スイッチ〜運命のいたずら〜
Switched at Birth

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第9話 ふたりのバースデー Paradise Lost

脚本/Chad Fiveash、James Patrick Stoteraux
監督/Ron Lagomarsino
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ジョンはレジーナが13年前から既に二人が入れ違っていた事を
知り、それでも何のアクションも見せなかったことに、ダフネ
はもちろんベイやジョン、キャスリンも激怒する。
ジョンは
レジーナを追い出して二人の親権を勝ち取る
と言い出す。
レジーナは家を飛び出し、メロディの家に居候する。

ダフネはその日の夜夢を見る。
ダフネとベイが入れ替わり、ダフネは普通に喋る事が出来、
ケニッシュ家で過ごす姿。逆にベイは手話で会話し、レジーナ
やエメットと仲良くしている姿を目にするする。

レジーナはメロディの家に転がり込んで48時間が経過していた。
メロディはそろそろ
逃げ出さずに戻るべきだとアドバイスする。
かつてダフネがリトルリーグの参加を断られた際に、レジーナ
はコーチを殴り入部させ、ダフネのお陰でチームを優勝に導いた
事が有った。その時のようにぶつかるべきだとするが、レジーナ
は今回はあの時とは全然違い、娘に嫌われるなんて初めての事
だとし、戸惑っていた。とにかく隠れていないで家に帰るべき
だと語る。

ダフネはキャスリンが二人分の誕生日ケーキを作っていた。
もうすぐベイとダフネの誕生日だったのである。ダフネは今年
は祝って欲しくないと語るが、キャスリンはでも今年は初めて
二人が一緒に祝う年なので、どうしてもやるべきだと語る。
ベイが少し遅れて起きてくる。ベイはプレゼントに期待していた。
ベイが欲しいのは、ドイツの軍用車で四輪駆動の車だった。
兄も誕生日に親からもらっているので私たちにはもらう権利が
有るのだと語る。

そんな中レジーナが家に戻ってくるのを見かけたダフネは話し
てくるとして家を出て行く。
一体何をしているのか?とレジーナがアドリアナと会話している
中、ダフネは乱入する。確かに酷い事はしたが、ダフネに親に
対する敬意は払いなさいと告げる。私はあんたを手放すつもりは
無いからと告げると、ダフネは部屋から出て行く。
一方アドリアナはレジーナに対して何で私に言ってくれなかっ
たのかと問う。自分の決断に他の人を巻き込みたくなかったと
いうレジーナ。レジーナはアドリアナに対して、ダフネが
金髪で眼の青い子に育ってどう思っていたか?と問うと、私も
アンジェロの言うとおり、彼との子ではないと考えていたとい
う。レジーナは今の私には味方が必要だとすると、アドリアナ
は私はいつでも味方だと語る。

ベイはエメットに逢う。
レジーナが全てを知っていた事をエメットに語り愚痴をこぼす
中で、エメットはレジーナだって後悔はしているハズだと
語る。ウチは中立的な立場でどちらの味方もしないという。

一方ジョンとキャスリンは弁護士のアマンダに相談するが、
ダフネの親権を取るのは難しい事を聞かされる。レジーナを
追い出す事が必要であり、しかしレジーナはその際にダフネ
を連れて行く権利も有しているのだという。

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■レジーナはみんなに嫌われる

レジーナ自身も自分がしたことの責任の大きさは感じている
という所なのだろう。
強気のレジーナも流石にケニッシュ家に行く足は重そうだった。
ダフネが凄い勢いで睨み付ける姿が有り、流石にあの目を見る
と尻込みしそうだ。

■ダフネとベイの誕生日

ベイは誕生日のリクエストとして車を要求。
流石に新車とは言わないものの、ベイらしく奇抜なタイプの
車をリクエストしていたな。
ダフネはそのプレゼントをもらうことに複雑。
案の定レジーナがそのプレゼントをもらうことで、激怒して
反対を表明する。

