スイッチ〜運命のいたずら〜
Switched at Birth (シーズン2)

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Feb. 28, 2012
第9話 戦地へのメール Write a Lonely Soldier

脚本/Chad Fiveash、James Patrick Stoteraux
監督/Bethany Rooney
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ダフネはカールトンのバスケチームに戻ることにする。
一方看護師のブリツィアは次の就職面接で決まらなければ生活
の為にも証言するのは辞めるとキャスリンに告げる。キャスリン
は自分たちのせいで迷惑をかけていると考えて彼女に資金を
手渡す。

ベイはレジーナたちの元に行く。タイが所属している
アフガニ
スタンでの中隊のヘリが墜落したとの報道
が有った為のモノで
テレビでもその事を取り上げていた。13名のアメリカの兵士の
安否が確認できて居ないという事でベイは不安になる。

一方ダフネはエメットと共にカールトン校へと向かう。
エメットはダフネが遅刻してくるなんて珍しいとするが、
ダフネはニュースを見ていたのだとし、タイの部隊のヘリが
アフガニスタンで墜落した事を語る。エメットは初めて聞いたと
してタイは無事なのか?と問うが、名前は公表されていないの
だという。ベイから話を聞かなかったのかと尋ねると、現在
ケンカ中だという。

弁護士のクレイグはジョンとキャスリンと逢うと、最悪な事に
ブリツィアに不明な金の流れが有り、もしかすると買収された
のかもしれない
事を口にする。クレイグが雇っている探偵が
その金の流れを見つけたという。キャスリンはそ
の金を与えた
のは私
だと語る。ジョンは自分は注意したのだとしてその非が
自分には無い事を語る。あの人は私たちの為に危険を冒してく
れたのでお返しをしてあげたいと思ったのだという。
クレイグはこれで
ブリツィアは証言は信憑性がなくなったと語る。
知られたら圧倒的に不利であり、その事実を知りながら証言を
求めれば、最悪僕自身が罰せられる行動だという。他に証言
してくれそうな人を探そうという。

ダフネは一人でバスケコートで練習していると、ドラヴィス
洗濯物を取りにやってくる。ダフネは彼に挨拶するが、トラヴィス
は彼女に悪態をつくようにして、通用せずに戻って来たのだろう
という。それは違うと否定すると、
バスケ界のジャンヌダルク
気取りか
として、君が戻らなくてもこのチームは勝利していた
とし、君が戻った分、誰か一人がまたベンチに戻るのだと語り
良い迷惑だと語る。

ダフネは外に出ると偶然ローズに出会う。
ローズはダフネが
バスケチーム・"ムスタングス"に戻って来て
くれた事を歓迎するが、そう思ってくれない人も居るみたいだ
として、今し方トラヴィスから嫌みを言われた事を告げる。
ローズはあの人は評判が悪い人なので、言いつけておくと告げる。

ベイのアトリエにエメットがやってくる。
怒っていたエメットが来てくれた事でベイは喜びハグする中で
タイの事を語り合う。心の準備をする前にタイが戦地に行って
しまった事を告げ、何で行ったのかも分からないという。
ベイはエメットに貴方も軍隊に行きたいと思うのかと問うが、
聾者は入隊は出来ないと語る。知らせを待つしかないという
エメットに対して、待つのが苦手だとし、タイはいつもは
メールすればすぐに返事をくれるのだという。戦地でもメール
は出来るのか?と問うと、出来るのだと語る。

翌日エメットはダフネに逢うと、自分と付き合いながらもタイ
にメールしている現実に怒るべきなのかと問う。するとベイは
貴方に夢中なのだから怒らないでというダフネは、特に現在は
タイミングも悪いという。

ダフネはトラヴィスを見かけ声を掛けると、君のせいでクビに
なったのだと言われる。君のように金持ちの家ならば働かなくても
良いかもしれないが、俺は働かねばならない立場なのだと聞かさ
れる。責任を感じるダフネ。

シモーヌはトビーに会いに来る中でダフネと偶然に会う。
気まずい二人。
シモーヌはトビーと逢うと、二人の妹は私の悪口を吹き込んで
いるのでしょと問うが、僕は女の子ではないのでそういう話し
はしないのだという。シモーヌは土曜日に
テイク・ファイヴ
ライブショウが有るとし、9時からの出演枠を抑えておいたので
トビーに出演すべきだと語る。しかしその日はウィルケからの
誘いでアニーの家のパーティーで
ギターフェイスとして出演
するのだと語る。そんなものの為にショーを不意にするのか?
とシモーヌは告げ、パーティーは断るべきだと告げる。

ダフネとベイも二人同時にジョンの元にやってくる。
同時にやってきた二人に驚くジョンは、まるでステレオだと
呟く。ベイは以前に
ロイヤルズのメンバーと軍の慰問ツアー
に行った際にライケン大将と知り合いになったと言っていたが
タイの件を聞いて欲しいという。ジョンは既に聞いた事を
告げ、確かな情報が入れば知らせる事を告げる。ダフネはジョン
にタイして、洗車場で求人を募集していたが、トラヴィスを
雇って欲しいと頼む。とてもよく働く人だとすると、ジョンは
ダフネの推薦ならば雇うと約束する。

