スイッチ〜運命のいたずら〜
Switched at Birth (シーズン2)

http://abcfamily.go.com/shows/switched-at-birth





Sep. 10, 2012
第14話 招かれざる客 The Intruder

脚本/Chad Fiveash、James Patrick Stoteraux
監督/Patrick R. Norris
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アンジェロの強制送還がほぼ決定する中で、レジーナはベイが
実の父親と離れる事に酷く悲しんでいる事を見て、アンジェロ
との結婚を決意し、その場で神父立ち会いの下、
二人だけの
結婚式
を挙げてしまう。

ベイは廃車場にいくと、程よい感じのバスを見つけ、今回は
このバスをキャンバスにして自分の絵を描こうと決める。
ベイはその下見のためにわざわざ鉄柵を乗り越えて、携帯カメラ
にバスの写真を撮っていく。
そんなベイの元にレジーナからメールで
至急家に戻るようにと
の知らせ
が入る。

ダフネとエメットは一緒に
映画祭"ホラーマラソン"のイベント
告知の雑誌を見ていた。場所は
セントルイスで行われるもの
で、ダフネは自分たちが製作した
"ろうゾンビ"を出展しようと
告げる。エメットはろうホラー部門があれば確実に賞が取れそう
な気がするなと皮肉を込めるが・・・そんなダフネの元にも
レジーナからメールで至急家に戻ってこいとの連絡を受ける。

ジョンはキャスリンの変わりに自宅で料理。シェリンプエトゥ
フェを作る。トビーはパソコンで父親・ジョンの持つMLBの
一シーズンに於ける
二塁打の最多本数は記録は何本だったのか?
と尋ねると71本だったという。現在インディアンスに所属する
捕手のエステバン・アルヴァウドがその記録に迫っているのだ
という。現在68本で残り試合は14試合。
そんな中、ダフネとベイは共に家に戻ってくる。
タイミングよくレジーナも現れると、みんなの前で、アンジェロ
がアメリカに残る為の書類が全て揃ったとし、これでアンジェロ
はこの国に残れる事を発表する。ただし担当検事からの話で、
結婚する事が条件だった事を語り、既に結婚してきた事を語る。
あくまでこれは形だけの関係であり、今までとは何も変わらない
事を強調
する。アドリアナはまるで理解出来ない行動だとして
レジーナの身勝手な行動を非難する。レジーナはベイの為にも
こうするしか無かった事を告げ、みんな同時にその事実を話すべき
だと思った事を語る。アンジェロはアパートに住む事になって
おり、
移民局で面接を受けるだけだという。アドリアナはお前
まで無謀な行動を取るとはと呆れる。ヘラルドだって同性愛の
女性と結婚して市民権をとった事を告げる。

しかし移民局の面接ではどんな事が質問されるのか。
ダフネはネットで調べるとして、協力する事を告げる。

一方ケニッシュ家では政府を欺しているとして、キャスリンは
子供達に偽装結婚が正しい事だと教えるのかとして難色を示す。
ベイの為だとしてジョンは妻に語る中、ジョンの携帯は妙な
アラーム音が鳴り続けていた。実はアルヴァラドがバッティング
の度にアラームがなる様にセットして有ったのである。
キャスリンはレジーナが男性を色々と変えて付き合っている状況
に呆れる。

トビーがベイに逢うと、レジーナに何を言って説得したのか?
と問う。ベイは答えを濁し、アンジェロのアパートを捜して
遊びに行く事を告げる。

トビーは学校でエイブリーから、
SLUTSCORE.COMにシモーヌが
ビッチな女性ランキングとして掲載されている
事を語る。
投稿を見ると尻軽シモーヌ、アバズレシモーヌと書かれている
のを目にする。トビーはそんな事をするなんて最低だとして、
エイブリーらを非難する。

エメットたちは来週が映画祭の映画応募締め切りだと知る。
映画そのものを提出するのではなく、2分間の映画プロモVTRの
提出が義務づけられていた。編集するには、ソースと編集ソフト
が有るケニッシュ家のパソコンで行うしか無く、そこで作業
するにはベイと鉢合わせする可能性もあるのでエメットとは
気まずい状況だった。ジョンたちはどうして二人が別れたのか
の原因を知らないという。ダフネは現在私のママがパパを救う
為に結婚をしたのでそれどころの騒ぎではないと語る。

ベイはレジーナに逢うとアンジェロを国内に留める為に協力して
くれた事にお礼を告げる。
ガラパゴスで無断で取ってきた
黒曜石をプレゼントするというベイ。本当は島から何かを持ち出す
のは禁止されているので内緒にしてというと、今の状況には
ピッタリのプレゼントだとレジーナは呟く。これからアンジェロ
と一緒にアパートを探しに行くというベイ。しかし今のアンジェ
ロの経済力を考えると、多くは望めないかも知れない事を告げる。

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■病院を訴えるネタは何処に消えた?

最近病院の取り違えの事件に関して、あんまり言及が無い気が
する。また弁護士のクレイグの出演・クレジットはこの先も
続いているので水面下で探っているという所なのか。

■アンジェロの為にリスクを犯すものたち

国内に滞在させる為に偽装結婚をしたレジーナ。
全てはベイの為だとするけど、本当の所はどうなのだろうか。
アドリアナはレジーナが中途半端な気持ちで居る事をつねて
いたし、パトリックは結婚なんて意味が無いと発言しつつも
いざレジーナが結婚をしてしまうと立ち去ってしまった。

映画「グリーンカード」で見たでしょという事で問題は
意外にも危うく、偽装結婚が発覚すれば禁固刑又は25万ドルの
罰金だという。キャスリンの原稿料で払っていったりする
のだろうか?

