スイッチ〜運命のいたずら〜
Switched at Birth

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第8話 パンドラの箱 Pandora's Box

脚本/Becky Hartman Edwards、Lizzy Weiss
監督/Elodie Keene
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ダフネは母・レジーナがギターケースの中に中に隠していたモ
ノが父親アンジェロの持ち物ではなく、実際にはベイの写真だ
と知りショック
を受ける。ずっとレジーナはベイの成長を見守
っていたのである。レジーナが帰宅すると、ダフネはどうして
ママがベイの4歳や8歳の時の写真を持って居るのかと問い詰め
る。レジーナはキャスリンがくれたものだとして告げるがすぐ
にウソだとバレてしまう。私は取り違えたことを知っていたと
告げると、それならば何故その後何もしなかったのかと問い詰
める。そんな中、キャスリンがやってくると、レジーナにピッ
タリのスカーフが有ったので買ってきた事を告げ、キャスリン
から互いにわかり合えた事が良かったと心情を吐露される。
ダフネは手話を使ってレジーナに話をしないのか?と迫るが、
彼女には黙って居て欲しいと言われて、ダフネは激怒して部屋
に入ってしまう。

翌日、ジョンとキャスリンは裁判の証言録取の為に出かけようと
していた。
ジョンたちはレジーナの元に行くと、
相手側の弁護士はレジーナ
にとって重要な事を握っている
みたいだが何か心当たりは無いか
と尋ねる。しかしレジーナは分からないと告げる。

一方ダフネは学校でウィルケと会う。
ウィルケはテストを盗んだことで停学を食らった格好だった
が、停学中にも宿題は有るとして、色々と資料を取りにくる
ところだった。ウィルケはダフネの様子がおかしい事に気がつ
くと、大丈夫か?と気を使う。するとダフネはこれから何処か
に行かないかとウィルケを誘う。

ベイはエメットの元に行く。
昨日はどういうつもりでキスしたのかとし、これからアデル
の曲を聴いてタイの事を思うつもりだったのだと告げる。
激しくまくし立てるベイに対してエメットは、その口をふさぐ
ようにしてキスをする。

ダフネはウィルケの車で
ミッションヒルズに移る前に住んで
いた自分の地元に彼を連れて行く。ウィルケはここに車を
置いていっても盗まれないか?と心配するが、大丈夫だという。
ダフネはウィルケの事をまるで子牛のようだと告げ、囲いに
囲まれあまり外の世界を知らない様だという。

一方ジョンとキャスリンは弁護士のアマンダに会うと、裁判
で質問される尋問の模擬練習を行う。
1995年10月22日、キャスリンが子供を産んだときのこと。
出産時の赤ちゃんの体重は3270gだったのに、その三日後に
2950gになっていた事について疑問に思わなかったのか?と問う。
看護師からは母乳を出す努力をするよう言われた事を告げる。
異変に気がついたのならば調べてもらう事はしなかったのか?
とか、
当時貴方の父は国税局に摘発され、破産寸前だったので
医療ミスを見せかけて金をとろうとしたのではないか?など
厳しい質問が来る。またジョンに対しても
カンザスシティヘラ
ルド
記者サラ・ラザーの事を引き合いに出され、色々と怒らせる
様な質問をかけてくる。まるで私たちが訴えられているかのよう
だとしてキャスリンは違和感を覚えるが、相手はそういう所を
突いて動揺させてくるのだと言われる。

その頃レジーナはヘラルドに電話し、病院に何を喋ったのか、
そして誰に情報を漏らしているのか知りたいと電話する。

ダフネは酒を飲み陽気になっていた。
ウィルケは彼女が酒を飲むことに驚く。ダフネは人なんて
みんなウソ付きだと呟くが、ウィルケは君だってウソ付きだと
いう。エメットが君に気が有るのを知っているのに見て見ぬ振り
をしているのだろうという。

ベイとエメットはキスしながら話し合う。
ベイは一つ質問がしたいと告げ、エメットは自分の声で話した
事は有るのか?と問い、それはないという彼に何故なのかと
問う。必要無かったからだというと、ベイは確かに今までは
同じ手話が話せる人と付き合っていたから必要無いのかも
知れないが、私が手話を覚えるまでは声に出してくれないかと
告げる。しかしダメだと首を振るのだった。

