スイッチ〜運命のいたずら〜
Switched at Birth (シーズン2)

http://abcfamily.go.com/shows/switched-at-birth





Feb. 21, 2012
第8話 それぞれの決意 The Art of Painting

脚本/Joy Gregory、Anne Kenney
監督/Norman Buckley
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エメットはセラピーを受けて手話だけでなくボイストレーニング
をする。しかし補聴器をつけるとハウリングによって耳が何度も
痛くなる。エメットが鏡に向かって発音の練習をしている際に
ベイがエメットの元にやってくる。オリビアが入れてくれたのだ
という。エメットはベイが手伝うとするが、どうしても人前で
の練習は恥ずかしがる。オリビアはすぐに慣れるとし、リラッ
クスする事が大事なのだという。一杯飲めばバッチリだとして
エメットに酒を勧める。その姿を見たベイは進学適正テストの
際にはドラッグでもくれそうな人だねと告げる。

一方ダフネはシモーヌのポジションを実力で奪い取ってしまった
為に彼女との関係は悪化。練習中にもシモーヌは意図的にダフネ
にボールを渡さずコーチからは注意される。コートの中では
協力しようとダフネは告げるとシモーヌは了承する。

パトリックのギャラリーでレジーナの作品が展示される事になり
レジーナは自分の作品を展示・調整しに行く。
レジーナに声を掛けるパトリック。凄い熱心にしていたので
なかなか声が掛けられなかったというパトリック。レジーナは
自分はもう13年間も新作を作っていなかった事を口にする。
子供達は見に来てくれそうか?と尋ねると、ダフネは見に来てくれる
と言っているが、ベイにはまだ話せていない事を語る。
ベイにも来て欲しいとレジーナは告げるが・・・

キャスリンは病院で取り違えた看護師のプリツィア・ムニョス
看護師と会う。彼女は告発したことで病院を解雇されていた。
キャスリンはそれを知って通報者保護法によって労働者の権利は
守られているハズだとするが、実際には遅刻を二回した事を
きっかけにして勤務態度の不良を理由に解雇されたのだという。
転職については上手く行っているのか尋ねると、25の病院に
履歴書を送ったが全く反応がないとし、病院の関係者は私の事
を厄介者だとされているという。労働環境が酷使されている事を
訴えただけなのに・・・。ムニョスは今度の転職に上手く行かねば
告発は取り下げ裁判からは手を引くという。私には家族を養わねば
ならないのだと言われる。

ウィルケはダフネの元へ。
ダフネが月間最優秀選手として選ばれている事をウィルケは
語る。自分も男子のラクロス部で月間最優秀選手に選ばれたのだ
という。何かもらえるのか?というダフネに対してステーキハウス
の食事券、野球の観戦チケット、エックスラッシュなどのスポン
サーからのスポーツドリングがもらえるとのこと。ダフネは
シモーヌとの関係が上手く行っていない事を呟き、私はチーム
の一員になりたいだけだとするが上手く行かないことを嘆く。
ウィルケは僕のことだけ考えろと言うが・・・

レジーナはベイの元に行く。
ヘッドホンを使い大音量の音楽を聴いている事に気がついた
レジーナは注意すると、ベイは自分の声が聞こえずに話す事は
どういう事なのかを確かめていたという。レジーナは自分も
ダフネの事を考えて浴槽内で同様の事をしたことがあるとの事
だった。ベイは展覧会の事を聞くとレジーナは順調だという。
良かったら見に来てといってパンフレットを渡す。"草原から
の呼び声"と書かれていた。レジーナは選ばれるか選ばれないか
は運とタイミングであれ、乗り込んでいく自分からチャンスを
掴んでいく事も必要だと語る。

一方メロディはガレージセールをしていた。
ダフネは彼女の元を尋ねると、来年にはバスケのコーチも辞める
事になったという。女子バスケ部は予算不足なので廃部になる
との事だった。ダフネは自分が辞めなければこうはならなかった
のではないかと落ち込むが、メロディは私たちは確実に上達して
いて最近は五連勝している事を語る。貴方はバックナー校に移って
正解だったと慰める。

トビーの元にウィルケがやってくる。
今月ウィルケは月刊最優秀選手に選ばれた為に父親が喜んで
おり、ギターフェイスとしての練習をウチの地下室でやらせ
てもらえるという。トビーはシモーヌとの関係をウィルケに伝える
と既に知っている事を告げ、要求の多い女なので何か有れば
相談しろと語る。シモーヌがダフネにキツク当たっているので
トビーの方からシモーヌに一声掛けてくれというが、女同士の
ケンカに口出しするのは良くないという。

キャサリンはジョンとクレイグに逢うと、ブリツィアが再就職
の件で上手く行っていない事を語り、生活にも凄く困っている
みたいだと話す。しかしジョンもクレイグも今お金を渡したり
すれば裁判の時に不利に利用されるという。訴訟が終わるまでは
監視されていると思って行動して欲しいと言われる。

