セックス・アンド・ザ・シティ
Sex and the City (SATC)

出演/サラ・ジェシカ・パーカー、シンシア・ニクソン
クリスティン・デービス、キム・キャトラル

http://www.paramount.jp/satc
http://www.wowow.co.jp/drama/satc_all/


第1-5話 女の魅力こそが武器
The Power of Female Sex

脚本/Jenji Kohan 監督/Susan Seidelman

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N.Yで一番パワーの有る女は、レストラン"バルザック"のウェイ
トレス。この日キャリーはサマンサと共にバルザックを訪れる
が、45分待っても席が回ってこなかった。サマンサは文句を
言いに行くが全く優先してもらえず、結局食事も取らずに出る
事になる。
サマンサは仕事場へ。キャリーは靴屋を覗くと気に入った靴が
見つかり即購入。しかしクレジットカードが使えず諦めていた
ところで、年に数回しか合わない友人のアマリータと出会う。
彼女はとても金持ちの彼氏・カルロを引き連れていたので、
アマリータが払うという。キャリーは断るが、クリスマスも
誕生日もプレゼントしなかったので、是非買わせて欲しいと
押し切られて買ってもらうことになる。そして今度とても格好
良い彼氏を紹介すると告げる。
キャリーは家に帰ると請求書の山。アマリータが羨ましいとい
う彼女。アマリータは金持ちの男とブランドの服、ゴージャス
なリゾートで彩られている。女性の魅力を武器にして手に入れ
たもの。限りなくプロに近い女性と本当のプロの違いは何なの
か。女は権力を持つためにどんな手段を使っても許されるもの
なのか。
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キャリーの場合。
今回はジルという建築家との出会い。
キャリーはお金がないというと、一晩を共にした朝に
置き手紙と共に1000ドルを置いていった彼。
女性の武器を使った結果、楽をして金を手にしてしまった彼女。
二人で楽しんだはずなのに、女性ばかりが男性から施しを受け
る現実。一晩だけの関係の男性なのにお金を置いて行かれたら
それこそ娼婦と同じ事ということで、ちょっと微妙な話では
有るが、プライドの問題でもあるなという感じの話だった。

サマンサの場合。
バルザックのウェイトレスに無視され激怒する彼女。
男は与えるモノで、女はもらうものだという彼女は、キャリー
に1000ドルは有り難く受け取れば良いとする派。

シャーロットの場合。
ネビル・モーガンという画家が彼女が働くギャラリーにやって
くる。彼の絵を置ければギャラリーとしてもこれ程嬉しいこと
はない。しかし女性の武器を使ってそれを獲得すべきなのか。
結果的に断れず、裸のモデルになってしまう。
しかも裸体は局部ばかりを照らしたもの。最後にシャーロット
の絵はどれ?という辺りがなんともエロチックだった。

ミランダの場合。
結構この頃のミランダは硬派だったなぁと。
サマンサとは対極的な関係にあり、サマンサが男は与えるモノ
で、女はもらうものだと主張した途端、凄い形相で否定した。
この頃はスキッパーと付き合っていたんだね。
スキッパーが朝、キャリーの家に相談に行っていたけど、
ちょっと不気味だった。

キャリィ・ブラッドショウ (Sarah Jessica Parker)
サマンサ・ジョーンズ (Kim Cattrall)
シャーロット・ヨーク (Kristin Davis)
ミランダ・ホッグス (Cynthia Nixon)

Mr.ビッグ (Chris Noth) ドナルド・トランプ 金持ち
スタンフォード・ブラッチ (Willie Garson) ゲイ?
スキッパー・ジョンストン (Ben Weber) webデザイナー
スティーブ・ブラディ (David Eigenberg) ミランダの彼

マリオ (Jordi Caballero) アマリータの連れ
アマリータ (Carole Davis) キャリーの友達
ジル (Ed Fry) キャリーと一晩を共に
ネビル・モーガン (Charles Keating) 画家
ゲルトルード・モーガン (Phyllis Somerville) ネビルの妻
--- (Kenneth Brown) ウェイター

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