スイッチ〜運命のいたずら〜
Switched at Birth (シーズン2)

http://abcfamily.go.com/shows/switched-at-birth





Sep. 24, 2012
第16話 反抗と憧れ The Tree of Forgiveness

脚本/Ariel Rubin、Michael V. Ross
監督/David Paymer
--------------------------------------------------------
断酒会リーウッド支部定例会に出席したレジーナはシモーヌ
姿を目にする。ダフネはベイの為にもアンジェロとの同居を
するが我慢出来ないとしてそれを訴える。

アンジェロは室内の改装をする為にゲストハウスへとやって
くる。アンジェロはダフネの為に観葉植物をプレゼントする。
たまには一緒に過ごして話そうと告げるがダフネは言葉を
濁して部屋から出て行く。

カンザスシティバイクショーが週末開催されることになってい
た。スポンサーはジョンが経営する
ケニッシュカーウォッシュ
50台のバイクと美女がパパを取り囲むとトビーは語る。
一方ベイはジョンと一緒にいると、ジョンはつい
先日落書き
された場所に再度落書きされている
事を知る。前と同じ犯人だ
とすると、
ベイは前の絵とは全然違うとし、前回の絵画的な
絵と殴り文字の差が有るという。しかしジョンは全部落書きに
かわりないとし、許可無しに書けば犯罪だという。ベイは違い
が分からないという父にアートが何かを分かっていないとし
伝統的価値観を捨てればアートだと分かると呟くと、父もまたこんなの
がアートかとし、不法侵入であり、私有財産を破壊する行為だという。
これは私が働いて壁を手に入れたものであり、それを汚したの
だという。ベイは
これらを描く人は影の存在で有り、彼らが自分
の意思を表現する唯一の手段
だと告げる。"ここに居る見てくれ"
という訴えが分からないのか?とするが、バカバカしい話だとし
絶対に許さないと語る。

アンジェロの元にキャスリンが現れると話があると告げる。
貴方の荷物部屋に有った写真の中に女性とバスローブで朝食を
取るものが有ったが、あの人がブリツィアの事を紹介した
リアン・クローリー看護師でしょと語る。前に尋ねたときには
知らないと言ったのに酷いと訴える。アンジェロはレジーナに
知られたくなかった琴田年、リアンは仲介役を務めてくれた
だけだと語る。あの夜にブリツィアが働いていたという事を
教えてくれたのだと。

ベイはザラたちの元に行く。
自分が描いた絵の場所にあの絵を描いたのは貴方でしょ?と
問う。消された所に描くなんて意味が無いと訴える。
ザラはベイが乗っている車を見て、以前からこの車に絵を描き
たいと思っていたのだとし、空のイメージが浮かぶというと、
フロントにはシャークの絵を大きく描きたい事を告げる。

ジョンはキャスリンに先ほどベイと言い争いをしたことについて
話をする。ベイは芸術だと言い張っていたがあんなものは芸術
とは呼ばないとし、まるでモナリザにヒゲを描くようなものだ
という。スポンサーになったのはベイに頼まれたからだとするが、
ベイがバイクに興味が有る訳ではなくエメットと付き合っていた
からだと告げる。キャスリンは
10代の頃には関係無い事でも
親に当たり散らすもの
だとし、キャスリンは自分もベイの年の頃
には死刑制度を容認する父親に対してファシストだと語ったこと
が有ると告げる。

エメットはバイクショーに自分のバイクを展示する中で、
ダフネと共に入り口で許可登録を行う。そこにはロビン・スウィ
ラー
という人物も居てエメットの事を気にする。

キャスリンはゲームをしているトビーの元に行くと、最近
ウィルケが居なくなって音楽にも身が入っていないみたいだし
抜け殻のようだという。パパ主催のバイクショーにはステージ
やアンプがあるのだからギターの演奏をしたらどうか?とする
が、自分に全く興味のないバイカーの前で演奏をする事など
最悪だという。演奏するのであれば自分ですると。
キャスリンは
スランプに陥った時には敢えてそれに挑むのも
ベストだと告げる
が・・・

