スイッチ〜運命のいたずら〜 Switched at Birth http://abcfamily.go.com/shows/switched-at-birth

第10話 冷たい火花 The Homecoming

脚本／Lizzy Weiss
監督／David Paymer
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ダフネはエメットに会うと、学校のためのチャリティイベント
の話をする。今回は何とか最高額を集めたいという彼女。
Tシャツを作って販売するかと相談すると、エメットはジョン
の洗車場で働いて儲けを寄付しようと語る。ベイからジョンに
頼んでもらった事を告げると、ダフネはこのイベントの主催者
は私たちだとして、なんでベイに頼むのかと告げる。ダフネは
気がつくとエメットの部屋にはベイの写真で一杯になっている
事を知る。ベイと付き合っているとは知らなかったダフネは
エメットに激怒する。彼女になる人はろうの子でそれを待つと
言っていたでしょというダフネに対して、もう待ちくたびれた
のだと告げる。ダフネはよりにもよって何故ベイなのかと告げ
ベイと付き合うのはダメだという。しかしエメットは別に許可
は求めていないと告げる。

バックナーホール校では芸術祭が行われていた。
ベイは自分の絵を出展していたが、そんなベイの絵を見つめて
いる男性に気がつき声を掛ける。男はまるで洞窟壁画・シュル
レアリスムを思い出す絵だとして、絵を誉めると、ベイはまさ
にそれを意識して描いたものだと語る。ベイはギャラリーの
オーナーかと感じて、次世代のバスケアを捜すならば、
ここに居ると主張する。男はベイが首から下げているギター
のピックを見て、オレのピックを何処で手に入れたのか?と
問う。それを聞いてベイはもしかしてアンジェロなのか?と
問うと、それを認めた男は娘に会えて嬉しいと告げる。
アンジェロはレジーナとダフネの近況を尋ねると、二人とも
父親の事では良い思い出がないとして、未だに激怒している
事を告げる。二人が会話している中でジョンが現れると、
ベイは咄嗟にアンジェロの事をギャラリーのオーナーだと紹介
する。ジョンは娘の作品を売り込む中、アンジェロは立ち去る
際に、三日間ボーマンホテルに泊まっているので良かったら
話しに来て欲しいという。強制はしない事を告げ、娘に会えた
だけでも感激である事を告げる。

ジョンとキャスリンは弁護士のアマンダに会う。
病院からの和解金はこの前提示してきた金額の更に半分になっ
ている事を語る。レジーナが取り違えを知っていただけでこう
も状況が不利になるのかと問う。なんと病院側の提示して来た
条件の中には、病院側の過失責任も無いとする扱いだった。
アマンダはこれ以上の事を望むのは難しいと語り、これを受け
入れないと裁判になるという。キャスリンは被害者は私たち
なのに、謝罪もせず更に金を取ろうとしているのかと呆れる。
しかも和解に応じるかどうかの期限は48時間だと知る。

レジーナは職場のオーナー、ヘラルドから給料を受け取る。
しかし売り上げから6割を搾取されている事を知り抗議する。
経費がかかるのだとし、経営者になれば分かるといわれ、泣き
寝入りのレジーナ。

ベイはダフネの元に行くと、エメットと付き合っている事を
黙って居た事を謝罪する。言うタイミングを完全に逸していた
のだと語る。ダフネはベイに彼の事を良く知らないのに付き
会おうとしていると非難するが、知らないからこそ一緒に居る
のだと語る。貴方にエメットの事は分からないとするが、
今はバイパイアと人間が付き合うくらいだから、ろう者と
付き合ってもおかしくないでしょと告げる。ダフネは彼は私の
親友なのだから別の人を探してと告げると、ベイはダフネに
対してやっとエメットの事を男として見るようになったのかと
問い、貴方は不安定な時を過ごしていて頼れる人が欲しいだけ
だと語る。

一方ウィルケとトビーは謹慎が解け学校で会う中で、セントル
イスのイーストウエストフェスに参加出来る事になったと語る。
先日エメットと共に演奏したときの映像を送ったら、Cold
War Kidsの前座を15分だけやらせてもらえることになったのだ
と告げる。しかしカンザスシティの金持ち二人だけではインパ
クトに欠けるのでろう者のエメットを呼ばねばならない事を
告げる。