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■ついにレジーナの秘密がバレる

レジーナはベイの存在を既に認知しており、ギターケースの
中に入っていたベイの写真を見て、ダフネとしては相当
微妙な感覚にさせられる。
ダフネが怒るのも当然だと思うけど、一体これを知った他の
人物はどう思うのか。

■ダフネとウィルケ

ダフネとウィルケはなんとなく結ばれそうだったけど、今回
のダフネは完全にやけっぱちになっていたので、例え関係を
持ったとしても微妙なものがある。
エメットがやたらと手話を利用して小馬鹿にするような発言を
するのが嫌な感じだけど、確かにウィルケはロクなヤツでは
ない。ギャンブルして恐ろしいくらいに借金しているし、
テストを盗むくらいだからね。ただダフネにとっては良い
話し相手となった。

■エメットとベイ

エメットがキスした事でベイとしては混乱する。
まだベイの中ではタイへの気持ちが残っているが、兵役の為
に連絡もままならず、結果としてエメットに傾いていきそうな
感じ。ただエメットとダフネの強い絆というものも存在して
いて、それをベイは知っているからこそ、立ち入れるものなの
かどうか微妙な所ではある。
エメットの家の写真が全てを物語っていたけど、エメットの
気持ちが何処にあるのか。

■ベイとダフネに挟まれるエメット

ダフネはエメットに対して、世界中を敵に回してもエメット
だけは味方で居て欲しいと考えている様だ。
ベイの方に少しでも肩入れしようとすると、ダフネは怒った
素振りを見せる。逆の立場ならばどうするんだろうね。

■遺伝子研究所の結果

1995年10月22日に、ダフネ・パロマ・バスケスとレジーナ・
ルルデス・バスケスの間に遺伝的に繋がりは無いとの調べが
行われている。また1998年8月13日にも同様に検査が行われて
いた。13年前からこの事実をレジーナは知っていた事になり、
私立探偵を雇って調べさせていたことが判明。

■みんなの前で告白

アンジェロとの関係が上手く行かなくなったのは、ダフネが
自分の子に見えないという所から始まったようだ。
まぁそれまで相当酒などに溺れて、酷い生活をしていたという
下地が有って、互いに信用出来ない関係だったというのもある
のだろう。アンジェロにして見ればレジーナが誰かと浮気して
作った子ではないかと疑ったのかも知れない。
ただその辺は遺伝子の調べで分かった事だと思うんだけどね。

しかし発覚した頃には既に情が移っていた為に、ダフネを
子供として迎入れて固執したようだ。
通報すればドランカーだった彼女から子供を取り上げられて
しまうと考えて、立ち直ったとの事。

■互いに何処まで納得していけるのか

相変わらずケニッシュ家には病院を訴えられるだけの余地は
有りそうだけどね。ただ一緒に住み始めてしまった事で
どの時点で取り違えた事実を知ったのか明確なモノが無くなった
事で、ちょっぴり気難しいものとなりそうだ。

■トビーだけはレジーナの味方

ただ今のトビーは無力なので何も出来ない。
トビーは何かを捜していたようだけど、何を捜していたのか。
思わぬ副産物として、父親の下着モデルをしていた時の雑誌
が出て来て笑いのネタにされていた。

エメット (Sean Berdy) ろう者、ダフネの友人
トビー・ケニッシュ (Lucas Grabeel) 長男
ダフネ・バスケス (Katie Leclerc) 娘、ろう者
ベイ・ケニッシュ (Vanessa Marano) 娘
レジーナ・バスケス (Constance Marie) 母、プエルトリコ系
ジョン・ケニッシュ (D.W. Moffett) キャスリンの夫
キャスリン・ケニッシュ (Lea Thompson) ジョンの妻
アドリアナ (Ivonne Coll) レジーナの母
リアム・ルポ (Charles Michael Davis) ベイのボーイフレンド
タイ (Blair Redford) ダフネの兄貴分

デニース (Tammy Townsend) キャスリンの友人
メロディ (Marlee Matlin) バスケのコーチ、エメットの母
ブルース (Jason Brooks) デニースの元夫
ウィルケ (Austin Butler) トビーのバンド仲間

アンジェロ・ソレント (---) ベイの父
エド・カルストン (Phil Abrams) 病院側弁護士
アマンダ・バーク (Meeghan Holaway) 原告側弁護士
--- (Oliver Muirhead)
--- (Brian Gutierrez) Schoolmate

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