スイッチ〜運命のいたずら〜
Switched at Birth (シーズン2)

http://abcfamily.go.com/shows/switched-at-birth





Mar. 13, 2012
第11話 過ちはゾンビのように The Sleep of Reason Produces Monsters

脚本/Joy Gregory、Henry Robles
監督/Elodie Keene
--------------------------------------------------------
バスケットの大会で、ダフネたちのチームがシモーヌたちの
チームを見事破った日、エメットは親権に於いてベイが口だし
した事でエメットが望んでいた父親の元ではなく母親の元に
決まった事を受け、動揺しベイとケンカする。
シモーヌとエメットは互いに酔っ払い一夜限りの関係を結ぶ

翌朝、シモーヌの部屋にダフネがやってくる。
互いに昨日の善戦をたたえ合う中で、ダフネは
シモーヌが
大会から自分の事を追い出そうとしていると勘違いしていた事
を謝罪
し、一緒に朝食を取らないかと誘う。シモーヌの部屋に
はエメットが居たために、彼女はシャワーを浴びるので20分後
に下で落ち合おうと告げる。

ベイはキャスリンの元に行く。
キャスリンが何かに迷っている事を知り話を聞くと、キャスリン
の執筆を検討している出版者の編集長から、ライバルである
サラ・ラザーの"取り違え本"の第一章の原稿が書き上がっている
として、その内容をメールしてきたのである。敵の技量を知る
為に読んで欲しいとメールが来たとの事だが、キャスリンは
それを読むべきかどうかで悩んでいる事を告げる。ベイはそんな
の読んでも自信を無くすだけなので、今は自分の執筆に集中すべ
きではないかと告げる。

ベイはギャラリーに居るとそこにエメットがやってくる。
ベイはエメットが昨晩メールも無視して相当激高している姿が
有ったのに、
今日は一変して穏やかでいるエメットに違和感
感じる。その事を指摘すると、彼は昨日は混乱していたのだと
告げ、俺がバカだったと語り、君を失いたくないと告げる。
俺の誕生日に一緒に二人きりで食事をしないか?と誘うエメット
に違和感を覚える。
ベイはダフネがエメットに何か声を掛けたのかと思い、ダフネ
にその事を問うと、特に話していないという。しかしすっかり
態度が変わっていてまるで別人なんだと告げると、その変わり様
はまるでジキルとハイドだと語る。ダフネはエメットの誕生日に
映画"フランケンろう"のポスターをプレゼントすると語る。
手話のホラー映画は過去50年に5本しか撮られていないので
特別な映画なのだという。私とエメットは手話版のゾンビ映画
の脚本まで書いたことが有るのだという。タイトルは
"ろうゾンビ"
だと聞くと、ベイはそれを誕生日の日にみんなで作ってエメット
のプレゼントにしないか?と語る。ダフネはやるならば本気で
やりたいのだと告げると、両親も協力してくれるし、みんなも
必ず参加してくれるという。

キャスリンはレジーナの元に行くと、リーヤから言われた様に
本を書く際に、レジーナも共同で執筆して、レジーナ側の
状況も詳しく本で取り上げたいと頼む。しかしレジーナは
以前にも言ったように断るとし、あなたがその本が人生最後の
仕事になるという事でもない限り協力は出来ないという。

ダフネはトビーに"ろうゾンビ"プロジェクトの事を話すと
協力してくれることになる。トビーはダフネに君を試合に出さ
ないようにしたのはシモーヌだったのか?と尋ねると、あれは
誤解だったと語る。トビーはバックナーでエキストラを集め、
ウィルケは警備員役、ジョンが衣装を用意してくれるという。
ダフネはレジーナとアドリアナにもそれを話すと、レジーナに
メイク、髪の毛を担当して欲しいと頼む。レジーナはヘラルド
に言ってシフトを調整してもらうと告げ、手伝うと約束する。
アドリアナはダフネたちに、庭にあるプールで一緒に泳がない
かと誘うが・・・

エメットは母方・メロディの家に荷物を搬送する中で、ベイ
の写真を見つめる。メロディは今回の一件でベイに対する
誤解も解け、エメットにとっても自分にとっても特別な存在で
ある事を認め二人の関係を容認する。誕生日にベイも呼んで
一緒に食事をしないか?というが、みんなで映画を撮る事を告げる。

