スイッチ〜運命のいたずら〜
Switched at Birth (シーズン2)

http://abcfamily.go.com/shows/switched-at-birth





17 Jan. 2012
第4話 大切な宝物 Les Soeurs D'Estrees

脚本/Joy Gregory
監督/Arlene Sanford
--------------------------------------------------------
ダフネはエメットと共に数学の勉強をする。
エメットは落第しそうだとするとダフネはいつでも私が教える
としてエメットに囁くと、彼からキスしてくる。しかしそれは
ダフネの妄想だった。
母・メロディが帰宅するとダフネの訪問を歓迎する。
エメットは友達を家に連れ込むのは禁止なのではないか?と皮肉
るが、
ダフネは友達ではなく家族だという。
メロディはエメットと二人だけで話をしようとするが、エメット
はダフネは家族なのだからここで話せば良いという。
来週までに
罰金の5千ドルを支払う必要がある
ことを告げ、
アレを売れば
良いのではないか?
という。ダフネはやりとりを聞いていてアレ
とは何か?と尋ねると、オレのバイクだと語る。

ダフネは帰宅するとベイにその事を告げる。
バイクの
"リプリー"を売る事になったみたいだと告げる。
ベイはエメットがバイクに名前をつけている事を知らなかった。
ダフネによると
映画「エイリアン」が好きなので、シガニー・
ウィーバー
の役名をつけて居るのだという。13歳の誕生日の
日に父親に買ってもらい、一緒に修理して乗れるようにした
ものだという。
ダフネはなんとか力になりたいとして、
一個5ドルのカップ
ケーキを200個作ってお金を捻出する
と語る。しかしベイは
タイの件で、男性は資金を援助されるのを嫌がる事を告げる
が、タイの件とは全く別問題であり、エメットは私からならば
お金を受け取ると語る。しかしベイはあの広告塔は私への
プレゼントであり私にも責任が有ると語る。

ジョンとキャスリンは病院との対決に於いて、弁護士のアマン
ダが病院の関係者と仲良くしている姿を見て利益相反だとして
解雇してしまった為に、新たな弁護士を捜す。野球選手時代に
代理人を務めてもらったウォーレンを尋ねる。ウォーレンは
ジョンのファンでミットにサインがして欲しいと語る。
訴訟は専門外だが、交渉術には長けている事をアピールする。
相手も巨額の費用で訴訟沙汰にはしたくないのが本音だろうと
し、必ず妥協してくるハズだという。キャスリンは現在本を
執筆している事を告げると、メモは見つかる危険性があるので
一カ所にまとめておくべきで、法廷で弱みを見せたくないので
そういう文章は避けるべき事を告げる。

また別の弁護士とも面会する。
クレイグ・デビは戦う覚悟を二人の前で示す。こちらに落ち度は
無いので毅然とした態度で挑むべき事を告げる。ジョンは
弁護士としての実績を尋ねると、父が首席弁護士であり、主に
記録を任されていた新人の弁護士だか、実地訓練をしており、
寧ろ新人だということで裏をかけるかもしれない事を訴える。

朝からカップケーキを製作するダフネに対してレジーナは
声を掛ける。レジーナは自分で商売することの楽しさを知って
いる為にダフネを密かに応援する。またダフネはアンジェロ
が出資してくれて店舗を借りる事をダフネに話す。もしも
不愉快ならば辞めるし、出資してくれると言ってもアンジェロ
は経営に口出ししないと言ってくれている事や、ダフネは
直接逢う必要も無い事を告げる。ダフネは自分のせいでママ
に店を諦めて欲しくはないとして、やめべきだと語る。

ベイはエメットに協力してチラシ貼りを行う。
エメットはバイクの修理作業をして金を稼ごうとしていた。
そこにメロディがやってくる。ベイはなんとかしてエメットに
協力したい事を告げ、解決案として罰金の分割などは出来ない
のか?と告げるが、金持ちには選択筋が有っても、私たちには
選択の余地は無いのだと語る。

トビーとウィルケは自分たちの音楽のミュージックビデオ撮影
の事を話し合う。
カピバラを使ったもの。スタジオはとりあえ
ず確保できたというウィルケ。シモーヌがやってくると、
ウィルケは彼女がデジタルメディアのクラスを専攻している
事を知り、ミュージックビデオを作るので機材を貸してくれ
ないか?と頼む。シモーヌはそれならば自分がビデオを撮影して
あげるという。

--------------------------------------------------------

■エメットの罰金5千ドル

罰金の金を捻出するためにはエメットの大事にしているバイク
を売るしか無いという状況。

ダフネはベイも何とか助けたいと考えるも、肝心のベイは今回
あんまり実行せず、ダフネばかりが苦労していた感じ。

ダフネは1個5ドルのカップケーキを売ろうとするが、正直
カップケーキに400円出す人は居ないだろうな。
結局20ドル売れたみたいだけど、その内の10ドルはレジーナが
捻出したものだった。