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ベイがエメットと付き合う前にタイと真剣に付き合っていた事。
そして今でもベイが戦地に居るタイとメールのやりとりをして
いた事から、エメットは嫉妬して彼女とケンカしてしまう。
家庭も上手く行っていないエメットとしては、恋人のベイまで
もが信用出来なくなり、失望からスピーチセラピーに通うことも
辞めてしまう。一方ダフネは古巣のカールトン校のバスケチーム
に戻る事になるが、学校で働いているトラヴィスとトラブル
になる。

ベイの衣装は時々ドキっとするようなナチュラルなセクシー衣装
を着ている事が多いけど、今回も胸の開いた凄い衣装だったな。
ウィルケがダフネに対して、ライブの最前列に来て胸チラして
よ〜とか語っていたシーンが有ったので、なんとなくそんな胸を
意識したような感じにも見えたのだろうか。

今回失礼ながらウィルケとダフネの会話の中で、ダフネが彼の
唇を読み切れずに、"土曜にパーティで演奏をする"というウィルケ
の言葉を"土曜にデパートでポークサンドイッチする"と聞き間違え
る辺りが笑えた。まるで週末に放送していたドラマ「ATARU
のやりとりみたいだったぞ。

トラヴィスは障害者が抱える健常者に対する単純な憤り感なの
かと思っていたけど、彼の家庭の事情が余りに凄かった。
両親は手話を全く理解出来ず、子供の事を理解する気も無いみた
い。ネグレストという訳でも無いのだろうけど、配慮に欠けている
部分はある。ただ障害者が障害者として扱われたくないという
気持ちも有る事を考えると、色んな面で対応には苦慮しそうな
感じがするね。
障害者同士であるダフネに対しても嫌な発言をして敵を作っている
のだから、もう救いようが無いと思われたけど、話を聞いて
いく内にトラヴィスの中にも同情すべき様子が沢山有る事が
分かる。話を聞いていかねばトラヴィスの事は理解出来ない訳で
そのコミュニケーションの手段を遮ってしまっている両親や
家庭環境は罪に値するものがあるのかも。

病院の赤ちゃんの取り違えの事件に関しては、アンジェロの存在
がまた重要になってきた。
キャサリンとしては汚名返上したい気持ちが高いのだろうけど、
アンジェロが何故ブリツィアの事を口説き落とすことが出来るのか。
確かな情報筋から、ブリツィアが証言する為に拒んでいる態度を
心変わりするであろう一面が有る事を聞かされ、証言にとして
引き出すことが出来た協力者として果たして誰なのか。

トビーの彼女のシモーヌの件は、ベイやダフネが嫌っている様に
自分の成功のために他人を簡単に蹴落とすシーンが描かれ、
敵をガンガン作っていきそうなキャラクターだね。ただシモーヌ
は可愛いので、"だっちゅーの"と言われたらまさに許してしまい
そうになるキャラクターだね。


使用された曲

・Cody Vavrikの"Want More"

■検索用キーワード

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Geddy Lee 以来の最高のベーシスト
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エメット・ブレッドソー (Sean Berdy) ろう者、ダフネの友人
トビー・ケニッシュ (Lucas Grabeel) 長男
ダフネ・バスケス (Katie Leclerc) 娘、ろう者
ベイ・ケニッシュ (Vanessa Marano) 娘
レジーナ・バスケス (Constance Marie) 母、プエルトリコ系
ジョン・ケニッシュ (D.W. Moffett) キャスリンの夫
キャスリン・ケニッシュ (Lea Thompson) ジョンの妻
アドリアナ・バスケス (Ivonne Coll) レジーナの母

デニース (Tammy Townsend) キャスリンの友人
メロディ・ブレッドソー (Marlee Matlin) エメットの母
ブルース (Jason Brooks) デニースの元夫
ウィルケ (Austin Butler) トビーのバンド仲間
アマンダ・バーク (Meeghan Holaway) 原告側弁護士
アンドェロ・ソレント (Gilles Marini) ベイの父・10話初登場
シモーヌ・シンクレア (Maiara Walsh) 元ベイの親友

クレイグ・デビ (Sam Page) 新人弁護士
サラ・ラザー (Jackie Debatin) カンザスシティヘラルド記者
キャメロン・ブレッドソー (Anthony Natale) エメットの父
オリビア (T.L. Forsberg) キャメロンの彼女
メドロック (Brandon P Bell) バスケのコーチ

コンウッド・チャップリン (Jim Holmes) 弁護士
トラヴィス (Ryan Lane) 聾者
カレン (Suanne Spoke) トラヴィスの母
Ms.ローズ (Chryssie Whitehead) カールトン校の教師
--- (Tom Poole) Car Wash Customer
タイ (Blair Redford) 元ベイの彼
カーラ () コンウッド弁護士事務所受付

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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