スイッチ〜運命のいたずら〜 Switched at Birth (シーズン2) http://abcfamily.go.com/shows/switched-at-birth

10 Jan. 2012
第2話 嵐の予感 The Tempest

脚本／Anne Kenney
監督／ Mel Damski
--------------------------------------------------------
カンザスシティヘラルド誌の記者・ティナ・チョイがジョン
たちの子供の取り違いの事件を記事として取り上げるが、
実の子を育てられなかったという事に対して気にも留めない
様な書き方をしている事でジョンたちは呆れる。

ベイはバス停留所で寝そべっていた。体調が悪いのかと利用客
の黒人の女性は大丈夫か?と問うが、ベイはエメットと共に
プランキングの撮影をしていたのだった。プランキングは
インターネットを中心にした遊びの一種。如何に面白い場所で
決められたポーズで撮影するのかにかかっていた。
二人で出来上がった写真を見ながら、ヤラセのシーンも有る事
に気がつき、ベイは真の芸術に必要なものはリアリティであり
インチキは必ず見破られるものだと語る。
二人がキスしているとエメットの母・メロディが帰宅する。
メロディはエメットがスピーチセラピーの為に生物クラスを
辞める事を知り激怒する。二人が手話で何か言い合っているの
をベイは目にするも、スピード早くて読み取れずにいた。ベイ
はひとまずこの場から退散する。

ハイヒールにエプロン姿のキャスリンは朝食を作る。
今日はティナに逢うのだという。我々の近況を知りたいとして
連絡が有ったのだとし、あの記事が自分たちにとって不満である
事を告げるという。エプロン姿を絶賛するジョンに対して、
ベイもトビーは嫌ーな顔をする。

一方レジーナも豪華な食事を作っていた。ダフネはどういう
事なのか?と問うと、音楽フェスの事を聞かせて欲しいという。
ベイとエメットが付き合っている事を知っていたのに何故
言ったのか?と問い、貴方もエメッ以外にもっと親しい人を
作っておくべきだった事を語る。二人が仲良くし出した事で
ダフネが一人で居る事が多くなったと指摘する。

ドビーとウィルケは音楽活動のプロモ活動のために、ビデオ
を作成しようという事になる。ビデオにはカピバラを使って
注目を集めたいがそれには400ドルが必要だという。テストの
盗難、ギャンブルでの出来事以来ね金のことを親に無心できる
立場ではない為に、どうやって金を稼ぐか?と相談する。

ダフネはエメットがバイクで家まで来るのを見かけて声を
かける。最近ダフネは車で通学しているために登校の際に
エメットのバイクで通学することが無くなっていたのである。
しかしエメットの目的はベイだと知るとダフネはショックを
受ける。エメットは昨日の件でベイに話すと、ベイは彼に
昨日メロディと何を口論していたのか?と問う。スピーチ
セラピーを受けさせたくないのだとし、自分がセラピーを受け
る事をベイに唆されたと思っているのだという。メロディに
嫌われたら不味いとベイは告げるが、エメットは大丈夫だとし
て落ち着かせるのだった。

シモーヌはダフネと音楽フェス以来会話するようになる。
ベイがやってくると、シモーヌは犬のMr.ワッフルズは元気か
と問う。ベイは既に昨年他界した事を語る。シモーヌはダフネ
に今日バスケットのピックアップゲームをヤルので参加しない
か?と誘う。

キャスリンはティナに逢う。
追加調査をしている事を知り、更には想像以上に詳しく調べて
いる事を知る。ティナは記事として書くのではなく、本を出版
しようとしている事を告げ、大衆はハッピーエンドを望んでいる
ので多少の脚色は当たり前だと告げる。最高の素材なので私が
書かなくても誰かが書くハズであり、誰かが書くのであれば
同じ中西部のモラルを持つ私と書こうと誘われる。