--------------------------------------------------------

■気持ちが伝わらないもどかしさ

今回はなかなか相手に気持ちが伝わらない辛い現場が至る場面
で描かれた。

メインはベイとジョン、そしてダフネとアンジェロだったのか
も知れないけど、どの人の流れも気持ちが伝わらないのは
辛い感じに見えたね。

■ベイ周りの流れ

ベイはストリートアーティストの気持ちを訴える。
ただそんな主張するのは良いけど、やはり犯罪だと思ってしまう
所は日本人の倫理感故のことなのだろうか。
正当に自分の存在を訴える方法というのは有るような気がするし、
これだと日本の暴走族と全く同じ。
今回はバイカーたちも登場するものが有ったけど、暴走族が
存在するっていうのも日本とか韓国などのアジアにばかり存在
しているのかな。

エメットとの絡みで、ベイは親とのことを彼に相談する。
チャンスを与えるべきこと。分かって欲しいのならばそれを伝える
べきことをエメットからアドバイスを受けた。
嫌われる事を恐れていたベイだけど告白していくことになる。


■ダフネ周りの流れ

今回はエメットとの絡みが多かったかな。
エメットとベイに挟まれてダフネとしてはなんともやりづらそう
だけどね。
今回はアンジェロがダフネに歩み寄って来るも、アンジェロから
逆ギレのような形で彼女に、"怒った目で俺を見ている、常に俺が
悪いモノ扱いで、ろうの娘を捨てた酷い男だ"と主張していたけど、
その通りですから!!って思わず突っ込みそうになった。

皮肉にもダフネが病院に通院しがちで看護師から注意をひく
コツを掴んでいて、それを使ってアンジェロを助けるというの
だからなんとも言えない。

アンジェロはレジーナに対しても、俺は何も言わず我慢している
みたいな事を言っていたけど、家を出て行った理由の中には
レジーナ側にも何ら明かされていない事が有るのかな。

■トビーとキャスリン

あんまり目立たないトビーだけど、親友と彼女を一度に失い
フォローされずに見過ごされているのがトビーなのかも。
キャスリンとしては家族から目を向けられない辛さという
のは味わっていると思うので上手い感じでフォローしたのかな
と思う所も有るし、普通はこういう状況でも親がお膳立て
せずに立ち直っていくものだと思うと、トビーはかなり恵まれ
ているとは思うね。

シモーヌが学校中から嫌われているとして飲酒に走っているの
も相当気の毒だけど、身から出た錆という感じもする。
シモーヌとレジーナがアル中繋がりが出来てしまったところが
一体どんな問題を生んでしまうのかが気になる。


■新たなキャラクターの登場

ニッキー

教会でトビーと出会いが有った。
ニッキーからジャムセッションを行うと言うことで良かったら
来ないかと誘われる。トビーは一度は断るが、ギターケースの中
にチラシが入っていて今後関わっていきそうだ。

ロビン

ジョンが主催した自作バイクコンテストでロビンはエメットの
事を目に付けた感じ。エメットとしてはベイの気持ちを待って
いる状況だけど、無理だと分かればロビンの方に傾いていく
のだろうか。ニッキーと同様にロビンもオデッサで土曜日の午後
6時から大会があるので招待したいと言われる。

ザラ

ストリートアーティスト。前回から登場した彼女だけど、
ベイがケニッシュ家の人間だという事を知ってちょっと白い目で
見ていた。恵まれているヤツがストリートで絵なんか描いている
んじゃねーって事なんでしょうか。ただケニッシュは育ての家族
でバスケスが遺伝学上の家族だとした事で一気に見る目が
変わった感じだった。なんて現金なヤツ何だか。


■使用された曲

・Hard Times Come Again No More

http://en.wikipedia.org/wiki/Hard_Times_Come_Again_No_More


Artist: Dar Williams
Song: Book of Love
This song is heard when Toby isn't receptive to Nikki and is still annoyed with Kathryn.

