネを
家まで送ると告げる。

ベイはトビーにが仲良くしているのを見て疎外感を感じていた。
キャサリンは以前とは何も変わらない事を告げるが、ベイは
本来ならば私はベジタリアンでイーストリバーサイドに住んで
いて美容師をしているプエルトリコ系のシングルマザーの子
だったのだと告げる。

--------------------------------------------------------

■生まれた時に入れ違った運命

ダフネとベイ。まぁ今回のサブタイトルにもなっているけど、
まさにこのタイトルがピッタリ。

育ての親なのか、生みの親なのかという問題はドラマでは
良く描かれる要素だし、入れ違った運命の中、一方は金持ち
で一方は家賃も滞納している家族という事で、何とも複雑な
ものがある。

そして何と言ってもダフネは幼少期の髄膜炎によって耳が
聞こえないとする事情が存在する。

この手のネタ、韓国ドラマでは極ありふれた感じの内容だね。

■遺伝なのか環境なのか

人の性格や特性はDNAによって全てが決まってしまうのか。
それとも育つ環境によって変わっていくものなのか。
昔からそんなテーマで語られている感じがするけど、この
ドラマでは分かりやすいくらいにDNAが趣味・趣向を左右して
いる感じがする。

■トビーとキャスリンとベイ

トビーとベイは血のつながりがないと言っても案外違和感なく
接している姿が有る。トビーはキャスリンと気が合うようで
バスケしながらも仲良くしていた。逆にベイとは言い争いする
姿が有るが、これもまた兄妹である事を前提とした争いって
感じもするね。

■ダフネを眺めるジョンの視線

ジョンとしてはダフネにも同じように将来の可能性に対して
チャンス与えたいと感じている。ろう学校ではなく、一般の
高校に通わせたいと感じている様だ。しかしレジーナは逆に
一般の高校に入れれば孤立すると考えている様で心配は尽きな
い。

ダフネは母親にジョンからの提案を話せずにいる中で、祖母
に相談し、そして話すことを決意する。

■レジーナとベイとアドリアナ

やはりレジーナとアドリアナもキャスリンの事に何処か
違和感が有ったようだ。事実を知った後にこれで合点がいくと
語っていたしね。そしてベイもまたバスケス家を訪れた際には
レジーナの趣味が絵だと知って納得したのではないだろうか。

まぁちょっと分かりやすいくらいの関係だけどね。

意外なのはダフネがバート系の音楽を聴くと言うことかな。

■キーマンとなる男たち

・タイ
演じているBlair Redfordは新ビバリーヒルズ青春白書
オスカー役の男の子だ。ダフネの兄貴分だと言っていたけど
繋がりとしてはベイの方に傾いていきそう。

・エメット
ダネフの一番の理解者みたいだ。
トビーと面会するが、手話でマヌケなヤツだと彼の事を
卑下していたので結構気が強い感じ。

・リアム
元々はベイの彼氏だったぽいけど、ベイが出生の秘密で
混乱している際に別れてしまった。そして早くも学校見学会
で出会ったダフネと良い感じの関係になる。三角関係になる
のだろうか。

■ケニッシュ家のゲストハウスで過ごす

まぁ理想的な展開ではあるけど、レジーナはプライドとして
断るのかなと思っていたけど、背に腹は代えられないって
所なのだろうか。
移民系の人たちは大抵金のない役で登場する事が多いね。

エメット (Sean Berdy) ろう者、ダフネの友人
トビー・ケニッシュ (Lucas Grabeel) 長男
ダフネ・バスケス (Katie Leclerc) 娘、ろう者
ベイ・ケニッシュ (Vanessa Marano) 娘
レジーナ・バスケス (Constance Marie) 母、プエルトリコ系
ジョン・ケニッシュ (D.W. Moffett) キャスリンの夫
キャスリン・ケニッシュ (Lea Thompson) ジョンの妻
アドリアナ (Ivonne Coll) レジーナの母
リアム (Charles Michael Davis) ベイのボーイフレンド
タイ (Blair Redford) ダフネの兄貴分

マーガレット (Crystal Kwon) 遺伝子検査
--- (Ruth Livier)
Mr.サッチャー (Steven Connor) バックーナホールの責任者
--- (Lindsay Johnston) Student
カルメン (Carmen Meissner)
--- (Paul Raci) 通訳者
--- (J.R. Russell) Deaf Student

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system