スイッチ〜運命のいたずら〜
Switched at Birth

http://abcfamily.go.com/shows/switched-at-birth





第6話 つらい思い出 The Persistence of Memory

脚本/Henry Robles
監督/James L. Conway
--------------------------------------------------------
ベイはダフネから自分の持って居た母親・レジーナの写真を
手渡される。
レジーナが妊娠していた時の写真で、ダフネが
お腹の中に居た写真だと思われていたが、実際にはベイだった
事が判明したために、彼女に写真を渡したのである。
ベイはその写真をパソコンにデジタル加工して、写真をくまな
く調べると、レジーナの後ろには
車が写っており、窓枠に
駐車券と書かれている
のを目にする。その駐車券が一体何処
のものなのか。

キャスリンはベイを呼びに来る。
今晩はダフネが作ったギリシャ風パスタのオーブン焼き料理・
パスティチオだった。ベイは菜食主義のダフネの作った物なん
てと高をくくっていたが、とても美味しい事に驚く。
カールトン
聾学校
で教わった料理でなく自分で覚えたものだった。キャス
リンは
バックナーホール高校には料理教室の上級者コースが
有るので興味が有れば受講手続きをするというと、ダフネは
喜ぶ。

兄・トビーはベイに金を貸してくれとやってくる。200ドルで
良いとするが、ベイは旅行用に貯めているのでダメだという。
しかしお前には貸しがあるだろうと真剣な目で言われた為に
仕方なく貸すことになる。

翌日ダフネは料理教室に行く事になるが、ちゃんとした道具
を持って居ない事に焦りを感じていた。レジーナは教室に
道具は用意されているとし、通訳も用意されているという。
するとダフネは通訳なんて要らないと語り、今はもう
8歳の
時とは違う
ので大丈夫だと語るる

ダフネはベイの学校内を案内してもらう。
まるでリゾート施設みたいだというダフネ。ベイはトビーの
ポーカーの件で話を聞くが、ダフネはあれ以来トビーは私と
口を利いてくれないのだという。

一方トビーはウィルケと逢うと借金の一部を返済する。
ウィルケはたった4000ドルなのかと問い、トビーには1万ドル
の貸しが有ると告げ、自分も大赤字でヒンクリーに金を返さな
いと大変な事になるのだと告げる。トビーはあの話はどうか?
と告げると、本当に引き受けるのだろうなとウィルケはトビー
に確認する。

ジョンは病院理事会メンバーのデールとゴルフをしにいく。
デールから病院の和解案に応じるだろう?と言われるが、
要求額の1/4にも満たない金だと告げ、とても認められるモノ
では無いと告げる。病院は地域社会の一部であり、破産したら
市民が困ると告げ、破産したら銀行から融資を打ち切られて
ジョンの代理店は他の洗車場チェーンと契約することになるぞ
と言われる。争うのは辞めて次の一歩を踏み出せと言われる。

ダフネは料理教室でティアシェフの元指導を受ける。
ダフネとコンビを組むのはウィルケだった。ウィルケは特別
料理するのか好きだというわけではなく成績でAが取れるのは
これくらいだからだという。

ベイはバックナーホールの敷地内で写真を取っているエメット
を見つけると、ダフネを待っているのか?と問う。ベイは
エメットの撮っている写真を見せてもらうととても気に入る。
逆にエメットもベイが持って居る写真が気になり見せてもらう
と、レジーナが妊娠した時の写真が引き伸ばされたものだった。
ベイは事情を説明し、車に書かれた文字がみたいので拡大
したのだが、引き延ばした為に文字が霞んで確認出来ないと
いう。ダフネに修正ソフトで見える様に出来ないか尋ねよう
としていたとすると、エメットが出来るというと、彼にその
作業を頼むのだった。

--------------------------------------------------------

■ダフネは健常者の学校へ

とは言っても全ての授業ではなく料理のクラスだけ登校。
こんな登校の仕方は出来る物なのか?