■ウソは離婚のはじまり

みんながウソをつき始めて本音を語らなくなってきた。
自己犠牲はコミュニティを構成する上では多少仕方が無いけれど
も、バスケス家の事情に対してケニッシュ家も嘘を付いて
いかねばならない状況はかなり辛そうだ。ただキャスリンに
取っては、次の本のネタになりそう。
最後にジョンがテレビ出演で作り笑顔を見せてくるとした際に、
嘘を付くのが多くなってきたとのセリフがとても印象的だった。

■家に居たくない人たち

ダフネもベイも家に居たくない事情が出来てしまった。
ダフネはベイの為にアンジェロをゲストハウスに住ませる事に
了承した為で、ベイはダフネの為にエメットが家に立ち入る事
を許可した為のもの。

ダフネはアルバイトのシフトを増やしてそれに対応するも、
なかなか上手い事行かずに空回り。
ベイもまたストリートアートに興じるも、自分のアートの
続きを勝手に書かれてしまい困惑する。

ただダフネにはジェフがフォローしてくれたし、ベイは冷静に
なってみるとザラというアーティストとの出会いが有った。

■ザラ役のTania Raymonde

ドラマLOSTでアレックス・ルソー役で出演。
コールドケースではシーズン6でフランキー役で登場する。

メデューサの絵が彼女の得意な図柄で、焼け落ちたペットショップ
から逃げ出す蛇の絵を描いた意味をベイは知りたがっていた。
蛇が自由を求めるために引火したとの事から、彼女自身が
何か自由を切望しているという感じに役柄なのか。この先暫く
登場するので期待してみよう。

■ジェフが優しい

ダフネが落ち込んでいると知って意外にも声を掛けてくれたの
はジェフだった。倉庫ではジェフと呼んでくれて良いと語って
いた。

大量に皿を割ってしまったダフネが家で問題を抱えていることを
知って、皿を割るならば家に帰ってから割れ的セリフがシャレ
ていて笑える所だった。

更に職場の中東系のスキューバというスタッフはダフネにとても
優しい姿が有った。

■シモーヌは断酒会に?

レジーナが訪れた断酒会・リーウッド支部定例会で、シモーヌ
の姿が有った。
トビーに振られてヤケになってしまっているのか。

■トビーが意外にも怒っている

ベイが語っていたけど、意外とトビーは浮気されても涼しい顔
をしていたのであんまり怒っていないように思えた。
しかしシモーヌが近づいたときには敬遠していたし、エメット
から触れられた際には、押し飛ばしていた。決して殴った訳
ではなかったんだけどね。

■使用された曲

Artist: Bronze Radio Return
Song: Shake, Shake, Shake
This song is heard when Bay takes a photo of the bus sans artwork.

Artist: Allie Moss
Song: Corner (Age of Rockets Remix)
This song is heard when Toby and Bay talk about Simone, websites and Emmett.

Artist: Toby Lightman
Song: Holding a Heart
This song is heard when Bay shows Toby her street art.

エメット・ブレッドソー (Sean Berdy) ろう者、ダフネの友人
トビー・ケニッシュ (Lucas Grabeel) 長男
ダフネ・バスケス (Katie Leclerc) 娘、ろう者
ベイ・ケニッシュ (Vanessa Marano) 娘
レジーナ・バスケス (Constance Marie) 母、プエルトリコ系
ジョン・ケニッシュ (D.W. Moffett) キャスリンの夫
キャスリン・ケニッシュ (Lea Thompson) ジョンの妻
アドリアナ・バスケス (Ivonne Coll) レジーナの母

デニース (Tammy Townsend) キャスリンの友人
メロディ・ブレッドソー (Marlee Matlin) エメットの母
ブルース (Jason Brooks) デニースの元夫
アマンダ・バーク (Meeghan Holaway) 原告側弁護士
アンジェロ・ソレント (Gilles Marini) ベイの父・10話初登場
シモーヌ・シンクレア (Maiara Walsh) 元ベイの親友

クレイグ・デビ (Sam Page) 新人弁護士
サラ・ラザー (Jackie Debatin) カンザスシティヘラルド記者
キャメロン・ブレッドソー (Anthony Natale) エメットの父
オリビア (T.L. Forsberg) キャメロンの彼女
メドロック (Brandon P Bell) バスケのコーチ
パトリック (Christopher Wiehl) ギャラリーオーナー
トラヴィス (Ryan Lane) ダフネの同級生、ジョンの店でバイト

ジェフ・レイクラフト (Justin Bruening) シェフ
スキューバ (Manish Dayal) 料理人
--- (Shashawnee Hall) Immigration Officer
ザラ (Tania Raymonde) ストーリーアーティスト
イボンヌ (Tamara 'Gingir' Curry) レストランのマネージャー
エイブリー (Bobby Edner) トビーの同級生、シモーヌをからかう
--- (Brian Gutierrez) Schoolmate
--- (Rachel Tan) Schoolmate
--- (Marianne Chambers) Leanne Crowley

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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