セックス・アンド・ザ・シティ
Sex and the City (SATC)

出演/サラ・ジェシカ・パーカー、シンシア・ニクソン
クリスティン・デービス、キム・キャトラル

http://www.paramount.jp/satc
http://www.wowow.co.jp/drama/satc_all/


第11話 女と男の別れのルール
Take Me Out To The Ballgame

脚本/Michael Patrick King 監督/Allen Coulter

マッハンタンは小さなエリアゆえに、ハートを壊された昔の
男と偶然会う確率は高い。ビッグと別れた後、ある通り、
あるロケーション、ある時間帯を避けるようになるキャリー。
まるでN.Yのあちこちに地雷が埋め込まれて居るみたいだと。
落ち込むキャリーの元にサマンサとシャーロットがやってくる。
励ましに来ると同時に出掛けようとして彼女を誘う。
サマンサはすぐにでもまた新しい恋愛ゲームを始めるべきだと
いうが、シャーロットは無理に忘れようとはせず、とことん
落ち込むべきだとアドバイスする。
出掛ける先は野球場のヤンキース球場だった。
ミランダは熱狂的なヤンキースファン。途中でサマンサを
拾いみんなで飲みながら盛り上がる。そして新人の選手が
出てくると同時にミランダは彼に特別な熱視線を送る。
偶然にファウルボールが飛び込んできてそれを手にしたのは
キャリーだった。取材を名目に関係者しか入れない選手達の
通用口で彼の事を出待ち。サインをもらうふりをしてキャリー
は選手・ジョーの事をデートに誘う。

TV東京の特別編成ゆえに、早くもシーズン2に突入。
まだシーズン1のエピソードを全て消化したわけではないん
だけどね。まぁエピソードとしては繋がり有るように上手く
繋げていたので全く問題はないか。

今回はビッグと別れたキャリーは立ち直る為にどうすべきかで
悩み倒す話しだった。

キャリーは新しい恋のゲームを始めようとしてヤンキースの
選手を誘う。ただこれは新しい恋を始めようという意図よりも
ビッグへの仕返しであるのかも知れない。ヤンキースの選手と
新聞を賑わすことで、自分は今幸せを満喫して居るんだと
ビッグに見せびらかしたいのだろうね。
それに使われたヤンキースの選手ジョーが一番可愛そうなエピ
ソードだった。

シャーロットは新しい彼・ポールが出来た。
ただこの人には変な癖があり、人前でもやたらと股間に触れる
という。みんなに相談すると伸びきっているのではないかとの
事。シャーロットが取った策は、ボクサーパンツからブリーフ
にしてその癖を直させようとするもの。しかしHもしていない
彼女から下着をプレゼントされた事で激怒する彼氏。何が
カンに触れたのだろうかイマイチよく分からなかった。

サマンサは未だにジェームズと付き合っている。
自分が彼を調教しようと試みるが、それでも小さい事実は
変えられず。9回裏にピンチヒッターを送るという表現が
面白かった。結局バイブの力を借りようとしたらしい。

ミランダは今回、他の人とは一線を画していたかな。
日曜日の朝のみんなとのガールズトークに於いて、タマの話し
も小さい話しも、男の話も嫌で一人で出て行ってしまう。
キャリーには強気な事を言っていたがいざ自分も同じ事が
訪れたときにハートが砕けてしまったこと。キャリーに自分が
目をつけていた選手を奪われてしまったことで、自暴自棄に
なっていたのかもしれないね。

結局、結論としては男との別れから立ち直るに、女友達無しでは
この試練を乗り越えるのは無理という事。全ての毒をはき出す
必要が有ると言うことか。

キャリィ・ブラッドショウ (Sarah Jessica Parker)
サマンサ・ジョーンズ (Kim Cattrall)
シャーロット・ヨーク (Kristin Davis)
ミランダ・ホッグス (Cynthia Nixon)

Mr.ビッグ (Chris Noth) ドナルド・トランプ 金持ち
スタンフォード・ブラッチ (Willie Garson) ゲイ?
スキッパー・ジョンストン (Ben Weber) webデザイナー

ジェームズ (James Goodwin) サマンサの彼
ポール・エリックソン (Rob Bogue) シャーロットの彼
ジョー・スターク (Mark Devine) ヤンキース選手。キャリー

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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