スイッチ〜運命のいたずら〜
Switched at Birth

http://abcfamily.go.com/shows/switched-at-birth





第2話 最初の衝突 American Gothic

脚本/ Lizzy Weiss 監督/Steve Miner
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同じ病院で出産した赤ちゃんのベイとダフネ。出産後9ヶ月で
ベイとダフネは違う両親の元に間違えて引き取られてしまう。
たまたまベイがDNA検査を受けた結果、産みの親と育ての親が
違う事に気がつき、本当の親子は対面することになる。
そのウチのバスケス家は、家賃の支払いに困る生活をしていて
ケニッシュ家は父親がMLBの選手だったこともあり、互いに
貧富の差の大きい生活をしていたことが分かる。そこでケニッ
シュ家は使用していないゲストルームをバスケス家に提供し、
一緒の生活をする事になる。

ベイはバスケス家に朝食のお誘いにいく。
シリアルを食べようとしていたダフネたちだったが、ポップ
オーバーを作ったので食べに来ないかと。
ダフネは積極的にケニッシュ家の事を知ろうとして、朝食を
共にする。しかし耳が聞こえないダフネは、会話について
いけず、何とか話題に割り込もうとするが、ダメだった。

そんな中、ダフネの事を迎えに来るエメットの姿が有った。
彼もまた彼女と同じろう学校に通う生徒だったが、ダフネは
いつも
彼のバイクにまたがり登校している事を知る。
ダフネはエメットをケニッシュ家に紹介すると、エメットは
野球が好きで、かつてジョンの野球カードとマグワイアのカード
を取り替えたことがあるという。
キャスリンはエメットがバイクに乗っているのを知って驚くが
レジーナは16歳になれば免許が取れるのだと語る。
バイクで登校するダフネに対して、ベイは
私はビール半分を
飲んだだけで外出禁止措置を受けているのに、あの子はバイク
の後ろでノリ回っているのに何の罰則は無しなのか?
と両親に
問う。ジョンたちはなんとか対策を取らねばならないと告げる。

ダフネとエメットは学校に行く間に、ケニッシュ家の事について
語る。会話には全く入れなかったこと。
二人は
カールトン聾学校に通っていた。
ジョンは10時に医療事故に強い弁護士・アマンダと逢う事を
告げ、ダフネを見る度に失ったモノの大きさを感じていると
語り、今後取り違えがないようにするためにも病院を訴えると
語る。一方
妻のキャスリンはダフネにバイクに乗って欲しくない
事を告げる。

ベイとトビーは
バックナーホール校にいく。
ベイはリアムに逢うと、これから遊びに行かないか?と誘うが、
別れを告げたのはベイの方だと告げる。ベイは距離を置こう
と言っただけだとし、最近色々と気持ちが不安定だった事、
それ相応の事情が有った事を語る。その事情とは一体何なのか?
と問われ、また
"ベイの悲劇"かとし、これ以上振り回される
のはゴメンだと告げられる。

キャスリンはレジーナに対して、なんとかダフネのバイクの
件で話し合おうとするが、なかなか切り出せなかった。しかも
彼女は勝手にゲストハウスの壁紙を切り剥がして別の色にしよ
うとしているのを知る。キャスリンは毎週木曜日はバーベキュー
の日にしているので参加して欲しいと告げると、レジーナは
了承する。
キャスリンはジョンの元に行くと、レジーナが家を壊している
事を告げ、よく知りもしない人に部屋を貸した事を後悔している
事を呟く。

リアムはカールトン聾学校へ。
近くに居たエメットに声を掛けるリアムは、ダフネという女性
が居ないかと尋ねる。エメットはリアムに不審さを覚えながらも
ダフネの元に案内すると、彼は友達だとエメットに説明する。
ダフネはリアムが持って居たバッグを見ると、この店のズッキ
ーニフライが大好きだという。リアムはこの店は自分の親父の
店である事を告げると、ダフネはウソかと思うが本当だ知り
盛り上がる。ダフネはリアムを誘い一緒に出かけようと語る。