■エメットを巡るダフネとベイの争い

このドラマ凄く色んな深刻な葛藤もあるのだけど、あんまり
ドロドロしすぎていない所が良い感じ。
エメットの事をよく知るダフネが、バイクの件などでは有利
な発言をするも、最終的には彼女はベイだという事を思い知ら
される展開だった。
あんたにはプレゼントで映画のDVDをくれたのかも知れないが
私には愛の証をくれたとするベイ。

ただこのバイクに於けるエメットの思い出、そしてダフネの
思い出も泣けるものがあるね。エメットにすれば父親との
思い出の品だし、ダフネは初めて乗せてもらったときに、
100kmで失踪する中、声を気にせず叫んだというエピソードを
披露した。

■ダフネは妥協するのか。

前回ダフネはウィルケのアプローチに対して貴方はタイプでは
ないと断ったことで、冒頭ではギクシャクした関係に有ったけ
ど、そんなウィルケからは辛いだろうけど手に入らない物を追
いかけても仕方が無い事を言われ、また二人が良い感じの
関係に戻りつつ有るかな。

■アンジェロの空白の二年間

イタリア系なのでマフィアとのパイプラインが有って、
麻薬でも売りさばいているのかと思った。まぁ今時の麻薬は
殆ど中米からなので、イタリア系が麻薬に関わっているという
のもあまり無いのかな。

ジョンが直接問い詰めると、二年間はあるシカゴに住む金持ち
の女性と契約のもとで一緒に居た事が分かる。その時に得た金
が店の開店資金になるってことか。

嘘は真実を暴露するというキャスリンのセリフがまた徐々に
文学者っぽさが出て来たかも。

■シモーヌの視線の先

シモーヌの存在は未だにつかみ所がない。
何故かつての親友・ベイと距離を取っているのかよく分からな
いし、逆にちょっぴりあくどい一面も見えなくもない。
ただ彼女がトビーに好意を寄せているとは思わなかった。


■新キャラクター・クレイグ・デビ

演じているSam Pageは、「デスパレートな妻たち」のシーズン6
で、ブリーの事業を全て奪い取った元夫の息子・サム・アレン
役、「ゴシップ・ガール」では、シーズン4から登場する
大学教授コリン・フォレスター役、「MAD MEN」では、ジョーン
の夫で医師・グレッグ・ハリス役を演じている彼。

このドラマでも新人弁護士として、ケニッシュ家に関わる事
になった。果たしてそれが吉と出るのか凶と出るのか。

■美容室「ジーナス」開店への紆余曲折

レジーナはこれまで一方的にアンジェロを責める立場だった
けど、レジーナが13年前のダフネが3歳の時に既にDNA検査を
して取り違いの結果を知っていた事を知り、ケンカする事に
なる。アンジェロが出て行ってしまう事で、また過去の繰り返し
なのかと呟くけど、出て行きたくなるだけの事実が有った
感じだけどね。レジーナはこれまで誰も分かってくれないと
するけど、なかなか難しい問題だね。
端から見ていればレジーナが悪者っぽい所も有るけど、情が
移っている分、子供を失いたくなかった気持ちも分からないで
も無い。

■エメットとメロディと父親

エメットは母親の態度に失望して家を出る決意をする。
そして父親と暮らすとの事だけど、エメットの父親は果たして誰
なのか。

■固有名詞数々 / 検索用ワード

ジャスティン・ティンバーレーク
ジョーイ・ファトゥーン
ヴァージニア・ウルフ
シガニー・ウィーバー
ヴァレリーマレック 地下室
「みんなのヒーロー」
イーストウエイト
「ゴッドファーザー」 「エイリアン」
カピバラは6種の植物しか食べない
人気のシマリス

エメット・ブレッドソー (Sean Berdy) ろう者、ダフネの友人
トビー・ケニッシュ (Lucas Grabeel) 長男
ダフネ・バスケス (Katie Leclerc) 娘、ろう者
ベイ・ケニッシュ (Vanessa Marano) 娘
レジーナ・バスケス (Constance Marie) 母、プエルトリコ系
ジョン・ケニッシュ (D.W. Moffett) キャスリンの夫
キャスリン・ケニッシュ (Lea Thompson) ジョンの妻
アドリアナ・バスケス (Ivonne Coll) レジーナの母

デニース (Tammy Townsend) キャスリンの友人
メロディ・ブレッドソー (Marlee Matlin) エメットの母
ブルース (Jason Brooks) デニースの元夫
ウィルケ (Austin Butler) トビーのバンド仲間
アマンダ・バーク (Meeghan Holaway) 原告側弁護士
アンドェロ・ソレント (Gilles Marini) ベイの父・10話初登場
シモーヌ・シンクレア (Maiara Walsh) 元ベイの親友

クレイグ・デビ (Sam Page) 新人弁護士
ウォーレン (Albie Selznick) スポーツエージェント
--- (Chaz Ahern) Cupcake Boy

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system