Artist: Donora
Song: Champion
This song is heard when Toby and Bay hang the bike expo sign.

Artist: Antietam
Song: Better Man
This song is heard when Bay and Zarra talk about John's wall and paint Bay's car.

Artist: Classic
Song: I'm a Problem
This song is heard when the police show up and Bay's cover is blown.

Artist: Ocha La Rocha
Song: Armadillah
This song is heard when John tries to make amends with Bay.

Artist: Il Travioso
Song: Lead Me Forward
This song is heard when Bay explains her moniker to Zarra. They're cool again.

Artist: Lea Thompson and Lucas Grabeel
Song: The Earth Stood Still and Hard Times Come Again No More
This song is heard when Nikki jams, Kathryn sings and Toby joins in.


■検索用キーワード

・バックナー精神!
・野菜のチョコレートケーキ イースト11番街 ビストロのパンオショコラ
・大蛇 クロスワード
・ノースカンザスシティ病院
・セントマーク教会 チャリティ
・映画「アダムスファミリー」 カズンイットのペイントをしたバイク
・クリスチャンクルーズ号でいくミシシッピー川下りツアー
・ニュードーン ギターフェイス トビー
・Tシャツを着ないのか? ケニッシュ家をアピールか?
・(物事を違う視点から見て欲しかった) -> (お前が分からなくなった)

エメット・ブレッドソー (Sean Berdy) ろう者、ダフネの友人
トビー・ケニッシュ (Lucas Grabeel) 長男
ダフネ・バスケス (Katie Leclerc) 娘、ろう者
ベイ・ケニッシュ (Vanessa Marano) 娘
レジーナ・バスケス (Constance Marie) 母、プエルトリコ系
ジョン・ケニッシュ (D.W. Moffett) キャスリンの夫
キャスリン・ケニッシュ (Lea Thompson) ジョンの妻
アドリアナ・バスケス (Ivonne Coll) レジーナの母

デニース (Tammy Townsend) キャスリンの友人
メロディ・ブレッドソー (Marlee Matlin) エメットの母
ブルース (Jason Brooks) デニースの元夫
アマンダ・バーク (Meeghan Holaway) 原告側弁護士
アンジェロ・ソレント (Gilles Marini) ベイの父・10話初登場
シモーヌ・シンクレア (Maiara Walsh) 元ベイの親友

クレイグ・デビ (Sam Page) 新人弁護士
サラ・ラザー (Jackie Debatin) カンザスシティヘラルド記者
キャメロン・ブレッドソー (Anthony Natale) エメットの父
オリビア (T.L. Forsberg) キャメロンの彼女
メドロック (Brandon P Bell) バスケのコーチ
パトリック (Christopher Wiehl) ギャラリーオーナー
トラヴィス (Ryan Lane) ダフネの同級生、ジョンの店でバイト

ジェフ・レイクラフト (Justin Bruening) シェフ
スキューバ (Manish Dayal) 料理人
ザラ (Tania Raymonde) ストーリーアーティスト
イボンヌ (Tamara 'Gingir' Curry) レストランのマネージャー
リアン・クローリー (Marianne Chambers) 25歳看護師

マウス (Mario Ardila Jr.) ストーリーアーティスト
エイトボール (Darrell Lake) ストーリーアーティスト
ビビアン (Alexandra Siegel) 厨房に仕入れする女性

ニッキー・パパガス (Cassi Thomson) 教会で歌う
--- (Ben C. Adams) Check In Guy
--- (Christopher DerGregorian) Policeman
ロビン・スウィラー (Ashley Fiolek) ろうのモトクロス選手
--- (Shirley Jordan) Nurse
"スーパージーザス" (Christopher Massey) 教会でのチャリティ司会
--- (Aristotle Dreher) Motorcycle Enthusiast

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system