スイッチ〜運命のいたずら〜
Switched at Birth (シーズン2)

http://abcfamily.go.com/shows/switched-at-birth





Oct. 15, 2012
第19話 裁かれる者たち The Trial

脚本/Bethany Rooney
監督/Joy Gregory、Becky Hartman Edwards
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赤ちゃんの取り違いの問題で小児科を訴えたジョンたちは
授乳アドバイザーのコリーン・バンデルノートから勤務超過の

証言を得るも彼女は、"悪魔"の存在を唱えている奇異な一面が
有る為証言として信憑性があるか疑問に感じる。
一方トビーはニッキーとバンド活動を再開させる為にエメット
に声を掛ける。ベイは喧嘩で捕まったザラを助ける為に保釈金
1200ドルを捻出するために父・ジョンの会社の金庫から金を
拝借。その過程でトラヴィスを巻き込んでしまう。
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ザラに何度も連絡を取るベイ。現在ザラは金をかき集めている
ところだとし、ホントにごめんと謝罪される。トラヴィスの元
にいくベイはとりあえず自分でかき集めて来た250ドルを渡す。
明日ジョンは銀行にあの金を入金するのだとし、金が減っている
と知ったら
俺が首になるとして、ベイに早く金をもってくる
様要求する。首になると困ると告げ、ベイは気持ちがわかると
しているが全然分かっていないとトラヴィスを告げる。

メロディとレジーナはジェフの件で会話していた。
ジェフとは真剣ではなかったので別に良いと告げる。しかし
振られたのには予想外だったという。
わざとサングラスを置き
忘れて電話してくるのを待っていた
とすると、古い手だとして
レジーナは笑う。20年ぶりに使ったけどダメだったとし、
メールで郵便受けに入れておくと言われたという。ダフネも
ジェフに熱を上げていたけど、彼は従順な女性が好みで、
ダフネも今頃熱が冷めている頃だろうという。

しかしその頃ダフネとジェフは一緒にデートし、夕食を食べて
いた。ジェフは
イナゴのチャプリネスを注文しているのを
見てダフネはゲテモノだとして嫌そうな顔をする。エビだって
海に住む虫だろうとし、ダフネは自分と違う考えに黙って従う
のがいやなんだろうと語る。一度食べてみろと言われ口にして
みる。私は偏見なんて持っていないと告げるが・・・

アンジェロは仕事から戻る。
レジーナがパトリックと逢っていないか邪魔しないように様子を
見ながら戻ってきたとするが、レジーナはパトリックとは別れた
事を告げる。アンジェロは依頼人の夫人と旦那に無理難題を
言われたので途中で戻って来たとの事だった。裁判の証言に
レジーナにも見に来て欲しいとするが、自分が証人にならない限り
は裁判所には行かないと語る。

ニッキーに対してトビーはエメットを紹介する。
ニッキーはろうのドラマーなんて冗談かと思っていたという。
エメットはニッキーが作った曲を手渡すと、これが"神様の歌"か
と皮肉るが、トビーは互いの皮肉を相手には伝えなかった。
試しに演奏すると三人は息のあった演奏をして互いに満足感を
得る


ダフネはジェフの家にやってくる。
ジェフは厨房で音楽をかけないことについて言及すると、職場
では集中しているのだという。デザートを食べていかないか?
と告げ家に誘う。

一方ニッキーにはあまりに上手くセッション出来た事を喜ぶ。
明日も練習するか?というと、ニッキーは明日は
ルーシーズ
フローズンヨーグルト店でアルバイトがあるのだという。
ニッキーは新たにバンドの結成を祝して三人で写真を撮ろうと
告げる。最高で最強のバンドだという。
ニッキーが出ていった後、エメットはトビーに俺がホントに
必要か?と尋ね、まるでバンドは二人の世界だった事を指摘する。
しかしトビーはニッキーにはジェドという彼氏が居るのだと告げる。

ダフネはチーズとイチジクのデザートを食べる中、ジェフが
ブルーノという料理人から指導を受けていた事を知る。
ノルマン
ディ
の彼の店で修行していた事を告げると、フランスで料理修行
するなんて私の夢だというダフネ。ジェフは興味が有るならば
いつでも推薦するという。しかしダフネは手が綺麗すぎると
して手は料理人としての履歴書みたいなものだと語り、ジェフ
は今まで料理を作る際にケガした傷跡を見せる。手を握り逢うと
自然にキスに発展するが、ダフネは先ほどのバッタ料理が当たり
気分が悪くなって二階のトイレに駆け込む。
そんな中、メロディがやってきてサングラスを取りに来たという。
メロディは部屋の中に通されると、ダフネのバッグが有る事に
気がつく。外の車を見ると、ダフネの学校のジャケットが有る
事に気がつき二人が付き合っている事を知る。

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■ベイ周りの話

相変わらずアイデンティティの問題で揺れている彼女。
ザラはベイにとって本来あるべき姿だったのではないかと
感じる部分が有り、共感を持っている感じ。
ラテン系でレジーナとアンジェロの元で成長していれば
アンジェロは出て行き、シングルマザーのレジーナの元で
このような生活をしてきたのではないかと。

トビーはポーカー賭博や答案用紙の盗難をしたにもかかわらず
理解された事に対して、ベイはそれを引き合いに出して、
自分の事は認めてくれないのかと訴えるシーンが有った。
トビーの流れを上手い事引き合いにだした感じだけど、やはり
金の件でしっかりとしていないザラとの付き合いは、考えさせ
られるものがあるな。
あれだけ嫌っていたシモーヌから金を借りなければならない
状況が有り、人から許される事の難しさというものを感じて
いく。まぁこれで一つ成長したのではないかという感じもする
ね。

また今回の絡みの中でダフネは性体験有り、ベイはまだ未体験
だとする事で、意外な構図が有った。

■ダフネ周りのエピソード

相変わらずシェフ・ジェフとの付き合いは絶好調だが、
体調は不調と思わず韻を踏んでみたくなる。
イナゴ料理を食べただけで逆流してくるっていうのが有る
意味凄いけど、ダフネって菜食主義を唱えていたのに、イナゴ
は食べて良いものなのか?

