セックス・アンド・ザ・シティ Sex and the City (SATC) 出演／サラ・ジェシカ・パーカー、シンシア・ニクソン クリスティン・デービス、キム・キャトラル http://www.paramount.jp/satc http://www.wowow.co.jp/drama/satc_all/

第15話 恋愛で人生を取り戻す! Four Women and A Funeral

脚本／Jenny Bicks 監督／Allen Coulter

朝の日差しの中、黒いドレスを着ている理由には2つ有る。
1つはパーティからの朝帰り。もう一つは俗世間というパーティ
から抜け出した人。
この日キャリーはハビエルという有名デザイナーの葬式に出る
為黒いドレスで着飾る。一緒に参列するためにサマンサがやっ
てくるが葬式とは似つかない派手なドレスを着てくる。ハビエル
がデザインしたというドレス。シャーロットもまたやってくる
が、いざ参列してみて浮いていたのは、キャリーとシャーロット
だった。まるで葬式の会場はファッションショーさながらの
ハビエルがデザインした新作の服をきた女性で溢れかえっていた。
ハビエルの"ブサイク"な妹が彼の後継者となり仕事を継ぐ。
妹は兄が麻薬で命を落としたのを知り、ハビエルハウスの
創設を行うという。その為の資金集めにサマンサは積極的に
参加しようと考える。ハビエルの顧客リストを手にする事が
目的であり、各界の有力者とコンタクトを取れることに期待
していた。シャーロットはサマンサから借りた帽子が風に
飛ばされたために拾いに行く。すると墓参りに来ていた紳士風
の男性・ネッドと出会う。死んだ妻を相手にしたら絶対に
勝てないとサマンサから忠告を受けるが、ディープな経験を
した人は人の痛みにも敏感であるというシャーロットは恋愛
意欲満々。一方その頃ミランダは新しい新居を探し、ついに
見つけた家を購入する事を考えていた。

キャリーの場合。
今回はビッグと寄りを戻す話し。
人が亡くなった事で人生の切なさを感じたのだろうか。
自分はまだやっていないことが沢山あると考えた彼女は、
半年間凍結していたビッグとの関係が復活。
色々と躊躇するものも有ったが、結局最後はまた関係を持つ。

サマンサの場合。
ハビエルの顧客リストを頼りに寄付集めに奔走。
リックという経営者と出会う。相変わらず恋愛に発展する
過程が省略されていて軽い感じがサマンサらしい。
しかしリックの妻・サンディに見つかると、途端に社交界の
有力者はマンハッタンの店中に圧力を掛け、サマンサの居場所
を失ってしまう。最後に出会った救世主・JFKジュニアの存在
が気になるところだが、大物を怒らせると恐いね。

シャーロットの場合。
墓場で出会った男性は妻を亡くして独り身の男性・ネッド。
彼女がこの悲劇から立ち直らせようとするも、他にも立ち直ら
せようとする女性の多いこと。ネッドは何故こうも女性を
蔓延らせているのか全く意味不明。悲しみにつけ込んで女性
を誑かす悪い奴なのか。

ミランダの場合。
今回は主役は彼女だと思う。
殆ど他の三人と絡むことはなかったが、一番面白いエピソード
だった。今回のミランダは家を購入する。しかし出会った隣人
から前に住んでいた住民は独り身であり、亡くなってから暫く
経って見つかったという。その時猫に顔を半分かじられて発見
されたというのがなんとも生々しいが、一人ご飯を食べていた
時に喉にご飯を詰まらせた事から大変な事態に陥る。
彼女が絶望してパニックを引き起こすときの冷静な分析。
キャリーが電話にすぐに出ないことや、シャーロットが墓で
男性と出会う事を皮肉るところが凄いね。
結局恐怖に打ち勝ったという所がミランダらしい強さ。

キャリィ・ブラッドショウ (Sarah Jessica Parker)
サマンサ・ジョーンズ (Kim Cattrall)
シャーロット・ヨーク (Kristin Davis)
ミランダ・ホッグス (Cynthia Nixon)

Mr.ビッグ (Chris Noth) ドナルド・トランプ 金持ち
スタンフォード・ブラッチ (Willie Garson) ゲイ?
スキッパー・ジョンストン (Ben Weber) webデザイナー

ネッド (Kurt Deutsch) シャーロットが出会う
リチャード・クランウェル (Michael De Vries) リック
サンディ・クランウェル (Felicity LaFortune) リックの妻
シッピー・シプマン (Ellen Tobie) 社交界の大物
ジョセフィーナ (Shannon Williams) ハビエルの妹
ハビエル (Coati Mundi)

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