--------------------------------------------------------

バスケットの大会が終わり、エメットとシモーヌの二人が思わ
ぬ形で関係を持ってしまう。
ベイはエメットの異変に気がつくが、それが何なのか分からず
悶々とした生活を送るが・・・

嘘をつかれること。そして信用を無くすことが如何に大変なの
かを感じさせるエピソード。

お騒がせシモーヌがまたしてもベイに嫌われる事をしてしまう
という事で、今回の件が発覚すれば、修復など不可能に近い
のではないかと思わせる程の大変な事態。
ただアメリカの他のドラマと違って、悪い事をしてしまった
とする意識が有るだけまだマシかも。

エメットが何処までベイに騙し通せるのか難しい所だけど、
ウィルケに早くもそれが伝わってしまったし、なかなかこの
秘密を墓までもっていくのは難しそうだ。

ジョンとキャスリンの関係も密かに不穏な動き。
ジョンとサラの間に本当に不貞な関係は存在しないのか。
もしも有ったとするならば、正直関係を修復するのは難しそう
だけど、ジョンの怒り方を見ると関係は無い感じがする。
キャスリンの流産の件に関しても、過去に話していたとして
も、懇親としている記者ならば吐露していたとしても、
そうおかしくはない気がするしね。

ダフネとレジーナの関係も微妙。
今更ながらケニッシュ家の幸せな人生を見ていると、今まで
の苦労してきた自分の人生を否定的に捉えてしまうし、
ウィルケから聞いた過去のエピソードを通して、違う人生を
想像しては空しくなってしまう所が有るなど、かなり複雑だ。
更にレジーナはアンジェロとの空白の時間の中で女性と一緒に
写っている写真を見て複雑な心境に陥ってしまう。

さて今回はエメットの誕生日と言うことでゾンビ映画の撮影。
凄く大がかりなのが驚くけど、是非完成版を見てみたい。
キャスリンたちの通う学校で上映会でもすれば良いのにね。

■検索用キーワード

・サブタイトルの元ネタ スペイン 画家 フランシスコ・デ・ゴヤ ナ
ポレオン 戦争
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Sleep_of_Reason_Produces_Monsters
http://ja.wikipedia.org/wiki/フランシスコ・デ・ゴヤ
・フランケンろう ろうゾンビ
・トビーと隠れてトランプ ベイに見つかったらクッキーを取りに行かせた
・鶏小屋 2000年6月16日 ベイとトビー 手形 ダフネが5歳の時
・ゴー、ブルドックス!
・アンジェロ シカゴ時代 13年間 女性とツーショット写真
・ホワイトバランスの調整 カメラ 不調
・キャップコピー "そろゾンビ、声もなく迫り来る"
・オニオンベーグル オランダ産チョコレート 血糊 ゾンビケーキ

エメット・ブレッドソー (Sean Berdy) ろう者、ダフネの友人
トビー・ケニッシュ (Lucas Grabeel) 長男
ダフネ・バスケス (Katie Leclerc) 娘、ろう者
ベイ・ケニッシュ (Vanessa Marano) 娘
レジーナ・バスケス (Constance Marie) 母、プエルトリコ系
ジョン・ケニッシュ (D.W. Moffett) キャスリンの夫
キャスリン・ケニッシュ (Lea Thompson) ジョンの妻
アドリアナ・バスケス (Ivonne Coll) レジーナの母

デニース (Tammy Townsend) キャスリンの友人
メロディ・ブレッドソー (Marlee Matlin) エメットの母
ブルース (Jason Brooks) デニースの元夫
ウィルケ (Austin Butler) トビーのバンド仲間
アマンダ・バーク (Meeghan Holaway) 原告側弁護士
アンジェロ・ソレント (Gilles Marini) ベイの父・10話初登場
シモーヌ・シンクレア (Maiara Walsh) 元ベイの親友

クレイグ・デビ (Sam Page) 新人弁護士
サラ・ラザー (Jackie Debatin) カンザスシティヘラルド記者
キャメロン・ブレッドソー (Anthony Natale) エメットの父
オリビア (T.L. Forsberg) キャメロンの彼女
メドロック (Brandon P Bell) バスケのコーチ

ヴィクター (Andre Gordon)
ランダル (Michael Hanson) 映像部の顧問

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system