ジェフはメロディにばれた事をきっかけにダフネとの付き合い
を辞めようとする。一緒にいるときには楽しいけど、一人に
戻ったときには、未成年者との付き合いに自己嫌悪に陥ると
のこと。まぁ分かるけど、高校卒業まで付き合いを待てば
良いことではないのかと。

レジーナならば二人が付き合っている事になんと言うだろうか?
なんとなく許してくれそうな気もするけどね。

裁判の流れで、アンジェロが語ったレジーナへの後悔の気持ち
を聞いて、ダフネとしても大事な人との大事な時間を逃して
後悔したくないと結んでいく辺りは上手く出来ているね。

■キャスリンとレジーナ

今回はなんと言っても久しぶりに病院の裁判の流れが前進
する話だった。
コリーン・バンデルノートが悪魔だなんだと語っていること
の中には、バーコードで新生児を管理する事への違和感と
ベイとダフネの取り違えの前にもステファニーという子供
の取り違えの事実が発覚したことで、奇異な主張をする
きっかけとなってしまったのだろうか?
悪魔の年代記のblogの件を指摘された際にはもう駄目かと
思ったけど、上手い事逃げ道は作ってあるね。
というかこれまでの流れの中でもよく、他にも取り違えが
有った事がバレなかったな。

ただ今回取り違えたとするリンダ・キャルグローブは取り違え
に際して9日間で気がついたと語っていた。
キャスリンとしては何年間も気がつかなかったことでまた
しても母親としての資質にショックを受けてしまう所なのか
も。

■トビーとニッキーとエメット

バンドのメンバーとして出発しようとしていた矢先に、
ニッキーの彼氏・ジェドは三人で写っている写真を目にして、
組まないで欲しい事を訴え、ニッキーも誤解されるのは
困るとしてバンドの件は不意になりそうになる。
しかしトビーとしては恋人を寝取られることの辛さを知って
いるので決してそのような事はしない事を告げていた。
またエメットもバンド活動が久しぶりに乗り気になれる
ものだと感じて是非とも活動していきたい事を主張する。

■使用された曲

Artist: Jenny Owen Youngs
Song: Here Is A Heart
This song is heard when Zarra is missing, Bay reconnects with Emmett, and Kathryn consoles Daphne.

Artist: Sherry St. Germain
Song: Gonna Getchya
This song is heard when Bay decides to go to Mexico with Zarra.

Artist: Halestorm
Song: Freak Like Me
This song is heard when John and Emmett go to find Bay.

Artist: Michael Logen
Song: Breaking Your Own Heart
This song is heard when Daphne cries over Chef.

Artist: Kyler England
Song: Battle Cry
This song is heard when Daphne and Bay have an epiphany about life.


■検索用キーワード


エメット・ブレッドソー (Sean Berdy) ろう者、ダフネの友人
トビー・ケニッシュ (Lucas Grabeel) 長男
ダフネ・バスケス (Katie Leclerc) 娘、ろう者
ベイ・ケニッシュ (Vanessa Marano) 娘
レジーナ・バスケス (Constance Marie) 母、プエルトリコ系
ジョン・ケニッシュ (D.W. Moffett) キャスリンの夫
キャスリン・ケニッシュ (Lea Thompson) ジョンの妻
アドリアナ・バスケス (Ivonne Coll) レジーナの母

メロディ・ブレッドソー (Marlee Matlin) エメットの母
アンジェロ・ソレント (Gilles Marini) ベイの父・10話初登場
シモーヌ・シンクレア (Maiara Walsh) 元ベイの親友
クレイグ・デビ (Sam Page) 新人弁護士
パトリック (Christopher Wiehl) ギャラリーオーナー
トラヴィス (Ryan Lane) ダフネの同級生、ジョンの店でバイト

ジェフ・レイクラフト (Justin Bruening) シェフ
ザラ (Tania Raymonde) ストーリーアーティスト
リアン・クローリー (Marianne Chambers) 25歳看護師
マウス (Mario Ardila Jr.) ストーリーアーティスト
エイトボール (Darrell Lake) ストーリーアーティスト

ニッキー・パパガス (Cassi Thomson) 教会で歌う
エド・カルストン (Phil Abrams) 病院側弁護士
--- (Jim Holmes) Angelo Lawyer
リンダ・キャルグローブ (Lise Simms)
コリーン・バンデルノート (Dee Wallace) 新生児室・授乳アドバイザー
--- (Charles Emmett) Judge
--- (Jack Jason) Interpreter
ベッカ (Erin Cipolletti)
ラナ (Annie Ilonzeh) 妊婦

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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