セックス・アンド・ザ・シティ
Sex and the City (SATC)

出演/サラ・ジェシカ・パーカー、シンシア・ニクソン
クリスティン・デービス、キム・キャトラル

http://www.paramount.jp/satc
http://www.wowow.co.jp/drama/satc_all/


第23話 カケヒキは恋の必勝法?
Games People Play

脚本/Jenny Bicks 監督/Michael Spiller

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たまには"空き家"になるのも良いとビックと別れたキャリー。
独り身ならば、洗濯が出来る、趣味の悪い音楽が聴ける。
友達と付き合う時間がたっぷりと持てる。
キャリーは友達と会う毎にビックの悪口を言った。
私みたいないい女は今後決して現れない。あんな自己中の男
誰も好きになりはしない。別れて幸せだと強がるキャリー。
友達にぶちまけるのは別れのプロセスの一つだわと語るが、
友達は一斉にもうビックの話は聞きたくないと直訴。ここまで
来るとセラピーが必要ねという。第3者に客観的に見てもらう事
も時には大切だと諭される。セラピーは癖になりそうで嫌だと
はキャリー。
シャーロットの両親は、心の問題は体を動かせば良いと思って
いるという。
キャリーはスタンフォードに相談すると彼は信じられないと
言った表情を見せる。N.YではケーブルTVよりもセラピーが人気
なのに。私など3人もセラピストが付いているというスタン。
キャリーは仕方なく評判のセラピスト、Dr.Gの元を訪ねる。
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キャリーの場合。
ビックと別れた後の彼女の様子を描いた。
男女の恋愛はチェスと同じで、あらゆる戦略を駆使して自分が
勝つまで相手を追い込むものなのか。誠実な恋愛など死語に
なっているのか迷走することになる。
キャリーの相手役(セス)で、何故かジョン・ボン・ジョヴィ。
セスとはセラピーに通う過程で出会う。もう駆け引きが嫌だと
いう彼女は速攻で好きだと言ってしまう。相変わらず恋愛に
対する軽さがあるよね。セラピストから男を見る目が無いので
はないかと指摘された事が、セスにも当てはまってしまうとこ
ろが悲しい。

サマンサの場合。
バスケット好きの男性・ドンと出会う。
バスケットで彼が応援しているチームが勝利しないとHは
お預けだとして、彼女も真剣にそのチームを応援することに
なる。シーズンが終わりこれでHし放題だと思った次の瞬間には
彼は野球を見始めるというオチ。アメリカ人のスポーツを見る
目は凄いからね。

シャーロットの場合。
今回問題を提起したのが彼女。恋愛は駆け引きではなく成熟
したコミュニケーションだというミランダに対して、彼女は
男と付き合うには駆け引きも必要だと主張。駆け引きすると
自分の立場が掴めるし、状況をコントロール出来るのだという。
今はハーフタイムの時ではという言葉は、今後キャリーがまた
ビックと寄りを戻すことを示唆しているのか。

ミランダの場合。
家に住む向かいの男と出会う。出会うと言ってもいつも窓越
しに互いに挑発し合う関係。ある時町のスーパーマーケット
内で出会うも彼はミランダを目的にしているのではなく、
その上に住んでいる男性をターゲットにしていると知って、
悲しい結末が用意されている。これでまたセラピーに通うことに
なったとするオチがかなり笑えた。ミランダの胸も見られる
美味しい回だ。

キャリィ・ブラッドショウ (Sarah Jessica Parker)
サマンサ・ジョーンズ (Kim Cattrall)
シャーロット・ヨーク (Kristin Davis)
ミランダ・ホッグス (Cynthia Nixon)

Mr.ビッグ (Chris Noth) ドナルド・トランプ 金持ち
スタンフォード・ブラッチ (Willie Garson) ゲイ?
スキッパー・ジョンストン (Ben Weber) webデザイナー

セス (Jon Bon Jovi) キャリーが出会う
ドン (John Dossett) サマンサが出会う
Dr.G (Anne Lange) セラピスト。エレン・グリンフィールド


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