■ベイとエメットの関係を見たメロディ

ろう者と健常者が付き合う事の難しさを感じていきそう。
母親が二人が付き合う事に反対の立場。
特にエメットがスピーチのセラピーを受ける事に対して、
信じられないという立場を見せて、ベイが息子を悪い道に
引き込もうとしていると感じている様だ。
メロディもまた夫とは別れている立場なので、ろう者同士でも
上手く行かないじゃないかというエメットの突っ込みが的を
射ていたけど、ろう者と健常者の付き合いの85%は破局するとの
事。

■レジーナのベイへの気持ち

レジーナは実子であるベイに対して、7歳の時の発表会の話を
披露。ブルーのドレスを着て出席していたという彼女が水を
飲みたがっていた際に、抱えて飲ませてあげた事があるとの
事。それを聞いたベイは心当たりのある記憶だとして涙するも
やはりレジーナが名乗り出なかった事への不信感は否めない。

■エメットが用意した誕生日プレゼント

ベイに対してはスカーフ。ダフネに対しては、幻の映画の
「フランケンロウシュタイン」。チャールズ・デーン監督作品
でサイン付き。
エメットのベイに対する気持ちとダフネとの間の絆の違いの差や
長年付き合っている事への相手の趣味の熟知している様子が
描かれ、ベイとしてはかなり複雑そうだった。

しかしベイに与えたプレゼントは、実際にはスカーフではなく
目隠し用のスカーフで、エメットが用意したものは、暫く利用
されていなかった街の広告掲示板にベイの絵を掲載する事だっ
た。

■ダフネのエメットに対する気持ち

エメットとベイは既に付き合い始めているけど、ダフネは今更
ながらもその気持ちに気がついた様だ。
ベイがダフネにエメットと付き合っている事を話そうとした際
にその事を先に告白されてしまい、なかなか難しい展開になっ
てしまった。
基本的にダフネがエメットを巡る恋愛に割り込んできた形だけ
ど、ダフネとエメットの付き合いの歴史を考えると、どちらが
割り込んできた形なのか複雑。

■誕生日だけは譲れない

最後の最後にレジーナらしさが出て来た感じ。
娘の誕生日だけは絶対に出席するということ。
レジーナのプレセントセンスの悪さに思わず吹き出してしまっ
たダフネ。シリアルのクーポン券とテイクアウトメニューだと
いう。確かに誕生日に渡すプレゼントじゃないよね。

エメット (Sean Berdy) ろう者、ダフネの友人
トビー・ケニッシュ (Lucas Grabeel) 長男
ダフネ・バスケス (Katie Leclerc) 娘、ろう者
ベイ・ケニッシュ (Vanessa Marano) 娘
レジーナ・バスケス (Constance Marie) 母、プエルトリコ系
ジョン・ケニッシュ (D.W. Moffett) キャスリンの夫
キャスリン・ケニッシュ (Lea Thompson) ジョンの妻
アドリアナ (Ivonne Coll) レジーナの母
リアム・ルポ (Charles Michael Davis) ベイのボーイフレンド
タイ (Blair Redford) ダフネの兄貴分

デニース (Tammy Townsend) キャスリンの友人
メロディ (Marlee Matlin) バスケのコーチ、エメットの母
ブルース (Jason Brooks) デニースの元夫
ウィルケ (Austin Butler) トビーのバンド仲間

アンジェロ・ソレント (---) ベイの父
アマンダ・バーク (Meeghan Holaway) 原告側弁護士
--- (Lindsay W. Evans) Farmer's Daughter
--- (Anthony Natale) Deafenstein
ヘザー (Madison Saager)
--- (Brian Gutierrez) Schoolmate
--- (Michael Shapiro) Schoolmate
--- (Rachel Tan) Schoolmate
--- (Jady Bodenhamer) Deaf Basketball Player

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