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■ケニッシュ家の心配

ダフネとエメット、耳が聞こえないのにバイク通学している
という事で心配している姿。父親はともかくキャスリンは
この問題で相当レジーナの決断に不満げ。

しかもゲストハウスを貸しただけなのに勝手に内装を変え、
壁紙を破り始めるレジーナとの感覚の違いに戸惑いを覚えて
いくものが有った。

■レジーナの懸念

レジーナがケニッシュ家に対して心配なのは、金持ちの論理
によって全ての主導権を握られそうだと思っている事。
これまでの提案に関しても殆どがケニッシュ家が持ち出して
きた話で、一人で子供を育てて来た彼女としては戸惑いを隠せず
に居る。

■ベイはレジーナにすり寄る。

ベイは飲酒によって両親から外出禁止されている事に対して
レジーナに対して不満を述べる。子供に理解が有りそうなレジ
ーナに、この件を話して擁護する立場になってもらいたいと考
えるも、実際にはレジーナ自身が飲酒癖が有り、家系的にもア
ルコール依存の要注意なものがあるそうで、より厳しい事を言
われた。

■健常者と障害者の壁

ここの所アメリカのドラマでも障害者の姿をよく見る。
gleeのアーティや跳べ!ロックガールズのブライアン
など。以前はドラマなどでもゲイなどの存在がよく取り上げら
れていたけど、今では当たり前のようにして溶け込んでいる姿
が有る所を見ると、障害者の問題も溶け込む過程の第一歩とい
う所なのだろうか。

リアムの存在はベイとダフネとの間でドラマを興味深くさせる
反面、ちょっとこの二人の接近具合は進行が早すぎる感じも
して違和感が有るな。

■芸術好きのベイ

レジーナとの繋がりを最も感じさせるのは、芸術繋がり。
特にラテン系の芸術を好んでいる共通点は血のつながりを
感じさせる物が有る。

タイがベイとの関係を進める過程で、ベイの芸術ネタは一つ
のポイントになりそうだね。

■譲れるモノ譲れないモノ

キャスリンとレジーナ。子供を守る母親としての姿が有り
火花が飛び散っている。レジーナには夫が居ない事からも
ジョンは女性同士の争いに見守るほか無い。この人が下手に
どちらか一方に肩入れしてしまうと、バランスが乱れてしまう
のだろうしね。

キャスリンはやっぱりダフネのバイク通学は認められない。
レジーナはベイの教育には口出ししないので、キャスリンにも
ダフネの件で口を挟むなという。

■子供達は以外と冷静

ベイとダフネ。ベイがダフネに嫌がらせをしているというのが
定番の構図だと思うのだけど、意外とそういう所が見られない。
ただリアムが引き金となって争いに発展するのか。それとも
ベイがタイとの関係を結んでいくことでリアムの件には対して
関心を示さなくなるのか。

エメット (Sean Berdy) ろう者、ダフネの友人
トビー・ケニッシュ (Lucas Grabeel) 長男
ダフネ・バスケス (Katie Leclerc) 娘、ろう者
ベイ・ケニッシュ (Vanessa Marano) 娘
レジーナ・バスケス (Constance Marie) 母、プエルトリコ系
ジョン・ケニッシュ (D.W. Moffett) キャスリンの夫
キャスリン・ケニッシュ (Lea Thompson) ジョンの妻
アドリアナ (Ivonne Coll) レジーナの母
リアム (Charles Michael Davis) ベイのボーイフレンド
タイ (Blair Redford) ダフネの兄貴分

--- (Ivonne Coll)
アマンダ・バーク (Meeghan Holaway) 弁護士
バーフ (Aaron Jaeger) リアムの友人
チーブス (Aaron Todd Kessee) リアムの友人
--- (Lauren Furs) Schoolmate
--- (Brian Gutierrez) Schoolmate
--- (Tanya Reese) Schoolmate
--- (Jonathan J.R. Russell) Schoolmate
--- (Crystal Kwon)
--- (Ruth Livier)

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