スイッチ〜運命のいたずら〜
Switched at Birth (シーズン2)

http://abcfamily.go.com/shows/switched-at-birth





Sep. 3, 2012
第13話 未来への選択 This Is the Color of My Dreams

脚本/Lizzy Weiss
監督/Steve Miner
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エメットはベイとの関係に於いて、シモーヌ一夜の過ち
した事を告白した事で別れることに。ウィルケはエメットとシ
モーヌが関係を持った事をダフネに話す。
一方アンジェロはイタリアでの暴行事件に関してはなんとか
罰金刑で済んだ為に指名手配は免れたものの、アメリカへの
不法滞在が問題となり、
移民税関捜査局に拘留されていた。
弁護士に相談すると
アンジェロがアメリカに残る為には、アメ
リカの国籍のある人物との結婚が必要
だという。

レジーナはパトリックとの関係を進めていたが、その晩夢を
見る。アンジェロとレジーナの結婚式に於いて、神父のパトリ
ックが何故こんな事をするのかと問いかける夢だった。
朝起きるとパトリックに対してレジーナは変な夢を見た事を
語る。
今日はこれからキャスリンと共に
ベイが海外研修から帰国する
ので帰国歓迎パーティーの準備をする
と語る。

トビーはダフネと自宅プールで競争していた。
トビーが連勝するが、つい先月まではダフネが連勝していた
として互いに譲らない。
そんな中、
ガラパゴスに夏休みの休暇中に海外研修に出ていた
ベイが戻ってくる。空港まで迎えに行く手筈になっていたが
早く着いたので彼氏・アレックスと共にタクシーで戻ってきた
という。

家に居る両親たちは帰国したベイを歓迎する。
そしてベイは現地で共に研修して知り合ったアレックスを
家族に紹介する。ジョンはベイがまた新しい彼氏を連れて来た
ことで
あの子は誰かと常に付き合っていないと駄目な子なのか?
とキャスリンに問う。リアムと付き合い、タイと付き合い、そし
てエメットと付き合い、今度は旅先で出会ったアレックスだ
という。ベイはガラパゴスで見つけた髪飾りの羽根を髪の毛に
つけて居た。
アレックスは
セントジョセフ高校の生徒でカトリックの男子校の
生徒だという。いつも二人で行動して楽しかったというベイ。
ダフネは
エメットから手紙を預かっているとしてベイに渡すと
エメットは心から反省していると告げるが、ベイは手紙を読まず
しまってしまう。

ダフネはエメットに会うとベイの反応を報告する。
特に怒っているという様子はなかったと言うが、ベイには彼氏
が出来た様だと。

ベイはキャスリンに会う。
キャスリンは本を出版し、海外先のベイに送っていた。
出版記念のパーティーにはアレックスを連れて行くというベイ
に母は本を読んだ感想を聞くがベイは、正直で知的でユーモラス
な文章だとして、読んでいないにもかかわらず適当な言葉を
かける。
一方レジーナは腱鞘炎で暫く手を動かせない状態だった。
アンジェロの審理は一週間後にあるとし、家族全員、そして関係者
陳述書を提出したという。弁護士の弁護方針は、父の強制送還
は子供を不当に苦しめるというものだと言われる。

ダフネはアルバイトをしようとして料理店で面接を受けていた。
9歳の時から母親や祖母を相手に色々と料理を作ってきたので
腕には自信があるという。面接官も最初は優しく接してくれて、
ダフネは聾者のイントネーションに対しても、外国人による
訛りなのかと思っているが、聾者である事を告げると、必ず
同情されて不採用になってしまうものだった。

ジョンは妻のキャスリンに対して全て自分の言葉で書いた本
だとして、立派だと声を掛ける。
トビーはベイと会話すると、ジェナという彼女が出来た事を
報告する。シモーヌとは決して運命の相手という訳でも無かった
として、ケニッシュ家は撃たれ強いから大丈夫だと励まし合う。

出版記念のパーティーが開かれる。
レジーナに対するバッシングは特に聞かれなかった。
キャスリンが上手く立場を説明した事が良かったのだという。
レジーナはパトリックに対して、私から見るとジョンとキャスリン
の夫婦関係は模範的夫婦の姿だと語る。パトリックも結婚すると
大抵の夫婦は悲惨な関係になるとし、互いに結婚という形に縛ら
れずに好きな関係で居るのが良いのだという。結婚がゴールだ
なんて思うのは間違っていると。

ダフネはアルバイトの件でトビーに相談する。
料理店でアルバイトの面接にいったが12軒に聾者だと分かった途端
断られた事を告げる。
トビーはキャスリンに頼ってみたらどうか?とするが、
今まで
私は一人で何でもしてきたとし、お情けで採用されるのはゴメン

だという。しかし料理が上手いことを証明する為にはまずは
作る事が大切だとして、そんなに堅苦しく考える必要が無いことを
訴える。

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新学期が始まるまでの間、それぞれの休みを過ごしていた。
新学期が始まるという事で、海外に研修という名目で
傷心旅行に出ていたベイは気分一新にして帰国するが・・・