ダフネは期待と不安を入り交じりながらの登校だけど、
耳が聞こえないためにフライを作る際にタイマー音が聞こえず
ボヤ騒ぎ。その影響でボーっとしていると、今度は車で
轢かれそうになった。

■トビーとウィルケ、かなりヤバイ奴らだ

相当なギャンブル癖が有るようだ。
友達相手に1万ドル以上巻き上げるウィルケの性格を心配して
いたけど案の定、別の所でも賭けをしていて、そこでは
ウィルケも借金をしている様だ。1万ドルが無いと、フルボッコ
にされるとの事で、トビーに金を返せと要求。トビーは学校に
潜入してテストを盗む様だ。

■エメットとベイ

タイとリアムが一斉に居なくなったことで、新たな関係の
構築って感じの回。
エメットはベイと近づき、ダフネはウィルケと近づくような
構成だった。

しかしベイは順応性が有るのか、手話を習っていないのに、
エメットのジェスチャーだけでよく会話出来るな。

■ベイの父親探し

このエピソードの流れは興味深い物が有るよね。
写真に写っていた自動車からナンバープレイトを割り出し
スクラップ工場へ向かう。そこで見つけたギターのピックから
エメットは幼少期にギターケースが家に有ったのを目撃してお
り、レジーナがそれを所持している事が分かる。
家のガレージにあるという事で調べに行くと、出生証明書が
見つかり、ベイの父親がアンジェロ・ソレントだという名前
だと判明。その後インターネットの検索で、ミズリー州にいる
同姓同名は三名だと判明。

正直、刑務所暮らしでもしていると思ったので、レジーナは
隠しているのかと思った。刑務所に厄介になる様な人物ならば
インターネットで検索した際に発覚しているよね。

■人工内耳を巡る考え方の違い

確かに健常者には耳が聞こえるのであれば人工内耳を入れない
のかと思う所は有る。
ただそれに伴うリスクがあるということ。

レジーナからキャスリンに対して、ダフネはあなたたちの言葉
を理解しようとしているのに、貴方はダフネの言葉を半分も
理解しようとしていない様な事を言われて、手話を習うことに
したようだ。

■普通の人とは違う扱い

通訳が付く事への屈辱感。
そして健常者の中に障害者が加わることで、障害者に合わせた
指導をされる事で、なによりも傷つくのが障害者であるという
事。

■病院を訴える件

ジョンは一貫して病院を訴えるとしていたが、妻のキャスリン
の主張によって考え方を変え和解に応じようとしていく。
しかし逆に病院は和解案を取り下げ裁判に持ち込むことにした
という。果たしてそれが何なのか。
レジーナはダフネが幼少期に入院しているので、既に別人の子
である事を知っていたのではないかという感じがするので
そこで病院側も主張してきそうな感じだけど、ベイたちは
知らなかった事なので、別の有利な証拠でもあるのかな。

■ダフネとエメットの出会い

8歳の時にダフネが虐められているのをエメットが助けた時以来の
付き合いのようだ。その時に手話の存在を初めて知ってダフネは
世界が変わった事を知る。しかしエメットはその時に一度声を
挙げたのが最後で、それ以降喋っているのを耳にしたことは無い
とのこと。今回エメットがベイと逢う際には、簡単な言葉を投げかけて
いたような感じだったね。

エメット (Sean Berdy) ろう者、ダフネの友人
トビー・ケニッシュ (Lucas Grabeel) 長男
ダフネ・バスケス (Katie Leclerc) 娘、ろう者
ベイ・ケニッシュ (Vanessa Marano) 娘
レジーナ・バスケス (Constance Marie) 母、プエルトリコ系
ジョン・ケニッシュ (D.W. Moffett) キャスリンの夫
キャスリン・ケニッシュ (Lea Thompson) ジョンの妻
アドリアナ (Ivonne Coll) レジーナの母
リアム・ルポ (Charles Michael Davis) ベイのボーイフレンド
タイ (Blair Redford) ダフネの兄貴分

デニース (Tammy Townsend) キャスリンの友人
メロディ (Marlee Matlin) バスケのコーチ、エメットの母
ブルース (Jason Brooks) デニースの元夫
ウィルケ (Austin Butler) トビーのバンド仲間
ティア (Toks Olagundoye) 料理上級コースシェフ
デール (Robin Thomas) 病院理事
Mr.サッチャー (Steven Connor) バックナーホール高校・校長
サム (Paul Raci) 手話通訳
クローバー (Brittany Ross) 生徒
--- (Evelyn Wong) クローバーの友達の韓国人

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system