トビーとウィルケはジョンに頼んで洗車場でアルバイトさせて
もらう事に。

一方ダフネはプリヤやシモーヌたちとバスケをする中で、
終わった際にダフネはクロスロード芸術地区でタイ料理の
屋台が来るので一緒に食べに行かないか?と誘うが、金曜日は
クラブ"ジョーイズ"に遊びに行くのだと言う。良かったら
ダフネも来ないか?と告げ、ただしその為には偽の身分証が
必要だと語る。
ダフネはそんな中、メドロックバスケコーチに呼び止められて
カールトンからバックナーに移籍してこないか?と誘われる。

メロディはレジーナの家に髪の毛を染めに来る際にベイと偶然
逢う。ベイはメロディにスピーチセラピーをエメットに薦めた
事は無いと告げる。
一方ジョンはダフネと共に今度の練習試合に於いてどういう
フォーメーションで挑むか作戦を考えていた。ジェニファー
とエミリーをどうやって使用するか。ダフネは熱心に指導
しているジョンは申し訳ないと思いつつも、バックナー校から
スカウトされた事を話す。ジョンは年度末かシーズンが終わって
からそういう話はしようとして、今は目の前の試合に集中しよう
と語る。
--------------------------------------------------------

■ベイを快く思わないメロディ

確かにベイと関わった事でエメットは代わり始めた。
当初は絶対に口に出して話さないという姿勢を取っていた
けど、自分からスピーチセラピーに通うとする辺りは彼女の
影響だよね。
ただベイと関わることで今までには無い事が起き始めている
のは事実。とても皮肉なんだけど、エメットたちの住む場所
はスラム地区で治安も悪いのに、今まで大した問題もなく
やり過ごしてこられたという事なのか。

■メロディの時代

30年前には手話が無かったのか、手話で話すことを禁じられて
無理矢理しゃべるよう強制されていた過去が有るようだ。
いわば選択の無かった時代のメロディにとっては、言葉に
対する敏感な一面が存在している。
ただ健常者と壁を作る必要はないと思うんだけどね。

■ダフネの苦悩

ベイが現れてから次々と自分から大事なものを奪っているとの
感覚が有るみたい。母親、エメットを奪われたというのが
一番つらいこと。そしてベイの元親友のシモーヌと連み始めた
ダフネに対してベイが忠告をした際には、ダフネとしては憤怒
してしまうシーンが有った。
シモーヌとはどんな人物なのか。

そしてダフネはチームの引き抜きに会うけれど、学校が違う
のに別の学校のバスケチームに所属することなど可能なのか?

ジョンを説得する際にジョン自らの発言を引用していた。
"同じチャンスは二度とこないのでそのチャンスが巡ってきた
ら絶対に逃すな"とのこと。

■トビーとウィルケは相変わらずヤバイ

身分証を偽造してそれを売り始める。
身分証を作るのと売るのではない犯罪性としても全く意味合い
が変わってくるとするベイの忠告も一切無視。

ダフネが必要な偽造IDを作成したトビーたち。
健常者とつきあうことは、こういう犯罪に巻き込まれる可能性
も増えるという事か。

ダフネとしてはまたしても兄を巻き込んでしまった感じだね。

■ダフネはウィルケを振る

ウィルケが彼氏として立候補するも、ダフネは好みじゃないと
してキッパリ断った。ある意味正解。こんな犯罪者とつきあっ
たら落ちるところまで落ちそう。気が合う事は間違いないし
音楽フェスでは良い関係だったんだけどね。

■キャスリンは本を執筆

一連のこ子供の取り違えの事件を自ら執筆するようだ。
他人が描くと面白おかしく書いてしまう所があるので自分で
書く事が出来るならば書いた方が良いよね。
自分で執筆するという際に、引き合いに出したのはケンドラ・ウィ
ルキンソンとキース・リチャーズ。

■ベイはメロディと和解?

ベイは手話で仲良しと告げるところを割礼と手話で話してしまう。
レジーナからはメロディに嫌われないためにジョークは辞める事
と、アーティチョックティップを持っていくよう言われていた
だけに、それをジョークと捉えられてしまったようだ。
努力している姿を見ないで、ベイがかわいそうだったね。