ウィルケは月間最優秀賞の副賞として、200ドル以上する
ユニフォームをダフネの元に持ってくる。これは200ドルくらい
で取引されているとしてダフネは驚くが、転売は禁止されている
事を告げる。月間最優秀賞の選手として、スポンサー相手に
感謝の言葉を述べると共に、水中競技場の資金が足りないので
スポンサーに求めるのも自分たちの役割である事を告げる。
ダフネはこんなに恵まれているのにこれ以上施設をよくするのか
とするが、バスケのコートはスプリングフロアにしてから得点率
は上がっているし、スコアボードも新しくしていきたいのだと
語る。
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■エメットの苦悩

成長するに従い出会いも有りつつ新しい価値観に触れつつ、
昔のようなシンプルな考えの下でだけ動けることは出来なく
なった為の弊害なのか。

エメットはボイスセラピーを受けて声を発しようとする反面
将来についてもどうするべきか少しずつ考え始めたという所
なのかな。
健常者と一緒に暮らすことの意味を考えていくと不安も大きい
だろうしね。

■エメットの選択

母・メロディの元から離れて父の元で生活するようになった
エメットだけど、自由奔放な父親に対して母親は徹底管理を
してきた。徹底管理を嫌って家を出て父の元で暮らしている
けど、今度は自由すぎて戸惑っている部分も多い感じ。
いきなり酒を勧めてくるオリビアもどうかと思うけどね。

■告げ口したベイ

今回のテーマは愛するが為に敢えて憎まれ口をたたいたり行動
を起こしている感じの流れが多かった。
自分の正義が他人にとっても正義とはなりえないけど、少なく
とも自分の正義を信じて貫くほかない、

ベイはエメットが学校を辞めようとしている事に対して、その
事実をメロディに伝える。
ベイとメロディは天敵でも有ったので言いづらそうでは有った
けど今回のことで仲良くなれそう。逆にエメットから見れば
ベイはミニメロディって感じに思えてくるのかな。

■ダフネの決断

カールトン校からバックナー校に移り順調かに思えたダフネ
だけど、元々居たカールトンのバスケ部が廃部になりかけている
事を知ってバックナーの支援者にカールトンも支援してくれる
様働きかけようとする。ダフネの主張は間違えては居ないと
思うけど、やはりここでは違うと感じてしまうものが有るのも
確かだった。ダフネはまたカールトンに戻ることになるも、
バスケ部の予算の面では解決する方法があるのだろうか?

■キャスリンの決断

裁判で自分のミスを証言してくれる看護師のムニョスが
自分たちのせいで職場を首になり、辛い生活を送っている
事を知る。キャスリンとしては助けたい気持ちもやまやま
だが、金を渡せば証言のために買収したと思われる為に
弁護士も夫のジョンも止めようとする。至極全うに感じだけ
ど、これで裁判にも負ければ病院の過失を追及できないし
辛い状況だね

■パトリックとレジーナの関係は?

レジーナの作品の説明の中に、子供を取り違えられた事に
関する記述があることで、自分の私生活を売りにされたと
反論するレジーナ。ただどういう状況で作品が生まれたのか
を知るというのも買い手としては知りたい情報の一つである
事は確か。

エメット・ブレッドソー (Sean Berdy) ろう者、ダフネの友人
トビー・ケニッシュ (Lucas Grabeel) 長男
ダフネ・バスケス (Katie Leclerc) 娘、ろう者
ベイ・ケニッシュ (Vanessa Marano) 娘
レジーナ・バスケス (Constance Marie) 母、プエルトリコ系
ジョン・ケニッシュ (D.W. Moffett) キャスリンの夫
キャスリン・ケニッシュ (Lea Thompson) ジョンの妻
アドリアナ・バスケス (Ivonne Coll) レジーナの母

デニース (Tammy Townsend) キャスリンの友人
メロディ・ブレッドソー (Marlee Matlin) エメットの母
ブルース (Jason Brooks) デニースの元夫
ウィルケ (Austin Butler) トビーのバンド仲間
アマンダ・バーク (Meeghan Holaway) 原告側弁護士
アンドェロ・ソレント (Gilles Marini) ベイの父・10話初登場
シモーヌ・シンクレア (Maiara Walsh) 元ベイの親友

クレイグ・デビ (Sam Page) 新人弁護士
サラ・ラザー (Jackie Debatin) カンザスシティヘラルド記者
キャメロン・ブレッドソー (Anthony Natale) エメットの父
オリビア (T.L. Forsberg) キャメロンの彼女
モニカ (Natalie Amenula) ダフネの元友達、イーストリバーサイド住民
メドロック (Brandon P Bell) バスケのコーチ

パトリック (Christopher Wiehl) ギャラリーオーナー
ルーカス・ストーン (Mario Azabo)
プリツィア・ムニョス (Justina Machado) 看護師
--- (Christopher Wiehl)
--- (Cyrina Fiallo) Art Student Girl
--- (Paul Mabon) Sports Juice Rep
--- (Tom Ohmer) Booster
--- (Jeffrey Christopher Todd) Art Student Guy
--- (Kari Benson) Buckner Forward

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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