ベイはエメットに会うと父の事を相談する。
ダフネが親のことを知ったら恐らくカンカンになるが、私は
そんなに腹が立っていない事を告げると、話をするしかないと
言われる。ベイはダフネに私たちの関係で相当きつく言われた
のではないかと尋ねるが、とやかく言われる筋合いはないと
して、エメットは平然としていた。しかしベイは逆に最近ダフネ
には辛い事ばかりが降りかかっているとし、ダフネを傷つけた
くない事を告げるが、エメットはそれでも父親とは会うべきだと
告げる。
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■ついにダフネにエメットとベイの関係がバレる

先週の展開ではエメットの部屋にダフネの写真で満ちあふれて
いたけど、今回は逆にベイの写真で一杯だった。それを見る
までダフネも気がつかなかったというのが悲劇か。
しかしダフネもエメットが好意を寄せている事を知りつつも
恋愛の相談をしたりして、8年間待たせた挙げ句に、ようやく
気持ちに気がついたからと言ってエメットを求めていくという
のも相当身勝手なものが有るかも。
ただダフネはかつてベイに元彼とは付き合うなと言われて別れ
た経緯があるだけに、微妙と言えば微妙かも。

■ついにアンジェロが現れる

見た感じでは良い感じの父親だけど、実際にはどうだかまだ
判断材料がない。
ジョンとキャスリンはベイを奪われると思い、色眼鏡で見てい
る節はあるけど、ベイにとっては待ち望んでいた父親だからね。

アンジェロによると血統はイタリア、フランス、アルジェリア
の血が流れているとのこと。
レジーナは中米のプエルトリコ系の人なのかな。

■レジーナは自分の店を持ちたい

相当今の職場では利益を奪取されていると感じて自立したい
様子。ただ先立つものが無し。
融資を求めるも、それ相応の担保があるか連帯保証人が必要
とのこと。アンジェロは銀行から賠償金を受け取ったら折半
してまた二人で生活をやり直したいと考えている様子。

■チャリティイベント

ろう者の人がチャリティイベントをするというとても逞しい
ものが有るね。
ジョンの店でアルバイトしてそれを寄付しようというもの。

そこでダフネとエメットが痴情のもつれで言い争いになった
けど、洗車している車に巻き込まれるのではないかと思って
ヒヤヒヤしながら見ていた。でもそういう展開では無かった。
ダフネはエメットにキスしてしまった事で珍しく心が揺れて
いた。

■レジーナとアンジェロの出会い

シカゴで出会ったという二人。

アンジェロの人間性を尋ねられて、他人に暴力を振るうような
人ではないが、衝動的な判断をする事があるという。また彼の
特技は消えることだというレジーナ。
ただレジーナとアンジェロの関係もそう単純なものでもない
様で、当時レジーナのお腹から金髪で青い眼をした子が出来た
際にアンジェロが動揺したのは事実だが、レジーナ側にも
非があるような言い分だった。ただベイの父親であるという
事実に変わりはないからね。

■病院と裁判に突入なのか?

流石に和解しそうな気配ではないけど、アンジェロが持って
きた当時の看護師の勤務記録の証言が果たして、証拠として
採用する価値が在る物なのかどうか。弁護士に相談するも、
仮にアンジェロが裏取引していたりしていたら、相当ヤバい
事になりそう。

■ウィルケ、トビー、エメットは音楽フェスへ

エメットは健常者との会話には難しい現実を知らされる中、
ようやく自分の気持ちの全てを吐露した感じだね。
そしてそこから前進すべく、ベイの前で自分の言葉でベイに
対する気持ちを語るシーンへと繋げていく。
トビーが妹の為に後押しした辺り久しぶりに兄妹愛を見た
感じだ。それにしてもトビー役のLucas Grabeelは、
現在見ている「グッドラック・チャーリー」の長男ピージェイ
役のJason Dolleyと似ていて時々間違えてしまう・・・