アメリカではシーズン1だけど中断機関が入った事も有り、
その間はドラマの中でも休みということになったみたいだ。
大抵休みの期間の方が物語を構成しやすいと思うのだけど、
アメリカのドラマの場合、意外と休み期間はシーズン跨ぎ
の間に消化してしまい、新学期と共にドラマの中でも
新しい学年に突入するという事が多いね。

今回の状況設定も一見するとよく分からない部分も有ったが
取りあえずエメットの浮気によって、ベイの関係が解消され、
そして兄のトビーもまたシモーヌとは別れたとする設定の
様だ。ウィルケもまた前回のラストで寄宿学校に入れられる
という設定だったけど、ウィルケ役イケメン俳優のAustin Butler
さんは前回のエピソードで登場終了。
Sex and the Cityのスピンオフ・ティーン版「The Carrie Diaries」
に出演が決まったという事で降板。
http://www.cwtv.com/shows/the-carrie-diaries

場面は新たな局面に入ったという感じ。
ベイの車の塗装が変わっていた。
ダフネの舞台の多くは新しくアルバイトすることになる
料理店になっていきそうで、最悪のスタートから始まった
料理人としての道を何処まで追及していくことになるのか。
耳が聞こえないことで、以前にも料理実習中にミスを
犯していた事があるけど、色々と不安と期待が交錯する
感じ。

ベイはエメットの事が忘れられず、それでも許せないと
する微妙な立場の状況だった。
エメットが壁に絵を描いて二人の絆をアピールするも、
一度失った信用を取り戻すのは容易では無さそうだ。

一方気になるのは数々の困難を乗り越えてきたケニッシュ
家も新たに母親が執筆活動の成功によって、家庭内の勢力図
が塗り替えられているという点か。

キャスリンが働くようになれば、ジョンも料理を作らねば
ならなくなりそうだけど、果たしてジョンも家庭の事で
協力的に家事をこなしていくのか。

ベイとシモーヌが対面するシーンはなかなか興味深かった
けど、転校してよと告げるシモーヌも退出してしまうのかな。
シモーヌ演じるMaiara Walshさん、がっかりなキャラだけど
とても可愛らしい人なのでここで退出されるとちょっぴり寂しい。

そしてレジーナはアンジェロとは結婚したけど、形だけの関係
になるのかどうか。

今後は案外レジーナとベイ、キャスリーンとダフネのペア
を中心にして描かれていくのかな。

驚くべきはオーナーシェフ役がリンガーのタイラー役、
ナイトライダー ネクストのマイク役のJustin Brueningだった。


■使用された曲

Artist: Kyler England
Song: Take These Things To Heart
This song is heard when Bay looks at Emmett's letter.

Song: Seasons Sprint Allegro
This song is heard when Regina's dream of marrying Angelo goes wrong.

Artist: Garrison Starr
Song: Just Want To Go Home
This song is heard when Toby and Daphne swim and welcome Bay home.

Artist: Cider Sky
Song: Where To Now
This song is heard when Bay tells Emmett to leave her alone so she can get over him.

Artist: Rosie Thomas
Song: Sometimes Love
This song is heard when Regina fails to console Bay.

エメット・ブレッドソー (Sean Berdy) ろう者、ダフネの友人
トビー・ケニッシュ (Lucas Grabeel) 長男
ダフネ・バスケス (Katie Leclerc) 娘、ろう者
ベイ・ケニッシュ (Vanessa Marano) 娘
レジーナ・バスケス (Constance Marie) 母、プエルトリコ系
ジョン・ケニッシュ (D.W. Moffett) キャスリンの夫
キャスリン・ケニッシュ (Lea Thompson) ジョンの妻
アドリアナ・バスケス (Ivonne Coll) レジーナの母

デニース (Tammy Townsend) キャスリンの友人
メロディ・ブレッドソー (Marlee Matlin) エメットの母
ブルース (Jason Brooks) デニースの元夫
アマンダ・バーク (Meeghan Holaway) 原告側弁護士
アンジェロ・ソレント (Gilles Marini) ベイの父・10話初登場
シモーヌ・シンクレア (Maiara Walsh) 元ベイの親友

クレイグ・デビ (Sam Page) 新人弁護士
サラ・ラザー (Jackie Debatin) カンザスシティヘラルド記者
キャメロン・ブレッドソー (Anthony Natale) エメットの父
オリビア (T.L. Forsberg) キャメロンの彼女
メドロック (Brandon P Bell) バスケのコーチ
パトリック (Christopher Wiehl) ギャラリーオーナー
トラヴィス (Ryan Lane) ダフネの同級生、ジョンの店でバイト

ジェフ・レイクラフト (Justin Bruening) シェフ
--- (Andi Chapman)
スキューバ (Manish Dayal) 料理人
マシュー (Shaun Brown) 料理人、ダフネがぶつかる
--- (Jordana Capra) Government Lawyer
ムラヴェイ (Dominic Flores)
アレックス (Mat Vairo) ベイの新しい彼氏
--- (Jon Maher) Interpreter
--- (Tamara Zook) Manager
--- (Jay Brian Winnick) Officiant

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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